ナニコレ珍百景｜毎週水曜よる9時放送

【珍百景No.１０４０】「何にもない道の駅」山口県山口市
★Ｏ．Ｔ．さん（34歳・大学教員）
	ただの小屋に「マイクロ道の駅」と書かれた看板がある…。 実はこの“道の駅”は、野菜の無人販売所。 自宅の畑で野菜を作るＡ．Ｍ．さんが、採れた野菜を 遠くまで売りに行けずに悩んでいたところ、近所に住む 原川さんが畑のすぐ近くに無人販売所を作ってくれたそう。 制作者の原川さんは、名前を付けた方が立ち寄りやすいのではと考え、 小さいという意味の「マイクロ」を頭に付け、 人目につくように「道の駅」と名づけたのだという。

【珍百景No.１０４１】「大量発生の商店街」群馬県高崎市
	ビル群の中にある「高崎中部名店街」にカブトムシが大量発生！！ さらに、虫捕り網を手にした大勢の人々が集まってきた！ この商店街では年に１回、育てたカブトムシを街に放して 無料で取り放題という、子供向けのイベントを行っているそう。 商店街の方々は、この日のために山で幼虫を捕って育てるそうで、 今年は約1300匹のカブトムシが街に放たれたという。

【珍百景No.１０４２】「無言だが親切な案内役」長野県南木曽町
★牧本晶子さん（52歳・主婦）
	初めて行く場合はちょっと不安になる方もいる 牛ヶ滝という観光名所に出没する１匹の犬… 観光客が追いつくのを待ちながら付いてこいと言わんばかりに ルート通りに先導してくれる犬に付いていくと、 目的地の牛ヶ滝までたどり着くことができるのだ！ まりちゃん（柴犬 ６歳）は、犬が特殊な訓練を受けて 鳥獣から田畑を守る忠犬制度の忠犬として飼われており、 普段は飼い主の飯嶋さんの畑の近くにいるそうだが、 とても人懐こいため、観光客が来ると喜んで 牛ヶ滝まで繰り返しついて行くうちに、自然と滝までのルートを覚え ２年前から、気が向いたときに案内をするようになったという。

【珍百景No.１０４３】「笛がいらない審判」長野県南相木村
★中島健大くん（小学３年生）
	投稿者・健大くんは、口から笛のような音が出せる！ 声は、声帯の伸縮によって低い音と高い音を出すのだが、 声帯をより伸ばして声を発すると、笛のような声が出せるそう。 健大くんは、サッカー審判員の資格を持つお父さんに憧れ、 マネをしているうちに笛のような音が出るようになったという。

【珍百景No.１０４４】「箱を作って早口50音に挑戦」滋賀県栗東市
★岡本直丈くん（小学６年生）
	投稿者の岡本くんは、五十音全てを高速で言えるということで、 ひらがなを１文字ずつ書いた紙を入れた自作の箱から 友達の門阪駿くん（小学６年生）に１枚引いてもらって 出た文字を高速で発声することに挑戦！ 「も」「み」「ら」など、見事に高速発声することができました！！

【珍百景No.１０４５】「特定の個人に向けたお店の張り紙」大阪府大阪市中央区
	中央区難波千日前にあるラーメン屋さんに 「高橋さん、冷麺また始めました」という、 お笑い芸人のサバンナ高橋だけに向けたメッセージが掲げられている。 「がんこラーメン十八代目」では、３年ほど前に冷麺を出していたが 一時期やめていた。しかし、サバンナ高橋はその冷麺が好きで 「（冷麺を）再開して欲しい」とリクエストをしていたのだとか。 その後、冷麺を再開したのだが、サバンナ高橋に連絡を取る 手段がなかったため、看板に張り紙をはったのだそう。 ちなみに、張り紙をはってすぐにサバンナ高橋はお店に行ったそう。

【珍百景No.１０４６】「男のロマンのお城」宮崎県えびの市
★馬場さん
	「森岡城」という、とても立派なお城が、 実は森岡さんが造った個人のお宅だという。 森岡城の敷地面積は１万５千坪（東京ドーム約１個分）ほどもある。 建築会社と不動産会社を経営してきた森岡さんは、 その経験を活かし、このお城を自分でデザインし、 日本中から石材や木材、そして腕のいい職人さんを集めて 日本建築の素晴らしさを再現したこのお城を建設したそう。 森岡城は、計画から40年たった今でもまだ建築中で、 ゆくゆくはシンボルとして天守閣も建てる予定なのだとか。

【珍百景No.１０４７】「水族館みたいなプール」宮城県白石市
★米谷道子さん（51歳・福祉施設職員）
	白石市立白石第二小学校は、１年生から６年生まで、 全21クラスが平屋建ての校舎で太陽光が入る天窓つき。 そんな校舎の横にある、屋上にプールのある建物は、 プールの底が一部強化ガラスで出来た窓がはめ込んであって プールの底から下の廊下を歩く人が見えるようになっている。 ガラス張りになっているおかげで、 廊下は窓から入ってくる自然光で明るく蛍光灯がいらない上に、 水泳でも、下が見えることで潜水の練習にも効果的なのだとか。 この建物は、日本建築学会から表彰もされた、 公立ではとっても珍しい学校なのだそう。

【珍百景No.１０４８】「畑の中にある外国」千葉県成田市
★Ｔ．Ｍ．さん（36歳・会社員）
	田園風景の中に建つ色鮮やかな外国風の建物の中に 外国人僧侶たちが入っていく…。 なんと、この建物は本格的なタイの寺院。 多くの在日タイ人のために、静かで環境の良い この場所にお寺を建てたそうで、休日には多くの人が この場所で本国さながらに祈りをささげている。

【珍百景No.１０４９】「バリバリの１０３歳」長崎県雲仙市
★横田鉄也さん（40歳・会社員）
	趣味はグラウンドゴルフという とってもお元気な103歳の宅島好孝さんは、 自分の歯が29本（親知らずを含む）全て残っていて、 リンゴもかじることが出来る！ 専門家も、文献でも100歳を越えてこれだけ多く 自分の歯が残っているのは見たことがないと太鼓判を押す。 宅島さんによると、秘訣はなんでもよく噛んで 食後はしっかり歯を磨くことなのだとか。

【珍百景No.１０５０】「貸している畑がすごいことに！！」埼玉県蓮田市
★鈴木琢磨さん
	投稿者・鈴木さんのお宅が人にレンタルしているという畑に アニメの少女キャラクターの旗がたくさん立てられている。 この畑を借りているという大井さんに伺ったところ、 「けいおん！」というアニメの限定版ブルーレイディスクを購入した際に ついてきたオマケを畑の風よけとしてこの場所に設置したのだとか。

「高すぎるペット」大阪府堺市
★Ｏ．Ｍ．さん（36歳・主婦）
	住宅街にあるペットショップの「ケン＆ワン」の 店先にいるラクダが税込み498万円で販売されていた！！！ ５年前、動物園から仕入れたヒトコブラクダは、 実際に買うとなるとこのくらいのお値段が妥当なのだとか。 ちなみに、自治体によってラクダを飼うのに 申請が必要になるが、堺市では申請などは不要。 ラクダの寿命はおよそ30年で、エサ代は１ヵ月約10万円かかるそう。

「住宅街にスリル満点の駐車方法」東京都青梅市
★金子真澄さん
	住宅街に建つ普通の民家で タイヤの間に何もない高い場所に車が止められている！！ 家の後ろ側に回ってみると、実は高台に駐車してあるのだが 正面から見るといかにも危なっかしい止め方に見えるのだが・・・・、 この家の方によると、車の台数が増えたため、 通路の部分を自分で改造して車の仮置きの場所を作ったそう。

「チャレンジしたい海の幸」千葉県南房総市
★豊崎彩夏ちゃん（小学６年生）
	地元で獲れた海産物がズラリと並ぶ「道の駅 ちくら・潮風王国」に サザエが景品のクレーンゲームが存在した！！ １回200円で販売価格１kg（5〜7個）1800円ほどの サザエ獲得に挑戦できるこの「マリンキャッチャー」だが、 中には活きの良いサザエが入っているため、 ゲーム機の底に張り付いてなかなか手に入れることができない…。

「時期限定 土から謎の白い物体」広島県三次市
	美味しそうな果実がたくさんある｢平田観光農園」の果樹園に 白くて丸い謎の物体がいくつも生えている…。 バレーボールのような弾力のこの物体の正体は、 日本全国で夏場になると発生するオニフスベというキノコ。 10日ほどで約30cmに成長するオニフスベだが、 これだけの数が群生することは珍しいことだという。

「30ｍの塔の上にありえない物」埼玉県秩父市
	住宅街に建つ高さ30ｍの塔のような建物の 屋上にむきだしのトイレが存在した！ この塔は排水パイプの製造業者が所有する施設で、 集合住宅に使用される配水管の実験をする「排水試験タワー」。 高層の集合住宅などの排水能力をチェックするためのもので、 圧力の測定や騒音などのデータを収集する、とても重要な施設。

「顔が浮かぶカーブミラー」茨城県某所
★勝篤史さん（37歳・設計業務）
	カーブミラーの真ん中にくっきりと 人の顔のような跡が浮かび上がっている…。 この模様は、汚れではなく、劣化によって鏡の部分がはげ落ちて、 下地に塗られていた塗装が表面に出てきたのが、 偶然このような模様になっただけなのだとか。

【その後の珍百景】「勝利の祝砲の結末」福岡県直方市
	「みんなで勝利を祝う町」（2010年6月23日O.A.）のその後… 相撲の場所中は毎日、直方市出身の力士・魁皇が勝つと 花火を上げて町中に勝利を教えてくれていた 新谷さんでしたが、今年１月に亡くなっていました。 新谷さんが亡くなった後も魁皇は活躍し続け、 今年７月には史上最多勝利数となる通算1045勝を達成。 その時、直方の河川敷では、新谷さんの意思を受け継いだ 魁皇後援会の若者たちが花火を打ち上げていた…。 ７月１９日には魁皇が引退をし、新谷さんが18年間 打ち上げ続けてきた花火も終了することになった。 魁皇引退の翌日、７月２０日には、魁皇後援会の手により、 魁皇と新谷さんへ向けた感謝の花火が打ち上げられた。 現在も活躍中の浅香山親方（元大関 魁皇）には、 東京都江東区毛利にある「ちゃんこ魁」で会えるかも！？

【その後の珍百景】「歌うお米屋さんに変化が!!」神奈川県茅ヶ崎市
	「聴きたくなるお米屋さん」（2011年7月6日O.A.）のその後… 素晴らしい歌声で自作の歌を聴かせてくれた ご主人・瀬戸口さんの元には全国から絶賛の声が届たそう。 そんな瀬戸口さんが今回、番組のエンディングに流せるようにと、 「珍百景のテーマソング」を作ってくれました！