2008年9月3日
【珍百景No.245】
「合体した植物」
沖縄県宜野湾市
★投稿者:M.I.さん
宜野湾市役所の敷地内に存在する
別の木と見事に合体しているヤシの木。
一見すると木の上にヤシが生えているようにも見えるが
このヤシの木はしっかりと地面に根を張っている。
これは、野鳥が“他の木を巻き込む”という性質を持った
「アコウ」と呼ばれる植物の種を
元々この場所に生えていたヤシの木の根元に落とし、
それがヤシの木に巻きつくように成長していき、
数十年かけてヤシの幹部分を覆ったために生まれた光景。
【珍百景No.246】
「海底からのメッセージ」
和歌山県すさみ町
★投稿者:O.H.さん
日本有数のダイビングスポットとして知られる町の
海底に沈んでいる真っ赤なポスト…。
ダイビングが出来る人なら誰でもハガキを投函でき、
投函したハガキは2日に1度回収されて全国に配達される。
水深約10mの地点に沈むこの「海底ポスト」は
平成11年に当時の郵便局長の発案で設置されたもので、
「世界一深いポスト」として
2002年のギネスブックにも認定された。
【珍百景No.247】
「よみがえる坂本龍馬」
大阪府東大阪市下小阪
★投稿者:O.S.さん
「司馬遼太郎記念館」の天井に浮かび上がった
坂本龍馬のような形のシミ。
写真と見比べるとますますソックリなこのシミ、
どうしてできたのか、なぜこの形になったのか…
その原因は謎に包まれている。
【珍百景No.248】
「石が掘った穴」
長崎県斑島
★投稿者:Y.M.さん(35歳・飲食店勤務)
切り立った溶岩石でできた海岸に存在する
石が岩石を掘って出来た約3m10cmの穴。
これは「ポットホール」といい、
元々ここにあった岩が波を受けて回転し、
長い年月をかけて掘り進んだためにできたもの。
そのため、石も穴も表面がツルツルに磨かれている。
昭和33年に国の天然記念物に指定されたこの穴は
約6000年の年月をかけて掘られたもので、
今もずっと掘り続けているのだそう。
【珍百景No.249】
「湖の上にできる大行列」
島根県松江市
★投稿者:小野賢志さん(32歳・営業マン)
平均水深約4.5m、最深部約7mの宍道湖の湖上を
200m先の嫁ヶ島めがけて列になって歩く人の姿…。
これは嫁ヶ島にある竹生島神社へのお参りや、
自然との触れ合いを目的に
毎年8月に開催されている湖を渡るイベントでの風景。
この人たちが歩いている部分には
火山の噴火で溶岩が溜まって作られた道が通っているので
水深の深い湖でも歩いて渡ることができるのだ。
【珍百景No.250】
「おかしなお祈り」
愛知県西条市
★投稿者:H.S.さん
厳粛な空気の中、真剣にお祈りをする人々が集まった
栴柦寺(通称・世田薬師)の中央に祭られた…
大量のきゅうり!?
これは「きゅうり封じ」といい、
きゅうりに病気や悩み事を封じて健康を願うという
毎年土用の丑の日に行われている伝統ある祈願祭。
この日、祈祷に使用された約7000本のきゅうりは
山の中に埋めて丁重に供養される。
【珍百景No.251】
「立派な安アパート」
沖縄県うるま市
★投稿者:新屋成昭さん(25歳・ホテル勤務)
沖縄本島の中部に位置するのどかな町に存在する
まさに「安アパート」。
鉄筋コンクリート製の3階建てで間取りは2DKと、
立派な作りな上に、近所のアパートの相場から見て
決して家賃が高いわけでもないこの「安アパート」。
「高江洌安橲」という名前のオーナーから
「安」の字を取ってこの名前になったのだそう。
【珍百景No.252】
「取り残されたスベリ台」
熊本県熊本市江津
★投稿者:N.N.さん(21歳保育士)
キレイな湧き水が豊富に湧く市民のオアシス
「水前寺江津湖公園」にある
池の中央に置かれたゾウさんのスベリ台…。
池の中に入らなければ遊ぶことの出来ない
このスベリ台は昭和30年代に作られたもの。
当時、この池はプール代わりとして使われていたが、
水の量が少なくなり、池が浅くなったため
泳ぐ子供たちがいなくなり、スベリ台も使われなくなった。
池は今でも遊泳可能なのでスベリ台で遊ぶ事もできます。
【珍百景No.253】
「度が過ぎた信号機」
鹿児島県鹿児島市田上
★投稿者:萩原直人さん(21歳・大学生)
横断歩道からやたらと離れている上に
異常なほど高い場所に設置された歩行者用信号機。
その高さは約5m、横断歩道からの距離は約20m…。
この信号機を設置する際、場所が確保できなかったため、
離れた場所に立つ電柱に設置することになり、
また、信号機を車道にはみ出して設置する場合は
約5m以上の高さに設置するという県の規定があるため
このような形で取り付けることになったのだそう。
【珍百景No.254】
「見つめる鳥居」
埼玉県さいたま市緑区
★投稿者:松本明子さん(タレント)
並木道の脇に立つ、中心に目が収まった小さな鳥居…。
約50cmの手作りで出来た木製のこの鳥居、
よく見れば道路沿いに無数に存在している。
この地域はゴミの不法投棄が多いため、
土地の所有者が不法投棄防止のために
この鳥居を設置したのだとか。
設置されて約半年、この鳥居の効果は抜群だそうです。