2008年4月9日
【珍百景No.60】
「大きな客のいる店」
兵庫県神戸市
★投稿者:テラモトさん(30歳・医療関係)
喫茶店「カフェ・フリーダム」の
屋根を突き抜ける約12mの巨大な樹木。
店内の中央にそびえ立つ樹齢200年のこのクスノキは、
第二次世界大戦のときに空襲から
家族の命を守ってくれたという大切な木。
そのため、店を建てる際、切るというわけにもいかず
木を囲むようにして店を建てたのだという。
【珍百景No.61】
「ダンシングラーメン」
奈良県大和高田市
調理場というダンスホールでぴったりと息を合わせ、
まるでダンスを踊っているかのように華麗なステップを
踏みながら次々とラーメンを作る不思議な男女。
この店は夫婦で経営している「はじめラーメン」。
お客さんにも大好評のこのダンスだが、
ご主人いわく、別に踊っているわけではなく、
ラーメンを少しでも早く作るために
能率のよい動きをしている姿が
踊っているように見えるだけなのだそう。
【珍百景No.62】
「命がけで渡る橋」
大分県豊後高田市
★投稿者:蔦谷さん(25歳・会社員)
奇岩連峰の険しい山道を約1時間登った場所、
標高約100mの断崖の間に、長さ5.7m、幅1.3mの
小さな石橋「無明橋」がかかっている。
無明橋を渡った先には弘法大師の石像が祀られており、
この無明橋はお参りをする人のためにかけられたのだそう。
しかし、現在「無明橋」を渡る人はほとんどいないのだとか。
危険な場所なので見に行かれる方は十分ご注意ください。
【珍百景No.63】
「驚きの道路」
大阪府摂津市
閑静な住宅街の道路を走っていると
突如として現れる「あっ!」の文字。
この道路は道幅が狭く、
また、小学校の通学路にもなっているため
ドライバーの目に留まるよう、インパクトの強いものに
しようと市が書いたのがこの路面標示。
摂津市には他にも「走っている人の絵」など
インパクトを重視した道路標識が存在する。
【珍百景No.64】
「究極の手放し運転」
愛知県名古屋市
★投稿者:H.S.さん(26歳・自営業)
「名古屋ガイドウェイバス」は、一般道を走るときは
運転手が運転をする普通のバスなのだが、
専用道路を走る際には、案内輪がレールに沿い、
ハンドルを操作しなくても自動で走行するようになっている。
自動走行中もハンドルとタイヤは連動しているので、
専用道路でハンドルを握るとタイヤが動いてレーンに
摩擦抵抗を与えてしまうため、
運転手は専用道路では手放し運転をしているのだという。
【珍百景No.65】
「包み込む自動販売機」
兵庫県豊岡市
「唐草模様」「宝石」「コウノトリ」など、全16種類の
デザインのカバンが売られているこの自動販売機。
豊岡市はカバンの生産量が日本一の街ということで、
地場産業のカバン製造を利用して
商店街を活性化させようと設置したもの。
豊岡市内に2台だけ存在するこのカバンの自動販売機では
24時間カバンを購入することができる。
【珍百景No.66】
「無口なミュージシャン」
三重県津市
★投稿者:野村隆志さん(47歳・自動車部品メーカー経営)
大観音寺に存在する、マイク片手に
ご機嫌で熱唱しているかのようなポーズの観音様。 
この観音様はカラオケ関係の商売で成功した信者から
寄贈されたもので、「カラオケ観音」と呼ばれている。
歌がうまくなりたい人や、芸事の上達を願う人が
この観音様をお参りしているそう。
【珍百景No.67】
「短すぎる禁止地帯」
長崎県長崎市
★投稿者:柴田幸祐さん(27歳・ソフトウェア開発)
片足鳥居に続く階段の手前に存在する、
開始地点から終了地点まで約3mほどの
極端に短い区域を指定したように見える駐車禁止の標識。
これは、階段側から見て禁止区域の始まる
場所であることを指した「ここから」と
道路側から見て区域の終わる
場所を指した「ここまで」の標識なのだという。
「手綱を持たないジョッキー
(北海道帯広市)」
は残念ながら認定されませんでした。
「空を飛ぶ神社
(大阪府泉佐野市)」
は残念ながら認定されませんでした。