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2019年4月13日卯月の弐

静岡・富士宮市
~ 富士山仰ぐハーブ工房 ~

静岡県東部に位置する富士宮市が舞台。富士山を仰ぐこの地で、ハーブとジャムの工房を開いた松本成章さん(63歳)と妻の亮子さん(59歳)が主人公です。
熊本県出身の成章さんはメーカーのエンジニアとして富士宮市に勤務。28歳の時、亮子さんと結婚し2人の娘を育てました。ハーブとの出会いは、仕事に追われていた40代半ば、家族で旅行に出かけた時でした。「疲れているとき、元気になりそう」と、旅先で出会ったハーブの香りに惹かれました。ハーブの知識を深め、自宅の畑で栽培を始めた成章さん。定年後は、趣味のジャム作りをしながら、ハーブの魅力を広めたいと考えるように。2015年11月、自宅で『ハーブ&ジャム工房 松本』をオープンしました。
富士山を仰ぐ富士宮市でハーブを育て、ジャムを作る成章さんと妻の亮子さん。夢を追う2人の奮闘ぶりと、訪れる人々とのふれあいや、地域の人たちとの交流を紹介します。

『ハーブ&ジャム工房 松本』の自慢は、目の前のハーブ園。およそ80種類のハーブを育て、今も着々とその数を増やしています。工房では、自家製ハーブをブレンドしたハーブティーを販売しています。すっきり爽やかなものや、リラックスできるものなど、試行錯誤を繰り返し8種類のブレンドティーが完成しました。

工房では、キンカンを使ったジャム作りが始まりました。収穫したキンカンは、一つ一つ丁寧に種を取り除いていきます。細かい作業ですが、「自分で作ったものを、美味しく食べてもらえると嬉しい」と成章さんは考えています。ひたすら鍋と向き合い、ちょっと苦味のある美味しいキンカンジャムが出来上がりました。

この日ご夫婦がやってきたのは、手作りのお店が集まる『エソラ・デ・マルシェ』。15回目の開催を迎えるこのイベントに、お2人は初回から参加しています。「素材の味がする」「さわやかで美味しい」と、ジャムやハーブティーは大好評。様々な人たちとの交流もますます広がります。

先月にオープンしたレストラン『Mt.Fuji Brewing(マウント・フジ・ブリューイング)』。“富士宮市のファンを増やす”ことを目的にした、地ビールを扱うレストランです。このお店で『ハーブ&ジャム工房 松本』の商品を販売することになりました。富士宮市をもっとアピールしたいと、夢が広がる成章さんでした。

楽園通信

Mt.Fuji Brewing

富士山の名水を使った地ビールと窯焼き料理が味わえるレストランです。
『ハーブ&ジャム工房 松本』のジャムも置いています。

電話番号:0544-66-5223
営業時間:午前11時~午後2時
午後5時30分~午後10時
定休日:火曜

ハーブ&ジャム工房 松本

『ハーブ&ジャム工房 松本』では、成章さんオリジナルのハーブティーや手作りジャムを販売しています。
ご来店の際は事前に電話でご確認ください。

電話番号:0544-29-7421
定休日:不定休
問い合わせ:午前9時~午後5時
※来店は要事前問い合わせ

ジャム:400円~
ハーブティー:600円~