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2019年11月16日霜月の参

長野・筑北村
~ やることいっぱい 村暮らし ~

長野県筑北村が舞台。大阪から移住し、日々の暮らしを楽しむ田中善子さん(64歳) と俊行さん(66歳) が主人公です。
兵庫県出身の善子さん。28歳の時、同じ小学校の教員だった俊行さんと結婚し、2人の子どもが生まれました。俊行さんの退職後、次男・芳史さんが長野県の大学に進学したことをきっかけに、夫婦で長野に出かけるように。足を運ぶうちに、長野の山並みや田園風景に惹かれていきました。そんな頃、次男の芳史さんから「長野で一緒に暮らさないか」と声がかかります。「もう一度、息子と一緒に暮らしたい。長野でのんびり過ごしたい。」との思いを強くしていったお2人。大阪を離れ、長野で生活することを決意しました。そして2017年、空き家バンクで筑北村に一軒の空き家を見つけ、格安で購入。長年放置された家をリフォームして、念願の村暮らしをスタートさせました。
60代で移住し、筑北村での暮らしを始めた田中善子さんと俊行さん。ご夫婦の暮らしと、地域の方々との交流を紹介します。

筑北村に移り住み、農業を始めた田中さんご夫婦。この日は玉ねぎの植え付けをしました。まだまだ失敗もありますが、地域の方々がアドバイスをしてくれます。応援してくれる村の皆さんに支えられながら、やりたいことに打ち込める毎日を満喫しています。

お2人が決めた村暮らしのルールは、「誘われたら断らない」。地元の方に誘われて、趣味も増えました。この日、ご夫婦がやってきたのは地元の陶芸愛好会『とくら窯・作陶会』。6度目の窯出しを体験しました。「地元の方と関われるのがうれしい」というお2人。趣味を通しての交流を楽しんでいます。

お2人がやってきたのは隣村のリンゴ園。忙しい時期、お2人は園のお手伝いに通っています。このお手伝いも、ご近所の方に誘われたのがきっかけでした。この日は、リンゴに日が当たるように、『葉摘み』をしました。「知らないことがいっぱいある」と笑う俊行さん。知らないことと出会えることが楽しいと感じる毎日です。

この日はお2人が皆さんをお誘いし食事会です。善子さん特製のラタトゥイユでもてなします。チンゲン菜やお手製のおやきを持ってきてくれたのはお友達の猿橋さんご夫婦。「2人が来て楽しくなった。昔からの友達みたい」とうれしい言葉をいただきました。「新しいことを始めるとしんどいこともあるけど、それを助けてくれる人がいる」と話す善子さん。地域の人たちとの温かいつながりを改めて感じたお2人でした。

楽園通信

西条温泉とくら

筑北村には温泉施設もあります。村を散策した後は、ゆっくりと浸かってみてはいかがでしょうか。

電話番号:0263-66-2114
浴場営業時間:午前6時~午前7時30分
       午前10時~午後9時30分
       (火曜 午後3時~午後9時30分)

安宮神社 修那羅石神仏群

神秘的な石神仏群が広がる修那羅山は、パワースポットとしても人気です。
長い年月の間に木に取り込まれてしまった石仏など、見所がたくさんあります。

筑北村 空き家バンク

北アルプスを望む筑北村への移住に興味のある方は、相談してみてはいかがでしょうか。

電話番号:0263-66-2111
問い合わせ:平日 午前8時30分~午後5時15分