これまでの放送

2024年3月31日放送

【ゲスト】羽田美智子・阿佐ヶ谷姉妹
【ロケ出演】エルフ荒川

■佐賀…エモい‼昭和レトロな商店街にイマドキギャル芸人エルフ荒川が突撃‼
■新潟の田舎街に超高級古着店が!!80年前の貴重デニムに驚きの価格
■東京・小金井市…世界に1人だけ?100年~300年前の服を世界中から集めて〇〇を作る専門家
■岩手・1200年の最後を飾る蘇民祭に密着…感動のラスト
■神奈川・最先端の老人ホーム…入居者全員スマートウォッチ!

■大群の白鳥とカモ 新潟県阿賀野市 瓢湖 新潟県阿賀野市の瓢湖に毎年大群の鳥が集まってくる光景。
2023年11月下旬は、約6千羽の白鳥と、1万5千羽を超えるカモが飛来してきたそうで、白鳥の保護活動をしていたら、カモもたくさん増えたのだとか。

■田舎に超高級古着店 新潟県弥彦村 ヴィンテージ専門店 mushroom
投稿:Sさん
★珍百景登録★ 年間約100万人の参拝者が訪れるという彌彦神社がある新潟県弥彦村に超高額でおしゃれな古着を売っている高級古着店がある光景。
オーナーは、弥彦村へ来た観光客にふらっと立ち寄ってもらいたいと考え、2002年にヴィンテージ専門店をオープンした。
バッグ16万5000円、ズボン19万8000円、ジャケット約25万円などの他、1930年代のシャツ 352万円、1940年代のリーバイス未使用デニム 594万円、1946年製リーバイスデニムジャケット 1320万円と、驚くほど高価格な商品も取り扱っているという。

■世界に1人の服の標本家 東京都小金井市 ★珍百景登録★ 世界で唯一の衣服標本家として活動している光景。
衣服標本家の長谷川さんは、24年前に趣味で衣服の標本づくりを始めたそうで、今では個展を開くほどだという。
100~300年前の服を世界中から集めて、一旦、バラバラにして内部構造を解明し、標本を作ることで、現代の服作りに応用するのだとか。
個展を開催すると、服飾関係の仕事の人たち、美術好き、歴史好き、コスプレイヤーなどが多く来るそうで、展示会では服の型紙なども販売するという。
フランスの王妃・マリーアントワネットが1770年頃に着ていたドレスは、標本を作ることによって、女性が美しく見えるシルエットでふんわりと見せる仕掛けを解明できたという。
個展の入場料や型紙の売り上げなど、1カ月で1000万円を超える収入になることもあるとか。
4月には東京の渋谷で「ヴィクトリア朝のドレス展」という個展を開催するそう。

■演説の全国大会で優勝・準優勝の母娘 岐阜県郡上市
投稿:三浦さん母娘
★珍百景登録★ 母娘が演説の全国大会「尾崎行雄杯 演説大会」で優勝・準優勝した光景。
お母さんは2017年に優勝し、中学3年生の娘さんは2023年に準優勝に輝いたそう。
尾崎行雄杯演説大会は、日本の政治史に名をのこす偉大な政治家・尾崎行雄が多くの国民を魅了し時代を動かしたことを記念し、尾崎行雄の生誕地・神奈川県相模原市で毎年開催されている演説の全国大会だという。
「日本の歩む道」を演題に、内容や話し方で評価され、大学の弁論部、大学教授、政治家など話すことに長けた人たちが出場しているという。
お母さんは、幼い頃、滑舌が悪く、なんとかしようと母が荒療治で始めたのが演説だったのだという。
以来、演説にのめりこみ、娘さんも演説を始めたという。

■スパやレストランを一般開放している老人ホーム 神奈川県横須賀市 マゼラン湘南佐島 ★珍百景登録★ 横須賀市の相模湾を見渡せるオーシャンビューの老人ホームで、レストランやスパなどを一般開放している光景。
介護・支援認定を受けていない方が入居可能な老人ホームで、おしゃれなブックカフェ、フィットネススタジオ、オーシャンビューのスパ、週末は予約殺到のレストランなどがあり、ホテルやリゾートマンションでもないのに、入居者以外に一般開放しているのだそう。
総支配人によると、老人ホームは一般的に閉鎖されて守られていることにより、外とのコミュニケーションがとりづらくなったり、共同体が少なくなってしまうため、自然と弱ってしまうこともあるという。
あえて外の社会とのつながりを保ち、コミュニケーションをとって元気になってもらうため、一般にも開放しているのだそう。
また、入居者全員にスマートウォッチをつけてもらい、日々の健康管理にも役立ててもらっているとか。
階段の上り下りやウォーキングをしたり、レストラン向けの野菜栽培をしたりすると、スマートウォッチにポイントがたまり、そのポイントを使ってレストランで料理やデザートを食べることができるとか。

■道路上に結界が張られた住宅街 岐阜県可児市 兼山下町地区
投稿:纐纈さん
★珍百景登録★ 岐阜県可児市の住宅街の道路上に、文字の書かれた白い木札のようなものがつるされている光景。
その住宅街だけでも、20年ほど前から幾つか木札がつるされているという。
詳しい方を見つけ、聞いてみたところ、この町には無病息災を祈願する「町流し」という行事があり、毎年7月に地域を練り歩いていたという。
その町流しの最後の締めに地域へ病気や災難が入ってこないよう、お札を結界としてつるしたという。
ただ町流しは7日間も続くため、もともとは2000人ぐらいの住民が参加して盛大に行われていたが、どの地域も規模を縮小し、今では40人ほどの住民が続けているだけだとか。

■昭和にタイムスリップしたようなレトロ商店街 佐賀県佐賀市 中央マーケット
ロケ出演:エルフ荒川
★珍百景登録★ 佐賀県は有田焼・伊万里焼などで焼き物の名産地として知られ、嬉野市にある吉田皿屋トレジャーハンティングでは5000円で「焼き物」がつめ放題なんだとか。
そんな佐賀市の住宅街に「中央マーケット」という古びた看板をかかげたレトロすぎる商店街がある光景。
戦後間もない昭和20年代にできた「佐賀の台所」と呼ばれた商店街だが、今では、数店舗のみが営業中で、そのお店はどこもすごいサービスだった。
 ぎょぅざ屋さんも昭和20年創業で、焼き餃子と水餃子をお好みで組み合わせられる「ぎょうざ定食」が人気だそうで、日によっては行列ができることもあるという。
 TERRY’Sというカウンターだけの大人っぽい雰囲気の渋い店は、一流ステーキ店で働いていたことのあるマスターが営むカフェで、日替わり定食が一番人気だという。
 鵜維珠(ウイズ)という定食屋さんでは、おすすめ料理が「豆腐と牛肉のすき煮定食」(※冬季限定)だそうで、1人前にしてはものすごいボリュームだった。

■緑色の「止まれ」の標識 茨城県
投稿:小林一矢さん
茨城県には緑色の「止まれ」標識がある光景。
赤い「止まれ」標識は、公道のみ設置可能で、緑色は利根町役場の敷地内に設置された役場オリジナルの標識なのだとか。

■山の中腹に開いた穴に仏像  茨城県大子町 篭岩山
投稿:鴨志田さん
★珍百景登録★ 茨城県大子町の篭岩山の頂上付近にある岩に穴があり、そこに仏像がある光景。
篭岩山は標高500mほどの山で、登山道の整備が行き届いているわけではないが、ハシゴや鎖場があり、登ることが不可能なほどではない。
そんな山の岩の穴の中に、謎の仏像が安置されていた。

■温泉の湯を男たちがかけあう祭り 群馬県長野原町 川原湯温泉 湯かけ祭り
投稿:Kさん
群馬県長野原町の川原湯温泉で、紅白のふんどし姿の男たちが共同浴場の温泉の湯がすくえなくなるまで桶で湯をすくって大騒ぎしながら派手にかけあう光景。
「お湯がわいた!」が転じて「お祝いだ!」という大きな声を出し、楽しそうに騒ぎ、かける湯がなくなってくると、湯をくす玉へぶつけ、くす玉から出てきた鶏をキャッチすると福男となるとのこと。
この行事は、400年以上続く男だけの伝統行事なのだとか。

■白い顔の住民たちが歩き回る集落 福岡県朝倉市 大山祇神社
投稿:Yさん
福岡県朝倉市の集落で顔全体を白く塗った人たちが歩き回っている光景。
車を運転している人も顔を白く塗っていた。
これは「おしろい祭り」という400年続いている伝統行事だそうで、新米の粉を顔に塗り次の年の豊作を祈願する風習が残っているという。
顔をきれいに白く塗れると豊作といわれるが、家に帰る前におしろいを落としてしまうと家が火事になるという怖い言い伝えもあるため、住民たちは白塗りの顔のままで外を歩いていた。

■今年が最後!1200年続いた蘇民祭 岩手県奥州市 黒石寺 蘇民祭
投稿:K.Y.さん
★珍百景登録★ 岩手県奥州市の黒石寺で、平安時代から1200年以上続いてきた蘇民祭が今年で最後を迎えた光景。
裸でふんどし姿の300人ほどの男たちが蘇民袋という袋を奪い合う。
2024年2月17日に最後の祭りが盛大に行われた。
祭りの目的は、五穀豊穣や無病息災で、4℃ほどの気温にも関わらず、参加者は3回冷たい川の水をかぶって身を清め、境内を1周するのを3回繰り返すという。
祭りまでの1週間は、動物性のタンパク質は一切とらず、精進料理しか食べないとか。
蘇民祭に参加する人は全国から集まるが、準備するのは地域の方や寺の檀家さんで、ここ数年、高齢化が進み、次世代を担ってくれる人たちが少ないため、今年で最後となったのだそう。

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