2008年6月18日
【珍百景No.161】
「危険な天然記念物の島」
青森県八戸市
約4万羽ものウミネコが生息し、国の天然記念物にも
指定されている、周囲約800mの蕪島。
この小さな島に建つ蕪嶋神社に参拝に向かう人々は
雨でもないのに、なぜか皆傘を差している…。
実はこの傘、上空を飛び回るウミネコたちが落とす
フンを避けるために差しているもの。
ウミネコは2月〜8月の間、この島で産卵・子育てを行うため
これはその期間だけに見られる貴重な光景。
【珍百景No.162】
「驚異の指使い」
東京都中央区
筆のついた10本の指を一度にを同時に動かして
見事に「あけましておめでとう」と書き上げる男性。
この男性は、「10文字を同時に書ける」ということで
“十文字翔”と名乗っている。
中学生の頃、両手で文字を書いていた十文字さんは、
10本の指で同時に文字を書くことが脳の活性化になる
と考え、昨年10月にこの技をマスターしたのだそう。
さらに、今年、「指ペン脳トレ教室」を開講したのだが、
いまのところ受講生は1人もいないのだとか…。
【珍百景No.163】
「ヨチヨチ歩きの配達員」
静岡県掛川市
ペンギンたちと触れ合える「掛川花鳥園」に存在する、
「新聞取ってきて」というお願いに応えて
新聞紙を運んできてくれるペンギン。
こちらは、ケープペンギンのゴゴウくん。
詳しい理由ははわからないのだが、
以前、偶然新聞を持ってきたことをほめられ、
それ以来、新聞を運ぶようになったそう。
ゴゴウくんは、新聞以外にも
トイレットペーパーなども運んでくれるのだそう。
【珍百景No.164】
「ノリノリの墓場」
京都府京丹波町
★投稿者:S.A.さん(46歳・会社員)
福壽寺にある「さわやかリズミカル霊園」という名の霊園。
霊園に設置されたスピーカーからは
ビートルズのナンバーやロッキーのテーマなど、
幅広いジャンルの曲がかかっている。
実はこの霊園、音楽好きの住職が
霊園の持つ暗いイメージを変えようと、
さわやかでリズミカルな音楽を流しているのだという。
壇家さん達にも好評なこちらの霊園、
リクエストをすればどんな音楽でもかけてもらえるそう。
【珍百景No.165】
「下を向いて歩く人々」
兵庫県西宮市
★投稿者:M.Y.さん(31歳・清酒製造業)
すぐ上を迫力たっぷりに電車が走る
とっても低いトンネルを窮屈そうに歩く人々…。
線路の向こう側へ抜けるトンネルを作る際、
電車の通っている場所が低く、トンネルの強度を
保つためにはこれ以上高く出来なかったために、
高さ約130cm、長さ25mという
こちらの「庄川トンネル」が生まれたのだそう。
【珍百景No.166】
「半分だけの駐車スペース」
福井県あわら市
★投稿者:古田篤史さん(23歳・フリーター)
駐車禁止の道路標識の下に「偶数月」と書かれた
補助標識がついた標識。
つまり、奇数の月は駐車してもよいということだが…。
その反対車線に目をやると…こちらには「奇数月」という
補助標識のついた駐車禁止の道路標識が!
こちらの道路は両側に旅館が立ち並んでいるため、
片側の旅館に対してだけ不公平がないようにと
月替わりで交通規制を実施しているのだそう。
【珍百景No.167】
「地下30mでの出来事」
栃木県宇都宮市
大谷石の産地、大谷地区の「大谷石資料館」にある
広さ2万u、深さ30mの採石場跡で行われる
なんとも壮大な結婚式の風景が!
普段、こちらの区域は立ち入り禁止なのだが、
約20年前から式場として貸し出しているのだそう。
挙式費用21万円という、この採石場での結婚式、
年間で約15組のカップルが式を挙げているそう。
【珍百景No.168】
「日本一の中学校」
愛媛県愛南町
全校生徒わずか16名というこちらの中学校、
その名も「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町
篠山小中学校組合立篠山中学校」は、
漢字で30文字、ひらがなでは57文字と
日本一名前が長い中学校。
愛媛県と高知県の県境に建つこの学校は、
愛媛の愛南町と高知の宿毛市の両方から
生徒が通えるように組合という形を取ったため、
とっても長いこの名前になったのだそう。
【珍百景No.169】
「食べられた下半身」
京都府京都市
★投稿者:S.C.さん
下の部分が石垣に埋め込まれているこちらの電信柱。
実は、山を削って道路を広げる際、
土砂崩れ防止のために
道路沿いに立つこの電信柱ごと石垣で固めたため、
この形になったのだそう。
「合体した家(新潟県上越市)」
は残念ながら認定されませんでした。
「豪華な屋根の上(秋田県秋田市)」
は残念ながら認定されませんでした。