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2021年10月23日神無月の四

千葉・茂原市
~遊び心いっぱい 里山暮らし~

舞台は千葉県茂原市。「山で暮らしたい」と、ひと山丸ごと購入し、自力でコツコツと切り開いた木村廣志さん(73歳)と妻の富子さん(70歳)が主人公です。
山形県の果樹農家に生まれた廣志さん。上京して建設会社に就職し、27歳の時に千葉県出身の富子さんと結婚しました。その後、富子さんの故郷、千葉県富里市に暮らし家族も増えました。山登りが共通の趣味だったお2人は、「山に住みたい」と考え始めた50代半ば、茂原市に「理想の地」を見つけます。眺めの良さが気に入り、2250坪の山林を購入。プレハブ小屋を拠点に休みの度に出向き、中古のパワーショベルで開拓を進めました。新居が完成し、廣志さんは61歳で定年退職。山の整備も落ち着いたころ、チェーンソーを使った彫刻「チェーンソーカービング」と出合いました。豪快に丸太を削る姿を見て、すぐに自分でも始めたそうです。そして2013年には、自宅の敷地内に『いたずら丸太工房 里山風景』をオープン。見学無料のギャラリーも開きました。これまでに仕上げた作品はおよそ400点。廣志さんは、若い人にも「チェーンソーカービング」の魅力を知ってもらいたいと、工房での体験も行っています。
ギャラリーの向かいに住む長男・建太さん(42歳)は、今年の5月に自宅でたこ焼き屋を開きました。その名も『いたずら丸太工房 里山のたこ焼き』。会社勤めの休みの日に、不定期で営業しています。建太さんが最もこだわったのは値段。6個入りで280円。「外はカリッと、中はふんわり」が自慢のたこ焼きは、口コミでお客さんを増やし、毎回完売するほどになりました。
夫婦で夢中になって切り開いた山には、遊び心と終わることのない夢がたくさんつまっています。自力でコツコツと夢を叶えていく廣志さんと富子さん。家族や仲間たちと、自然豊かな憩いの里山で暮らす日々をご紹介します。

この日は、チェーンソーカービングの仲間たちが工房にやってきました。廣志さんから手取り足取り教えてもらいつつ、お互いの作品について意見し質を高め合います。廣志さんの作品も完成間近のようです。細かい部分は小さなチェーンソーや電動サンダーを使い、仕上げにバーナーで焼き目をつけました。廣志さんが今の思いを込めた「アマビエ」が完成しました。

一方、富子さんは古民家風のご自宅で、趣味の切り絵を楽しんでいました。下絵を元に細かく、丁寧に切り抜いていきます。『いたずら丸太工房 里山風景』のギャラリーには、細部まできれいに仕上げられた、富子さんの作品も並びます。この里山には夫婦それぞれが心豊かに過ごせる空間が広がっています。

建太さんが営む『いたずら丸太工房 里山のたこ焼き』の営業日。妻の愛さんもお店を手伝います。たこ焼きは注文を受けてから焼き始めるため、その間お客様には廣志さんのギャラリーや山の遊歩道などで過ごしていただきます。お店の前で食べる焼きたてアツアツのたこ焼きは自然豊かな景色と相まって最高です。

この日、チェーンソーカービングの体験をしに大学生の佐藤将也さんがやってきました。キノコ型の椅子づくりに挑戦します。まずは、廣志さんが手本を見せながら指導します。チェーンソーで形を整えた後は、グラインダーで表面を滑らかにして完成です。「師匠のように教えてもらって、すごく楽しかった」と話す将也さん。チェーンソーカービングの若い仲間ができました。

楽園通信

いたずら丸太工房 里山のたこ焼き

建太さんが作るたこ焼きは、外はカリッと、中はふんわり。
焼きたてを提供しているので、出来上がりまでに少々お時間がかかります。営業日の9時から予約も受け付けております。

6個入り 280円
8個入り 360円

主に週末の不定期営業
詳細は「いたずら丸太工房 里山のたこ焼き」のSNSでご確認ください。

いたずら丸太工房 里山風景

主人公の廣志さんが営むチェーンソーカービングの工房です。
ギャラリーには廣志さんの作品や富子さんの切り絵が展示されています。予約制でチェーンソーカービングの体験も行っています。

電話:090-3214-5777

ギャラリー開放時間:午前9時~午後5時
※臨時休業あり
来場は電話にて事前連絡が必要です。

チェーンソーカービング体験 3,000円~
※ギャラリーの見学は無料