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2020年6月27日水無月の四

もう一度会いたい 楽園の主人公
長野・伊那市 & 山梨・山梨市
~ 小さな懐かし商店街
& ひとり暮らしの果樹栽培 ~

かつての放送を再構成して、“もう一度会いたい楽園の主人公”2組を紹介します。1組目の舞台は、中央・南アルプスに囲まれた長野県伊那市。バラの庭が広がる雑貨店を営み、地元商店街をミニチュアで再現している小平和夫さん(63歳)と妻の伸子さん(68歳)が主人公です。
定年後、「モノ作りが好き」という夫婦の趣味を生かして暮らしたいと、自宅近くに小さな家を建てます。そこでアンティーク雑貨や夫婦の手作り小物を置いた雑貨店『グリーンゲイブルズ』を2012年8月にオープン。和夫さんは、商店街の看板建築に惹かれ、店舗をミニチュアで作り続けています。伸子さんも、庭のバラを手入れしながら増やし美しい庭園にしています。
放送から3年後の現在も、庭のバラやミニチュアの店舗は増え続け、お2人は“モノ作り”を満喫する生活を楽しんでいます。
(※2017年7月1日放送分を再構成したものです)

伸子さんからの提案を受け、大好きな商店街をミニチュアで残そうと、和夫さんは2年半前から「通り町商店街」のミニチュア作りを始めました。
実際に商店街に行き、写真を撮り、パソコンで補正してトレース。そして、通り町1丁目のミニチュア作りは、最後のお店となる「一富士精肉店」が完成しました。

日曜日、ご近所の皆さんをお招きし、雑貨店『グリーンゲイブルズ』の庭に咲くバラの観賞会です。ご夫婦が8年をかけた庭造り。90種類に増えたバラに「素敵」「いい匂いがする」と、皆さん自然と笑顔になりました。その様子を見て、ご夫婦も嬉しそう。恒例行事になりそうです!

放送から3年。小平さんご夫婦からビデオメッセージが届きました!庭のバラも114種類に増えたと伸子さん。和夫さんのミニチュアも70軒から今では130軒ほどに!「通り町商店街」はどんどん増えているそうです。


2組目の舞台は、山梨県山梨市牧丘町。この地に単身移住しリンゴの仲間、ジューンベリーの栽培を始めた上杉三郎さん(68歳)が主人公です。
林業試験場の研究員として働き、茨城県つくば市の公務員住宅で暮らしていた三郎さん。退職後は山の中で暮らしたいと思うようになり、2000年に見つけた牧丘町の元養蚕農家の古民家に一目惚れ。2007年、定年退職を機に単身移住を決めました。
巨峰や桃の栽培が盛んな地域で、あえて誰も栽培していなかったジューンベリーの木を200本植えた三郎さん。収穫の時期になると、妻のかおるさんや家族が勢揃いし、三郎さんを手伝うのが毎年の恒例行事になっています。
放送から4年、「今年は害虫被害で収穫が心配」という三郎さん。かおるさんも、月に一度は訪ねてきます。移住して13年、今も田舎暮らしを満喫しています。
(※2016年7月16日放送分を再構成したものです)

以前は養蚕農家だった古民家で晴耕雨読の生活をしている三郎さん。晴れた日は畑でジューンベリーを育て、雨の日は読書三昧。朝は薪でお風呂を沸かし、畑仕事の後に汗を流します。手間がかかるのも楽しいと、土鍋でご飯を炊く日々。贅沢な時間を過ごしている三郎さんです。

収穫の最盛期。三郎さんの元に頼もしい助っ人がやってきました!
つくば市に暮らす妻のかおるさんや、家族の皆さんです。毎年この時期に、家族でジューンベリーを収穫するのが恒例行事。収穫が終われば、みんなでお疲れ様会。畑でとれた野菜などを使ってBBQ!たくさん頂きましょう!そして収穫したジューンベリーは、砂糖などの量を調整してすべてジャムにします。

放送から4年。まもなくジューンベリーの収穫期を迎える三郎さんを訪ねました。今年のジューンベリーは「害虫被害で収穫が心配」とのこと。そんな三郎さんを気づかい、かおるさんがつくば市から来てくれました。今もこの暮らしに「満足している!」と話す三郎さん。それを聞いて安心しました!

楽園通信

アンティークとハンドメイドの店 グリーンゲイブルズ

小平さんご夫婦が営む『グリーンゲイブルズ』。
2階には、和夫さんの力作「通り町商店街」のミニチュアの街並みも
展示しています。

電話番号:0265-98-8640
定休日:不定休

エプロン:3,500円~
魔女のオーナメント:3,000円~
※商店街のミニチュアは非売品