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2024年3月25日

主演・西島秀俊&水上恒司が記者会見に登場!「明日から頑張ろうと前向きな気持ちになってくだされば」(西島)「何かを追い求めていくことが見つかるきっかけになれば」(水上)作品を存分にアピール!!

《東洋の時計王》・服部金太郎の波乱の人生を重厚に描く一代記!
金太郎の壮年期と青年期を演じ分けた西島秀俊と水上恒司が記者会見に登場!!

 この度、金太郎の壮年期と青年期をみごとに演じ分けた西島と水上が、記者会見に登場しました!

「それぞれがベストを尽くしている姿を描く群像劇が一番の見どころ」(西島)、「いかに金太郎さんが《時》に魅了されていったのかという過程が大事」(水上)、西島と水上が今作の見どころなどを大いに語る!!

 2人が登壇すると、この日大勢集まった、一般応募などで募ったファンから大きな拍手が巻き起こります。「壮年期の服部金太郎さんを演じました西島秀俊です」(西島)、「服部金太郎さんの青年期を演じました、水上恒司です」(水上)とそれぞれが挨拶をすると、「2人には似ている雰囲気がある」という話題に。これに西島は「ありがとうございます、こんな男前に似ているだなんて(笑)。眉毛がぼさぼさなところが似ているのかな(笑)?」と笑いを誘います。これを受けて水上も「その通りだと思います(笑)」と笑顔で返し、会見は和やかなムードでスタートしたのでした!
 この日は事前に試写会が行われ、一般応募の方々もひと足先に作品を堪能! 「夢を持つ大切さを改めて感じました!」「1人では乗り越えることは大変ですが、妻と仲良くしているところが一番いい」「金太郎の心の強さに感動! 大大大満足です!!」など、多くの感嘆の声が寄せられましたが、改めて『黄金の刻(とき)〜服部金太郎物語〜』の見どころを聞かれた西島は「服部金太郎さんが、丁稚奉公から始まって、東洋の時計王となるまでの一代記なのですが、本当に豪華な共演者の皆さんが情熱をこめて演じてくださっています。実際に、金太郎さんの周りには、ライバルだった人も味方になって、みんなで幾多の困難を乗り越えて、日本の技術を上げていきました。そういった人と人とのつながりや、それぞれがそれぞれの場所でベストを尽くしている姿を描いた群像劇こそ、一番の見どころです」とアピール。水上は「《時》というスケールの大きいものに着眼点を置いた、ある1人の男の人生を描いていることが僕としては一番好きですし、青年期の金太郎さんを演じさせていただくうえで、いかに金太郎さんが《時》に魅了されていったのかという過程が大事だと思っていました」と襟を正します。
 また、実在の人物を演じる難しさを問われると、「原作本の中では、人物像を膨らませて、とても面白く描いていらっしゃるので、その原作を自分の役作りの参考にさせていただいて、生きている1人の人間としてどのように演じられるか、他の登場人物たちとの関係性をどのように築いていくのかというのを、監督やキャストの方々と丁寧に語りながら役を作っていきました」(西島)と回答。スタッフ、キャストのチームワークの良さが伺えたのでした。一方の水上は「まだまだ至らない部分もありますので、実在した方に寄せていく作業は難しかったです」と謙遜しつつ、「金太郎さんが《時》に魅了されていく様子が、いかにキラキラしていたのかというところを大事に作っていきました」と語ります。すると西島から「青年期の純粋で真っすぐなエネルギーみたいなものは水上君が演じているからこそ」と太鼓判が! 今回、2人は『劇場版 奥様は、取り扱い注意』(2021年)以来の共演となりましたが、服部金太郎という同一人物の壮年期・青年期を演じ分けたため共演シーンはごくわずか。これには水上も思うところがあったようで、「西島さんのお芝居を現場で見れていないので、いつか、がっつり共演して、現場での姿勢などを学ばせていただきたいです」と懇願。「敵対する役とかでも…」と言いますが、西島が「いや、味方でいいでしょ(笑)。それじゃ、また、あまり会えないよ(笑)」とツッコみ、息の合ったところを見せたのでした! しかし西島は、その後はすぐに真剣な表情に戻り、「水上君は、自分のやりたいことが明確に分かっていて、そのことに向かって純粋に進んでいくタイプだと勝手にイメージしているのですが、自分の道をゆっくり進んで、良い作品を重ねていってほしい」とアドバイス。これを真摯に受け止めた水上は「僕も西島さんの歳になったときに、後輩に対して的確なアドバイスを送れる、そういった姿勢でいたい」と瞳を輝かせ、今後の2人の共演への期待がさらに高まったのでした!

話題は松嶋菜々子、山本耕史、船越英一郎ら豪華共演者のことに!
「泣きの演技がすごく響く、特別な女優さん」と西島が松嶋を称賛!!

 そして、話題は豪華共演者のことに。金太郎を献身的に支え続けた妻・まん役に松嶋菜々子、時計店を営む卓越した腕を持つ時計職人で、後に金太郎の盟友になる男・

「未来に向かって邁進していこうと、前向きな気持ちになってほしい」(西島)、「人生をかけて何かを追い求めることのきっかけになれば」(水上)、会見の最後には、2人から熱いメッセージが!!

 さらに話題は、歌手・MISIAがこのドラマのために書きおろした主題歌「ゆびきりげんまん」について。MISIA本人がこの曲に込めた想いを「未来への強い約束の気持ち。未来へ歩き出す人たちの応援歌」と語りますが、水上は「『黄金の刻』にふさわしい曲」と称賛。西島も「何度も挫折し、それがプラスに変わっていく金太郎さんの人生と歌詞が、とてもフィットしています」と分析します。

 また、記者からの質疑応答で「2人にとっての《黄金の刻》とは?」と聞かれると、「映画が好きなので、映画館に行って座って待っているときに、徐々に暗くなっていく途中が好きなんです。ドキドキしますし、いいなぁって思えるんです」(西島)、「洗濯が家事の中で一番好きなのですが、洗濯物がいかに早く乾くかと考えながらハンガーに干している時が《黄金の刻》です」と、それぞれユニークな答えが飛び出します! また、間もなく新年度となりますが、「チームや組織の中でどのような人物と働きたいですか?」との問いには、「今回の共演者の方もそうでしたが、情熱をもって取り組む方々と仕事をしたい」(西島)、「作品ごとにスタッフも演者も変わりますので、同じメンバーが二度と集まることはないんです。ですので、なぜこの人はこの角度からカメラを撮るのだろう?とか、なぜ、このお芝居をされるのだろう?といった、興味が沸く方々と仕事をすることは幸せ」(水上)と語り、会見は終始笑いの絶えない、良いムードのままで終わったのでした!

 現在、あたりまえとなっている《正確な時間》の重要性に気づき、時計商を目指す服部金太郎の試練の物語。「観てくださった方が、明日から頑張ろう、未来に向かって邁進していこうと、前向きな気持ちになってくださればこれほど幸せなことはありません」(西島)、「《時》というスケールの大きいものに金太郎さんが魅了されていったことは、とても素敵なことだと思います。人生をかけて何かを追い求めていくということを、観てくださる方も見つかるきっかけになればうれしいです」(水上)と意気込む、3月30日(土)よる9時から放送のテレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻(とき)』に、どうぞご期待ください!

西島秀俊(服部金太郎・役) コメント

――西島さんにとっての《黄金の刻》とは?

映画が好きなので、映画館に行って座って待っているときに、徐々に暗くなっていく途中が好きなんです。ドキドキしますし、いいなぁって思えるんです。


――間もなく新年度ですが、チームや組織の中でどのような人物と働きたいですか?

今回の共演者の方もそうでしたが、情熱をもって取り組む方々と仕事をしたいです。キャストの意見、監督の意見を言い合い、素晴らしいもの作りに全力を尽くすチームに参加したいですし、僕のその気持ちを持ち続けていたいです。


――新たに何かに挑まれる方も多いと思いますがメッセージをお願いします。

時には、自分のイメージと合わないこともあるかと思いますが、僕は、そんな時はその環境から飛び出してもいいと思っています。特に若い方は、今の生活しかないと思いがちだと思うんです。僕ももともとは、映画に関わりたいと思いながらも、全然違う道を歩んでいました。僕の経験からすると、ここが自分の場所ではないと思えば離れていい。自分の一番居られる場所を探して、もし見つかれば幸せに過ごせるので。


――最後に挨拶をお願いします。

素晴らしいキャスト、素晴らしいスタッフと、丁寧に撮影をし作られたドラマです。登場人物全員でいろいろな困難を乗り越えていくドラマになっています。観てくださった方が、明日から頑張ろう、未来に向かって邁進していこうと、前向きな気持ちになってくださればこれほど幸せなことはありません。楽しみにしていてください。

水上恒司(服部金太郎〈青年期〉・役) コメント

――水上さんにとっての《黄金の刻》とは?

洗濯が家事の中で一番好きなのですが、洗濯物がいかに早く乾くかと考えながらハンガーに干している時が《黄金の刻》です。


――間もなく新年度ですが、チームや組織の中でどのような人物と働きたいですか?

学生の時から野球をずっと続けていましたので、短いスパンでたくさんの方と接する機会があったのですが、どういった上司、どういった同僚というのは、あまり考えてきませんでした。今は俳優をやっていますが、作品ごとにスタッフも演者も変わりますので、同じメンバーが二度と集まることはないんです。ですので、なぜこの人はこの角度からカメラを撮るのだろう?とか、なぜ、このお芝居をされるのだろう?といった、興味が沸く方々と仕事をすることは幸せです。


――新たに何かに挑まれる方も多いと思いますがメッセージをお願いします。

僕は25歳ですので、偉そうには言えませんが、自分自身が、不安を抱えながらも、どれだけ一生懸命やって、どれだけ結果を残せるのかだと思います。厳しく言えば自分次第だと思っています。


――最後に挨拶をお願いします。

《時》というスケールの大きいものに金太郎さんが魅了されていったことは、とても素敵なことだと思います。人生をかけて何かを追い求めていくということを、観てくださる方も見つかるきっかけになればうれしいです。令和の時代にも服部金太郎さんを超える人物が出てくることを願って…がんばってください(笑)。


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