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2018年6月2日水無月の壱

山形・最上町
~ 農家母ちゃんのレストラン ~

山形県の東北部に位置する最上町が舞台。閉校になった小学校で、仲間たちと郷土料理を提供する「たらふく工房満沢」を営む菅安子さん(63歳)と夫の誠さん(68歳)が主人公です。
安子さんは最上町で生まれ育ち、町内で農業をしていた誠さんと結婚、2人の息子を育てました。57歳の時、地域の小学校が児童数の減少で閉校になり、このままでは「地域が廃れるのではないか」と危惧した安子さん、地域を盛り上げるために校舎を利用できないかと考え始めます。家族や友人たちと相談し、漬物の加工場と郷土料理のレストランを思いつきました。町役場も校舎の再活用を進めていたことで話が進み、2016年に漬物の加工販売を開始。そして、翌年3月に郷土料理のレストラン「たらふく工房満沢」をオープンしました。
お店は完全予約制。切り盛りするのは安子さんと農家の主婦7人。メニューは煮物などの郷土料理が並ぶ「たらふく御膳」と、誠さんが打つ二八蕎麦がついた「そば御膳」の2種類がメイン。食材はメンバーそれぞれが持ち寄る野菜などが中心で、今の季節はコゴミなどの山菜やタケノコを使った郷土料理を提供しています。
農業の傍ら地域を盛り上げようと閉校になった小学校で、郷土料理のレストランを運営する菅さんご夫婦と、一緒に頑張る主婦たちの奮闘ぶりを紹介します。

7人のお母さんたちと一緒に、地元で親しまれてきた料理を作っている安子さん。この日は、3度目の来店になる団体のお客様がいらっしゃいました。季節によって味わえる料理が変わるので「毎回来るのが楽しみ」だと、みなさん食事を楽しんでいました。安子さんやメンバーたちも「自分たちが作った料理で喜んでもらえて嬉しい」とやりがいを感じています。

朝から営業準備を始めた「たらふく工房満沢」の皆さん。お客様の食事が終ると、ようやく一段落してまかないを食べます。児童数が減り閉校になってしまった満沢小学校で、地域を元気にしようと頑張るお母さんたち。自分の子どもたちが通った小学校から、地域の良さを料理に込めて発信しています。

農作業の合間をみて山に入った誠さん。春の山菜を、山菜取り名人の岡村イヨコさんと収穫しに来ました。82歳とは思えない俊敏な動きで、斜面を移動して山菜を採る岡村さんに負けじと、誠さんもコゴミやゼンマイなどを収穫しました。1時間ほどで2人はたくさんの春の味覚を収穫しました。

休日のこの日、菅さん夫婦の自宅には同居する長男家族に加え、埼玉県で暮らす次男家族も帰郷しての賑やかな夕食となりました。畑から収穫してきたアスパラはベーコン巻きにし、子どもたちが大好きなおかずもたくさん用意しました。この家族みんなが応援してくれたことで、安子さんは閉校になった小学校でレストランを始める決意ができたんです。

楽園通信

たらふく工房満沢

地元のお母さんたちと安子さんが営んでいる「たらふく工房満沢」。
お母さんたちが作る郷土料理が自慢の「たらふく御膳」は、季節によって内容が変わりますが、今は春の味覚を楽しむことができます。
誠さんが手打ちする二八蕎麦がついた「たらふくそば御膳」も食べてみてください。

電話番号:080-2818-0060
営業時間:午前11時~午後2時
※2日前までに要予約

メニュー
たらふく御膳:1,200円から
たらふくそば御膳:1,500円