2008年4月30日
【珍百景No.95】
「食べられた住所」
埼玉県所沢市
★投稿者:松本さん(37歳・運送業)
「宮本町二丁目」の住所が書かれたプレートを幹の中に
包み込んだ高さ約6mのケヤキ。
約20年前に取り付けられた住所表示を
ケヤキが成長とともに取り込み、このような姿になった。
専門家によると、これは「取り込み現象」という現象で、
成長の早い街路樹に起きやすいのだそう。
【珍百景No.96】
「大自然の知恵の輪」
長崎県長崎市
★投稿者:林田昭寛さん(34歳・システムエンジニア)
人里離れた道路の脇に立つ、
タイヤの中から生えた1本の木。
枝があるのでタイヤを上から抜くことはできないし、
タイヤに切れ目などの細工は一切ない。
おそらく、木が小さい時にタイヤを置き、
成長してこのようになったのではないかと推測される。
【珍百景No.97】
「屋根より高いミルク」
広島県三次市
★投稿者:Y.M.さん
畜産業が盛んな、のどかな町に存在する
巨大な牛乳パックのような建物。
こちらの建物は「大迫牛乳店」という
牛乳屋さんの自宅兼お店。
目立って宣伝になると考え、
販売している牛乳パックのデザインをリアルに再現した
この家を約30年前に建てたのだそう。
【珍百景No.98】
「特別扱いする神社」
和歌山県海南市
「全国の鈴木さんいらっしゃい」というのぼりが立つ
海南市の「藤白神社」。
「鈴木家」の名前が入ったお守りも置かれ
鈴木さんを大歓迎しているこちらの神社は
実は鈴木姓発祥の地と言われる場所。
初代「鈴木さん」と言われている方が
熊野三山の神主さんで、
全国各地の熊野神社に鈴木一族が散らばったために
全国に鈴木姓が広がったと言われている。
【珍百景No.99】
「日本でたった一つの交差点」
愛媛県松山市
踏み切りが開くのをじっと待つ路面電車という、
ありそうでなかなか見られないこの光景は
路面電車よりも普通の電車が優先されるために
起きる「旅客線直交平面交差」という現象。
日本では伊予鉄道大手町の駅前踏み切りでのみ
見ることができる。
日本で唯一、電車と路面電車の線路が交差する
こちらの踏み切りの交差線路は、鉄道マニアの間で
「ダイヤモンドクロス」と呼ばれているそう。
【珍百景No.100】
「スルーしないドライブスルー」
愛知県東浦町
★投稿者:大野さん(19歳・大学生)
「肝っ玉母さんの店」というお弁当屋さんには
ちょっと変わったドライブスルーがある。
インターホンで注文を済ませ、駐車場に車を停めて
待っていると、おばちゃんが弁当を届けてくれるのだ。
こちらのお店、普段はインターホンのある建物で
普通にお弁当を販売しているのだが
人手が足りないときはお店を無人にしているため、
工場直通のインターホンで注文すると
おばちゃんが離れた場所にある工場から
できたての弁当を届けてくれる。
【珍百景No.111】
「海の口」
熊本県天草市
★投稿者:K.H.さん
港から約200m離れた沖合いに存在する
海から伸びた遺跡のような入り口。
高さ約7mのこの不思議な入り口は
明治30年に創業した烏帽子鉱という海底炭鉱の入り口。
明治時代、海底の石炭を掘っていたのだが
当時の技術では水をくみ出しきれず
わずか4年ほどで閉鎖してしまったのだそう。
入り口の背後にある防護壁が侵食を防ぎ
100年経った今でも形がほとんど残っている。
【珍百景No.112】
「美少女の車軍団」
東京都秋葉原
オタクの町・秋葉原に集まる
アニメキャラの付いた車、通称「イタ車」。
響きはカッコイイのだが、
秋葉原の「イタ車」とは「イタイ車」、つまり「痛車」で、
これがバイクになると「痛単車(イタんしゃ)」と呼ばれる。
これは週末に見られる光景で、
多いときは30台もの「イタ車」が集合しているそう。
また、彼らの車に張られたステッカーは特注品で、
1m四方で約1万円するものだという。
「元気すぎる男の子(静岡県川根町)」
は残念ながら認定されませんでした。
「タイムスリップした町(埼玉県蓮田市)」
は残念ながら認定されませんでした。
「最高の開放感トイレ(北海道札幌市)」
は残念ながら認定されませんでした。