
もう一度会いたい 楽園の主人公
宮崎・串間市 & 山形・尾花沢市
~ 夢叶える ふれあい牧場
& 家族でもてなす笑顔のお店 ~

かつての放送を再構成して、“もう一度会いたい楽園の主人公”2組を紹介します。1組目は、宮崎県串間市で暮らす鬼塚修二さん(61歳)と妻のたみ子さん(60歳)が主人公です。愛知県の工場に勤めていたお2人は定年退職後に故郷の串間市に帰郷し、親族が営むイチゴ農園の敷地内でヤギ、馬、ミニブタ、鶏、ウサギを飼い始めました。そのうち、イチゴ狩りに訪れたお客さんが、動物を見に立ち寄るようになったことがきっかけで、動物たちと触れあえる『串間ゆめ牧場』を開きました。牧場には、馬の“ユラ”を筆頭に、ミニブタ2匹、ヤギが3匹、ニワトリ約60羽に合鴨2羽、そしてウサギが4羽います。動物が大好きな修二さんと、小さくて可愛いものが大好きなたみ子さん。お2人に育てられている、元気いっぱいの動物たちは、訪れる人々の心を和やかにしてくれます。
(※2010年5月8日放送分を再構成したものです)


修二さんの動物の世話は、朝の7時半から始まります。「といといとい!」と声をかけるとやってくる鶏たちにエサをやります。『串間ゆめ牧場』の鶏たちには、スペシャルなデザート、イチゴもついています。また、以前から子牛を飼いたいと思い、探してもらっていた修二さん。この日やってきた子牛が、新しい仲間になりました。ユラも新しい仲間にご挨拶です。



この日、修二さんの兄弟と、たみ子さんの兄弟が集まりました。ご近所さんが持ってきてくれたカツオを始め、牧場でとれた卵を使った卵焼き、デザートのイチゴなどが食卓に並びます。定年を過ぎて、故郷で一緒に過ごすようになった皆さん。何かあるとすぐに集まるほどの仲良しです。支えあう兄弟たちの時間。修二さん、たみ子さん、故郷に戻って本当に良かったですね。



放送から10年たった現在は動物たちも増え、美しいクジャクや、額に“ハートマーク”があるポニーなどが仲間入り。また修二さんは、10年前はジャングルだった場所を新たに整備し、花モモを200本植えて「ピンク色に山を染めたい」と新たな夢を追いかけています。
2組目の舞台は、山形県尾花沢市。主人公は『手打そば 百笑家 姫(ひゃくしょうや ひめ)』を開いた、柴田孝一さん(66歳)と妻のヒメさん(63歳)。野菜を作りながら、趣味でそば打ちをしていた孝一さん。55歳で定年を迎えると、ヒメさんからそば屋を開くことを提案されました。明るい人柄のヒメさんが接客に向いていると思い、開店を決意した孝一さん。2007年5月、『手打ちそば 百笑家 姫』をオープンしました。開店から1年が過ぎた夏、生き生きと働くご夫婦の姿を見て、手伝いを申し出てくれたのは長男の章さん。それから長男の妻、陽子さん、母のトメさん、そして孫の健秀(かつよし)さんもお店を手伝ってくれるように。そんな家族の支えによって、ご夫婦は新たな挑戦として、2008年の10月に農家民宿も開業しました。
(※2009年6月27日放送分を再構成したものです)



「手打そば 百笑家 姫」の一押しメニューは、“そばのダブルつゆ”。冷たいそばつゆだけでなく、温かい鴨汁もついているのが人気の秘密です。孝一さんが指を痛めてしまった為、現在は章さんがそば打ちを担当しています。孫の健秀さんは、家族が楽しそうに働く姿を見て将来の夢ができました。それは、“そば職人になること”。夢を叶えるために日々頑張っています。



農家民宿に宿泊するお客様に人気なのが、ヒメさんがガイドをしてくれる散策コース。かつて銀山温泉で仲居さんをしていた経験を生かし、見所を案内します。一方、孝一さんはお客様に美味しい山菜を食べてもらおうと山へやってきました。収穫できたのは、アイコなど7種類です。夕食の準備が整いました。山形名物の芋煮汁に、アイコのおひたしなど沢山の料理が並びます。もちろんシメはそば。お客様に喜んでもらって、笑顔があふれる孝一さんとヒメさんです。



『手打そば 百笑家 姫(ひゃくしょうや ひめ)』。放送から10年経った今も、家族みんなが力を合わせて店を守っています。孫の健秀さんは店のツユ担当となり、夢だったそば職人の道を歩み始めています。これからも笑顔で頑張ってくださいね!



串間ゆめ牧場・串間いちご畑(おにつか農園)
馬、ヤギ、ミニブタなどかわいい動物たちと触れ合えます。イチゴ狩りを楽しんだ後に、同じ敷地内にある「串間ゆめ牧場」へどうぞ。
現在、営業を自粛しています。
再開の時期や詳細については、以下の連絡先にご確認ください。
電話番号:080-5215-2140
※串間ゆめ牧場 入園無料
※いちご狩りは、摘み取った分を量り売り

串間市観光物産協会
串間市の南端、都井岬は野生馬の生息地。すぐ目の前で見られる御崎馬は、国の天然記念物に指定されています。
電話番号:0987-72-0479
問い合わせ:午前8時30分~午後5時15分
土曜・日曜・祝日を除く
※野生馬保護育成協力金 普通車400円
※現在、都井岬にある施設は休業中です。


手打そば 百笑家 姫
美味しい手打ちそばと柴田家の皆さんが笑顔でお待ちしています。また、農家民宿では野菜の収穫やそば打ち体験なども出来ます。
現在、営業を自粛しています。
再開の時期や詳細については、以下の連絡先にご確認ください。
電話番号:0237-23-2155
※現在、「そばのダブルつゆ」はメニューにありません。
ご注文の際にご相談ください。
※農家民宿 1泊2食付 8,500円~

尾花沢市商工観光課
大正末期から昭和初期に建てられた木造の洋風建築が目を引く銀山温泉街があります。
銀山温泉街は5月31日まで活動を自粛しています。
詳細に関しては、以下の連絡先にご確認ください。
電話番号:0237-22-1111
問い合わせ:午前8時30分~午後5時15分
土曜・日曜・祝日を除く