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珍百景コレクション

2014年6月4日
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【珍百景No.1909】「古くからの言い伝えを守る集落」三重県熊野市飛鳥町
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わずか11軒が暮らす平地区では300年前の言い伝えを
守ってつい最近までキュウリ作りを禁止していたという。
その言い伝えとは、300年ほど前の江戸時代のこと。
平地区では気候を生かしたキュウリ作りが盛んで
子供たちのおやつはもちろん牛にまでキュウリを食べさせ、
食べ残したヘタを川に捨てていたという。
しかしある時から、川原に放牧していた牛を
カッパがおぼれさせるという事件が度々起こるようになった。
カッパは、大好物のキュウリを牛にまで食べさせておきながら
川にはヘタばかり投げ入れることに怒っていたのだという。
それを知った村人は、今後村ではキュウリを作らないと約束し、
以来250年以上約束を守ってキュウリ作りを禁止していたそう。
しかし今から約30年前、せっかくキュウリの栽培に適した
土地なのだからキュウリを作らないともったいないということで、
川のほとりにカッパの石碑を建て
カッパの許しを得てキュウリを作るようになったそう。
【珍百景No.1910】「たった一人で作った花のトンネル」福岡県北九州市
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当時60歳間近だった男性が30年かけて作り上げたという
藤の花でできた100mほどの幻想的な花のトンネル。
このトンネルを作った樋口正男さんは、生きてきた証を
残したいという思いから、59歳の頃に裏山を開拓し始め
切り開いた場所に骨組みを制作し、周りに藤を植えて
30年かけてこの藤のトンネルを作り上げたという。
毎年4月下旬から5月上旬が見ごろだそうです。
こちらの河内藤園(かわちふじえん)では、見頃の時期、
季節により入園料が300〜1000円と異なるそうです。
【珍百景No.1911】「家族のために38年間も書いたもの」北海道恵庭市
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山田義廣さん・トヨ子さんご夫婦は、
子供たちとのコミュニケーションを図るために始めた
家族新聞「だんらん」を38年書き続けている。
山田家は子供たちが小学生の頃から、ご主人は自衛隊員、
奥さまは会社勤めという共働きの生活を送っていたため、
このままでは会話のない家族になってしまうのではと思い、
子供たちとの会話のきっかけを作るために
家庭内のささいな出来事を記事にした家庭新聞「だんらん」を
週に1度のペースで作るようになったそう。
昭和50年に書き始め、今では700号を超える新聞には、
当時流行ったものやおもちゃ、社会情勢などが描かれている。
山田さんご夫婦は子供たちが独立した現在も
月に1度のペースで「だんらん」を書き続けていて、
今では孫たちが自分の記事を載せてもらうために
ひんぱんに訪ねてくるようになったという。
【珍百景No.1912】「割れない?生タマゴ」大阪府大阪市淀川区
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★福田晃大さん(19歳)
普通の生卵なのに、 手のひらで包むように握ると
どんなに力を入れて握っても割れない。
これには様々な要因があり、
物理学の専門家によると、タマゴのように液体状のものが
密閉空間にあると、外からの力では体積が縮まらないという
性質があるため、手のひらで包み面で力をかけると
周りから圧力が均等にかかり、中からも同じ力で
押し返されるため、割れにくくなるそう。
運動学の専門家によると、タマゴを手のひらで握る行為は
力を発揮しにくい行為で、手を握ったままだと
瞬発力を発揮しづらいため、割れにくくなるそう。
心理学の専門家によると、人間にはある行動が
どのような結果を生み出すかを予期・予見する予期機能があり、
タマゴを強く握ると割れてしまうかもということを想像して
無意識のうちに割れないようにブレーキをかけているため、
タマゴが割れにくくなるそう。
※絶対に割れないわけではないのでご注意ください。
【珍百景No.1913】「意外すぎる野球チーム」大阪府大阪市
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平均年齢80歳の元女子プロ野球選手のおばあちゃんたちが
作った野球チーム「大阪シルバーシスターズ」。
1950年、日本女子野球連盟が発足し、
全国に16の女子プロチームが存在したという。
入団するには野球の腕前もさることながら、容姿端麗で
あることも重要だったそうで、全国各地に遠征しては
アマチュア男性チームなどと試合をおこなっていたそう。
しかし、給料は一部のトップ選手のみしかもらえず
続けることを断念する選手も多くおり、
さらに経営不振で多くのチームが解散していったという。
だが、おばあちゃんたちの中には「まだやり残したことがある」
「まだまだやれる」という思いが残っていたため、
8年前に大阪シルバーシスターズを結成したそう。
【珍百景No.1914】「海の上に立つ謎の人物」鹿児島県鹿児島市
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★内村直子さん
平日の午前中、錦江湾の沖合で海の上に立って
なわ跳びやヌンチャクをする謎の人物…。
これは、大き目のサーフボードに乗り、オールで
漕いで水上を進むサップというスポーツの光景。
なわ跳びやヌンチャクをしていた人物は消防士で、ボードの上
という不安定な状態で運動することで体幹を鍛えていたそう。
「駐車場に埋められた謎をとけ!」長野県松本市
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★辻雄斗さん(中学1年生)
駐車場の片隅に胸から下が土に埋まった女性像がある!
駐車場の持ち主に伺ったところ、像の下半身が土に
埋まっているのではなく、胸像が土の上に乗っていただけ。
この像は駐車場の持ち主のお宅の娘さんが大学時代に
土で作ったもので、家の中に置いておくと邪魔になるため
そのうち雨で溶けるだろうと3年前から駐車場に
置いてあるそうだが、素焼きなので溶けなかったのだとか。
「ミスマッチなラーメン店」福岡県うきは市
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★高倉範光さん
江戸時代の町並みが残る筑後吉井地区に
「南米ペルー軒」という名前のラーメン店がある。
店名からすると新しい味のラーメンが食べられるのでは…
と思いきや、南米ペルー軒のラーメンは
オーソドックスなとんこつラーメンだった…。
戦前、店主のお義父さんがペルーへ移住して生活していたため、
帰国後に開いた店に「ペルー軒」と名付けたそう。
「怪しい金と銀の巨大な顔」京都府京丹波町
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★山内廣子さん
のどかな田園地帯で金と銀の顔のようなオブジェを発見!
これは、夫婦揃って芸術家の大西治さん・雅子さんご夫婦の
作品で、一方には車輪付きのイスが、もう一方には
一輪車が付いていて、鉄骨のアームの両端に取り付けると
自走する「気持ち観測衛星-SORA1号」という芸術作品。
2年前、芸術祭に出展するために作ったのだとか。
「粘着シートが好きなのに…困る犬」岡山県岡山市南区
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平野さんご夫婦の愛犬・かりんちゃんは、粘着シートが
大好きなようで、自ら体をこすりつけるのだが、体にシートが
つくと気になるようで、はがそうと必死になってもがく。
それを何度も繰り返すかりんちゃんの様子をムツゴロウさんに
見てもらったところ、これは周りに自分と同じニオイを
つけたいという犬の本能によるニオイつけ行動によるもので、
かりんちゃんは粘着シートのニオイに反応しているのだそうです。
「激しいヤギ」千葉県野田市
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★荻本陽子さん
「清水公園ポニー牧場」のヤギがエサをもらう時に
階段に足をかけて寄りかかる様子を
「仁王立ちになっている」と主張する投稿者でした…。
「熊本県のウソスズキ」熊本県熊本市
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居酒屋「酒湊」の店長は「ウソスズキ」という名札をつけ、
見た目もしゃべり方もウド鈴木そっくり!
ウドの大ファンだというウソスズキこと井出努さんは
3年前からウド鈴木をマネて普段もこの恰好で歩いているそう。

【珍百景な大会に挑戦!】

「しゃく投げ大会」兵庫県香美町小代区
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春から初夏にかけ、しゃくなげが咲き誇る全国石楠花公園で
開催される「全日本しゃく投げ競技大会」。
花の「しゃくなげ」と「ひしゃく投げ」をかけたダジャレで始まったというこの大会は、しゃくなげをイメージしてペイントされた
ひしゃくを1人2投ずつ投げ、飛距離を競う大会で、
優勝者には地元のお米30キロがプレゼントされる。
この大会に元巨人軍エース槙原寛己が参戦!
今回の参加者は子供から大人まで103名。
気合十分で挑んだ槙原だが、
結果は24m62cmで残念ながら3位に終わった…。

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