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11月1日(日)

『シーズン到来、タコ飯』

松下 美樹さん

熊本県天草地方の風物詩"干しタコ"。
海辺の国道沿いには、串に刺して足を広げてペラペラになったタコの姿があります。美樹さんは、21才でこの土地に嫁ぎ、初めて地元のおばちゃんに食べさせてもらった「タコ飯」に感動して作り方を教えてもらいました。
「タコ飯」の美味しい作り方は、干しタコを刻んだのちに、フライパンでさらにカラカラになるまで乾煎りして炊き込むこと。生臭さが消えて硬いのに、何とも味わい深い食感になるそうです。近所の陶芸家が作ってくれた土鍋の中で、吹き出す湯気の音が変わってくると炊き上がりの合図。
建具職人の旦那さんと娘さんも大好きなタコ飯のできあがりです。