珍百景党 党首から皆様へ 【静岡県】

 ご無沙汰しております。今回も再び8カ月近い沈黙を破って珍百景党首・杉村太蔵です。
 2016年3月「ナニコレ珍百景」のレギュラー放送終了後、数名の方から「珍百景党はどうなってるんだ」とお叱り、ご心配いただきましたが、ご安心ください。夏場の雑草のごとき不屈の執念で復活、復活また復活!で全国47都道府県全ての珍百景登録を目指し続けております。
 変わらずに投稿してくださった皆様、変わらぬ応援を続けてくださった皆様、復活を待っていてくださった皆様…本当にありがとうございます。感無量です。
 今回、静岡県西部の浜松市のスリル満点のスベリ台前での演説に集まってくださったご近隣の皆様も暑い中、ありがとうございました。スベリ慣れている私でしたが、スベリ台の途中で宙に浮いた瞬間は自分の体の勢いをどうすることもできず、ヒヤっとしました。大人も子どもも、すべる際はくれぐれもケガに気を付けて楽しんでくださいね。段ボールなどを腰にしくことと、できれば肘パットをつけてスベるといいと思います。
 浜松市から静岡県を横断するかのように、夏景色も美しい富士山のもと富士市へ移動しました。富士市の学校給食で50年近く人気メニューとして君臨している「サイダーかん」ごちそうさまでした。ゼリーなのにシュワっとした食感、癖になりそうです。

 そんな富士市の住宅街で用水路に囲まれた中州に謎のスベリ台を見つけた時、私は確信しました、このスベリ台を登録に結び付けることこそ、私の使命であると。
なじみの珍百景党スタッフから無言のプレッシャーもあり、毎度やり過ぎとお叱りいただくオーバーアクション全開で臨みました。子どもたちが楽々と水路を飛び越える中、実際2時間近くの間、初志貫徹、やりきった所存です。
 小学校の下校時刻で近隣の皆様が集まる中の撮影はちょっと照れくさかったですが、おかげさまで富士市の「用水路に囲まれたスベリ台」の光景が見事、登録となりました。清き珍定と取材のご協力、党スタッフ一同を代表して厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。笠井技研の笠井社長、みなさま、やりましたよ!
 解体工事の廃品の遊具と用途に困る狭いスペースの有効利用が生んだ「謎のスベリ台」が静岡県の珍百景として登録です。やっぱり物は大切に!ですよね。撮影に協力してくれた近所の子どもたち、これからもみんなで仲良く大切に遊んでね。
 さあ、珍百景党は引き続き、東海地方をめぐる予定です。特に三重県・岐阜県ご出身の皆さま、また、旅したことがある方、どなたからの投稿も大歓迎です。 驚いた光景、謎の建造物、自然が作ったスゴイ岩・壁、カワイイ動物、生命力たくましい謎の植物、 地元では当たり前だけど風変わりな風習・伝統行事・・・など「ナニコレ」と感じた珍百景候補をご存知の方、熱いご投稿、お待ちしております。

2017年8月9日
珍百景党 党首 杉村太蔵