『家族の味はオランダのパンケーキ』

小山田芳枝さん

芳枝さんは、ご主人の仕事のため暮らしていたオランダで、美味しいパンケーキに出会いました。初めて食べたのはカフェで、その後お子さんの友達の家でよくおやつとして食べさせてもらううちに、自然と身近なものになり、日本に帰ってきてからも月に1度は食べています。
一般的なパンケーキとは違って、薄く焼いた生地にジャムなどを塗ってクルクルと巻いてあり、芳枝さんのお宅ではオランダ語で「パンネクック」と呼んで親しんでいます。
幼いお子さんの世話で寝不足な芳枝さんを気遣い、朝はご主人と息子さんたちがコーヒーとパンケーキを作ってくれます。その思いやりを感じられる味、そしてオランダ生活の思い出の味でもあり、ご家族にとっての大切な一品です。