これまでの放送

2025年10月12日放送

【珍定ゲスト】白石麻衣・バッテリィズ

■鉄道珍百景!
・豪華列車も走っているのにボロボロの駅舎
・駅の改札で野菜や果物を販売する鉄道
・車内でハーモニカに合わせて大合唱の鉄道
・たった1人で作った個人所有の鉄道
・土管の駅舎&3Dプリンターで作った駅舎
■離島珍百景!
香川・沖之島…島民の買い物はマイボート!?小豆島から2分の離島
長崎・青島…犬を飼ってはいけない風習がある離島
■あの珍百景は今!?
・14年前…駅員の格好で弁当を売っていた販売員の今は?
・15年前…お菓子と切符を売っていた駄菓子屋さんの今は?

■列車の中で合唱 長野県上田市 上田電鉄別所線 列車の中でハーモニカの演奏に合わせて乗客が合唱する光景。
お客さんに楽しんでもらう目的で始めたそうで、ハーモニカ列車は団体観光客向けの予約制無料サービスなんだとか。

■地下40mにホームがある駅 新潟県糸魚川市 えちごトキめき鉄道 筒石駅 駅のホームが地下40mもの場所にある光景。
路線建設時のトンネル工事用の斜坑を利用して建てられたそうで、ホームまでの道のりはエレベーターがなく、階段を歩いていくしかないそう。

■トンネルから強風 新潟県十日町市 北越急行ほくほく線 鍋立山トンネル 台風並みの強風が吹き出すトンネルの光景。
特急も通過するトンネルの点検口で、列車が通ると風速20メートル弱ほどの台風のような風が吹き出すんだそう。
列車が通過後はトンネル内に空気が戻ろうとするためすごい勢いで吸い込まれるんだとか。
普段は立ち入り禁止で、ツアーでのみ体験することができるそう。

■ボロボロの駅舎 福岡県みやこ町 平成筑豊鉄道 田川線 崎山駅 駅舎がボロボロすぎる光景。
崎山駅は70年前に開業以降一度も建て替えず、約30年前に無人駅となってから老朽化も加速し、ツタまみれの今のような駅舎になったそう。

■駅の改札で野菜を販売 長野県長野市 長野電鉄 駅の改札で野菜が購入できる光景。
お客さんとコミュニケーションをとる場を作ろうと、長野電鉄のいくつかの駅で毎朝地元の農家から届く新鮮な野菜や果物を改札前で販売しているそうで、改札でお会計するんだとか。

■土管&3Dプリンターの駅舎 和歌山県有田市 JRきのくに線 土管のような駅舎や3Dプリンターでつくられた駅舎がある光景。
和佐駅は土管のような駅舎で土木関係の水路などで使用されるコルゲートパイプでつくられており、駅を長持ちさせるために丈夫な素材で作ったんだとか。
初島駅は、工場内の3Dプリンターでつくり、現場で組み立てて3時間ほどで完成したそう。

■個人で作った鉄道 大阪府豊能町 たった1人でつくられた鉄道がある光景。
持元さんという方が自宅の庭にレールを敷いて楽しんでいたところ、子どもたちが乗って楽しむようになり、現在の場所に線路や駅を新しくつくったそう。
持元さんが亡くなったあと、遺志を継いだ20名が運営スタッフとして参加していて、定期的に無料の運転体験を開催しているそう。

■トークが軽快な駅の販売員 長野県大町市 立山黒部アルペンルート 扇沢駅
初回放送:2011年12月28日
トロリーバスの扇沢駅にいた話上手な販売員のその後の光景。
駅の構内の改札前で駅員の格好をして、発車を待つ人だかりに向かって軽妙なトークでお弁当やお菓子を販売している中里さん。
30分に1本しかないバスを待つお客さんの退屈しのぎにと21年前から始めたそうで、駅員の服装をしているが駅員ではなく売店の販売員なんだそう。
14年ぶりに訪れてみると、変わらず改札前でお客さんに軽快なトークで販売していた。
前回の放送が好評で中里さんのオリジナルグッズまで作られたとか。

■切符を売る駄菓子屋さん 山口県宇部市 西村商店/Mago’s Cafe
初回放送:2010年6月9日
電車の切符を販売している駄菓子屋さんのその後の光景。
JR西日本宇部線の草江駅は無人駅なので駅のそばにある、当時90歳の西村さんが切り盛りする駄菓子屋さん「西村商店」がJRから委託されて切符を販売。
切符の販売による利益はほとんどないそうだが、乗客は毎日来るため、約50年間、西村さんはほとんど休むことなく切符を売り続けていたんだとか。
15年ぶりに訪ねてみると、西村さんはすでに他界され、お孫さんが駄菓子屋さんを改装して、駄菓子屋さんの名残があるカフェを開いていた。
現在、カフェで切符の販売はしていないそうで、降車駅で支払うシステムになっていた。

■犬が飼えない島 長崎県松浦市 青島 ★珍百景登録★ 古くから犬を飼ってはいけないという言い伝えがある島の光景。
島民170人ほどの島で、200年以上も前から島民は犬を飼ってはいけないという風習があるそう。
昔は犬をかっていたそうだが、水害に悩まされた島民たちが神様にお祈りをする際に、人柱は決して立てることができないと、心苦しくも犬柱を立てたところ、水害がおさまったという。
以降、犬は神聖な生き物として島で飼うことはなくなり、島内には1匹も犬がいなかった。

■自家用の船で買い物に行く島 香川県土庄町 沖之島 ★珍百景登録★ ほとんどの島民がマイボートで買い物をしている光景。
沖之島は人口およそ50人ととても小さな島で直行便はなく、高松港からフェリーで約1時間の小豆島を経由、無料の渡し船で2分ほどで行くことができる。
島民の買い物は、目の前の小豆島へ、マイボートを自ら操縦して行くそう。
多くの方が2級小型船舶免許を持っているそうで、通勤や買い物などでマイボートを利用しているが、現在、小豆島と沖之島をつなぐ橋が建設中だそうで、来年には陸路がつながる予定とのこと。

一覧に戻る