100年ぶりにパリで開催される夏季五輪。開会式は、夏季五輪史上初めて、スタジアムの外で行われます。舞台は、パリの中心部を流れるセーヌ川。各国代表選手団は船に乗って、パレードする予定です。船上オーケストラの演奏や光のショーなど、壮大な演出から聖火点灯まで、世界が注目する開会式の見どころを凝縮してお伝えします。

華の都・パリに並ぶ、数多くの世界遺産。それら歴史的建造物を舞台に競技を行うのが、今大会の大きなみどころです。ベルサイユ宮殿では馬術、コンコルド広場ではスケートボード・ブレイキンなどが行われる予定。そして1900年・パリ万博のために建設され、パリ・コレクションの会場にもなっている、世界遺産“グラン・パレ”。特徴である大きなガラス屋根の下で、フランス発祥のフェンシングが行われます。日本からは、女子エペ個人に五輪初出場の吉村 美穂、男子サーブル個人には吉田 健人が出場。世界の強豪剣士に、どれだけ太刀打ちできるのか注目です。

東京五輪から採用されたスケートボード。女子ストリートの日本勢は超ハイレベル！世界ランキングのトップ10には6人がランクインしている。オリンピック予選シリーズでは「13歳、真夏の大冒険」とともに、日本勢史上最年少の13歳で金メダリストとなった西矢椛が敗れるほどの選手層の厚さを誇る。スケートボード最強国の代表としてパリ五輪出場を決めたのは、中学生・14歳の吉沢 恋（世界ランキング1位）、高校生・15歳の赤間 凛音（世界ランキング2位）、大学生・19歳の中山 楓奈（東京五輪銅メダリスト）。決戦の地は、世界遺産・コンコルド広場。日本の新たな“お家芸”で、日本勢2大会連続の金メダルを目指す。

メダルラッシュが期待される柔道。大会4日目に登場するのが、男子代表最年長・橋本 壮市です。五輪2大会連続金メダリスト大野将平の後塵を拝してきた男子73キロ級で、32歳にして悲願の初出場を叶えました。研究熱心で知られ、必殺技“橋本スペシャル”を武器に、かつて世界王者にもなった確かな実力。ようやく辿り着いた夢舞台で、諦めなかった32歳が金メダルを目指します。女子57キロ級では、こちらも五輪初出場、25歳の舟久保 遥香が、必殺技“舟久保固め”で表彰台を狙います。

決勝トーナメント進出へ！重要な予選リーグ第2戦。東京五輪で日本バスケ史上初の銀メダルを獲得した女子代表。メンバーには、1年間の休養を経て、復帰した馬瓜 エブリン、頼れるキャプテン・髙田 真希、東京五輪アシスト王・町田 瑠唯ら、快進撃を支えた選手の活躍が期待されます。対戦相手は、五輪初出場のドイツ。負けたら予選リーグ敗退の危機。得意のスリーポイントシュートを決め、体格で上回るドイツから勝利を掴めるか、注目の一戦です。

世界ランキング1位のスペインに初戦で敗れるも、2戦目でブラジル戦で劇的な逆転勝利、第3戦でナイジェリアを下し、グループ2位通過を決めたなでしこジャパン。次なる相手は、2012年ロンドン五輪決勝で敗れた因縁の相手アメリカ。2011年ワールドカップ決勝では、アメリカに勝利し世界一に輝いたが、幾度となく、なでしこジャパンの前に立ちはだかってきた大きな壁。いよいよ負けたら終わりの決勝トーナメント！絶対に負けられない準々決勝！アメリカ戦に挑みます。

松山英樹、日本男子初メダルへ!! 3年前の東京五輪はプレーオフ敗退の４位。 「メダルを取れなかった悔しさは今でも覚えている…」と現地会見で語った。 連覇を狙うザンダー・シャフリーら世界の強豪と競い合い マスターズ制覇に続くビッグタイトル戴冠を狙う!! 五輪初出場の24歳、中島啓太の活躍にも注目！

メダルラッシュが続くレスリング。3階級の準々決勝までが行われ日本からは57キロ級
櫻井 つぐみ('23世界選手権金メダル)、フリースタイル57キロ級
樋口 黎('23世界選手権銀メダル)、フリースタイル86キロ級 石黒 隼士('23アジア選手権銅メダル)の3選手が準決勝進出を目指します！