『ふるさとの味、フィリピン風お汁粉』

和田 マリコさん

フィリピン人の母と日本人の父を持つマリコさん。お母さんは一人暮らしを心配して、マリコさんのマンションによく来てくれます。「流行りのタピオカ入りだよ～!」と陽気なお母さんが必ず作ってくれるのが、「ギナタアン・ビロビロ」というフィリピンの定番デザート。
「ギナタアン」は、フィリピンのタガログ語で「ココナッツミルクで煮た」という意味で、「ビロビロ」はお団子という意味です。
鍋で温めて作るので、"フィリピン風のお汁粉"とも呼ばれています。ココナッツミルクの風味で好きなフルーツやタピオカなどを入れて作ります。芋と団子の食感も最高です。サツマイモの代わりに紫芋を使うと、色が綺麗で面白いデザートになります。マリコさんにとって大切なおふくろの味、特に夏のデザートにオススメです。