これまでの放送back number

7月28日(日)

『朝食は器から、イサキの塩焼き』

調 香生子さん

鍼灸師の調さんは、食生活の大切さを日々感じながら患者さんと向き合います。
両親は毎朝の朝食を、代々使われてきた漆のお膳に、陶器の小鉢とお茶碗、漆器の汁椀で出してくれていました。
その影響もあって、今でも同じスタイルで朝食を作り続けています。

ある時、同世代の友人らが普段からきちんと朝食を食べていない、という事を知り、食生活に対する自分とのギャップを感じました。ビルが立ち並ぶ都会の裏通りにある、昔ながらの魚屋さんで買い物をして、その魚をベランダで干し物にする事も。旬の食材を生かした大好きな和食で、今日もお膳を美しく彩っていただきます。