
岡山県・赤磐市
~絶景と美味!楽しき里暮らしSP~

最初の舞台は、岡山県赤磐市。築150年の古民家を改装しカフェを始めた森井由紀子さん(67歳)と夫の正彦さん(68歳)が主人公です。
由紀子さんは岡山県出身。生命保険会社で働いていた23歳の時、高校の1年先輩で銀行員の正彦さんと結婚し、2人の子供が生れました。正彦さんの仕事柄、ずっと市街地で暮らしていましたが「いつかは、のんびりとした場所で暮らしたい」と考えるように。そんなある日、インターネットで見つけた赤磐市是里の古民家に一目ぼれし購入。2006年10月に夫婦で移住しました。
是里は標高300メートルの高台に位置する自然豊かな場所。高齢化の進む地域ですが、住民が支え合い地域を盛り上げようとしています。移住から14年、「是里の良さを伝えたい、もっと沢山の人に訪れて欲しい」と由紀子さんが一念発起し、2020年2月に『古民家カフェ是里』をオープンしました。自然豊かな里で第二の人生を謳歌する由紀子さんと正彦さんの暮らしぶりと、支えあう地元住民との温かな交流を紹介します。


カフェは火曜、水曜が営業日。季節に合わせた地元野菜を使う1日10食限定のランチが大人気です。営業中は由紀子さんが配膳・接客をしているので、正彦さんは食器洗いや盛り付けなどを手伝っています。


カフェの近くには地元住民が手作りした展望台があり、そこからの山々の風景を一目見ようと訪れるお客さんもいます。特に早朝は絶景の雲海が望めるので由紀子さんお気に入りの場所です。
岩手県・遠野市
~絶景と美味!楽しき里暮らしSP~

2組目の舞台は岩手県遠野市。2018年9月に紹介した農家民宿『Agriturismo(アグリツーリズモ)大森家』を営む大森友子さん(60歳)と夫の俊一さん(59歳)が主人公です。遠野市出身の友子さんは大学卒業後、小学校の養護教諭をしていました。28歳の時に釜石市役所で働いていた俊一さんと結婚。2人の子どもが生まれ遠野市内にマイホームを建て、仕事と子育てを両立しながら頑張っていました。友子さんに転機が訪れたのは48歳の時、健診で癌が見つかったのです。幸い手術は成功したものの自宅療養を始めた4カ月後、東日本大震災で被災。被害の大きさに一時心が沈んだ友子さんでしたが、与えられた人生を故郷・遠野のために使おうと決め、2015年7月農家民宿『Agriturismo 大森家』をオープンしました。癌、震災を夫婦で乗り越え、故郷を盛り上げようと奮闘する大森さん夫婦の今を紹介します。



放送から4年、錦秋の遠野市ではご夫婦が冬支度に追われていました。俊一さんは稲刈りに汗を流し、友子さんは市内を一望できる展望台を仲間たちと清掃。この時期、展望台は雲海が見られる絶景スポットで、友子さんは民宿のお客さんを日の出時間に案内し、モーニングコーヒーを提供します。


民宿では腕によりをかけた季節ならではの郷土料理も満喫してもらいます。この日は、農業体験で収穫した里芋をイカと一緒に煮物にしました。また、母・惠子さんがお客さんと一緒に岩手の郷土料理「ひっつみ」を作ってくれました。




古民家カフェ是里
由紀子さんお手製の地元野菜を使ったランチが味わえます。
野菜の販売も行っております。
詳しくはホームページをご覧ください。
電話:090-1012-0117
営業日時:火・水曜 午前11時~午後3時
是里御膳(コーヒー・ケーキ付き) 2,000円
※1日10食限定、完全予約制



農家民宿「Agriturismo(アグリツーリズモ)大森家」
季節に合わせた郷土料理と春から秋にかけては農業体験が楽しめます。
詳しくはホームページをご覧ください。
電話:0198-62-0304
料金:1泊2食付き
1名 大人(中学生以上) 9,500円
2名 大人 8,500円
3名以上 大人 7,500円
※各人数とも同伴の子供 4,500円