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2020年8月1日葉月の壱

神奈川・鎌倉市
~ 紙人形で伝える源平合戦 ~

舞台は武家文化が開花した神奈川県鎌倉市。源氏や平家に代表される鎌倉武士の魅力を伝えるため、紙人形のペーパークラフト工房を始めた宮本昌城さん(60歳)が主人公。
和歌山県で生まれ育った昌城さんは、歴史が好きな母・壽賀子さんの影響もあり、甲冑を自作するほどの歴史少年でした。その後、東京の大学に進学した昌城さんは卒業後、親の勧めで東京の世田谷区役所に就職。27歳の時、保育士だった里香さんと出会い結婚、共働きで4人の子どもを育てました。そんな昌城さんに転機が訪れたのは40代半ば。定年後の第二の人生を考えるようになっていた昌城さんは、ライフワークだった歴史探訪の経験を活かして「好きな歴史を形にできたら面白いのではないか」と思い立ち、ペーパークラフトを独学で作り始めます。まずは、勤めていた区役所のイベントで古墳のキャラクターを披露したところ、これが子供たちに大好評。作品づくりにのめりこんでいった昌城さんは、メキメキと腕を上げ、鎌倉武士を鎧や装飾に至るまで精密に再現できるようになりました。「これからは好きな歴史とモノづくりで歩んでいこう」と決意を固めた昌城さん。59歳で早期退職し、2019年10月、『鎌倉歴史工房』をオープンしました。
作品づくりを通して夢を追い続ける昌城さんの奮闘ぶりと心温まる日常、応援してくれる家族との交流の様子を紹介します。

『鎌倉歴史工房』に所狭しと並んでいるのは、昌城さんが考案した人型のペーパークラフト。50個程のパーツを組み合わせて、人の形にしていきます。「当時の武士をできるだけ忠実に、生き生きとした姿で蘇らせたい」と考えている昌城さんは、一体一体、丹念に、どんな人生を送ったのだろうと思いを巡らせて命を吹き込んでいきます。

横浜市のご自宅に帰った昌城さんはビデオ通話を始めました。お相手は妻の里香さん(61歳)田舎暮らしをするのが長年の夢で、この春、新潟県に単身で移住したんです。それぞれのチャレンジに刺激を受けながら毎日を楽しんでいる昌城さんと里香さん。夢に向かって歩いています!

この日訪れたのは、北鎌倉の『浄智寺』。作品づくりの参考にするためです。自然と調和した境内を散策しながら、鎌倉時代に思いを馳せます。
続いて向かったのは、『鎌倉歴史文化交流館』。昌城さんのお目当ては、鎌倉時代の甲冑のレプリカです。子どもの頃から甲冑を自作してしまうほど大好きだった昌城さん、「当時の甲冑には、弓を射るための工夫がある」と教えてくれました。現物を見て初めて気が付いたそうです。見れば見るほど、知れば知るほど奥深い“もののふの世界”です。

新たな作品作りが始まりました。今回の作品はなんと!楽園の案内人・西田敏行さんと菊池桃子さんがモデル!写真をもとに、目鼻や口、顔全体のラインを描き写したら、そこに眉毛や影を加えていきます。武蔵坊弁慶と牛若丸の姿をした、「人生の楽園」のオリジナル作品が出来上がりました。

楽園通信

鎌倉歴史工房

鎌倉武士のペーパークラフトの完成品を購入できます。
営業時間が変更になることもありますので、詳しくは『鎌倉歴史工房』のホームページをご覧ください。

電話番号:0467-33-6236
営業日時:水曜・木曜、第3日曜、祝日
     午前11時~午後4時
※臨時休業あり

完成品:2,000円~