これまでの放送

2024年3月3日放送

【ゲスト】井森美幸・芳根京子
【ロケ出演】U字工事・タイムマシーン3号・カミナリ

■北関東珍百景バトル…群馬vs栃木vs茨城No,1は?ご当地人気芸人参戦
■青森・全国からお客が来て応援する田舎のスーパー
■愛知・絵札がどれもソックリ?高難度ご当地かるた
■島根・1300年の伝統ある石州半紙で衝撃!重要無形文化財に認定され損なった和紙工房
■大分・とにかく明るいエツ子さんが爆笑リポート‼絶景名所“耶馬渓”そばに建つ築70年の石積み民家

■日本全国から応援されるスーパー 青森県外ヶ浜町 ★珍百景登録★ 青森県の津軽半島に位置する外ヶ浜町の5000人ほどが暮らす田舎町にあるスーパーに、日本全国からお客さんがやってくる光景。
田舎の小さなスーパーなのに、車で往復2、3時間ほどかけて来たお客さんや、はるか遠方ふくめ日本全国からお店の応援でお客さんが来るという。 
コロナの時期にお客さんが減り、ご主人が閉店しようとしたことがきっかけで、それを知った町の人たちが電気代を節約する方法を考えたり、町で人気のコーヒー店を併設したり、SNSでお知らせや地元の有志達がイベントで盛り上げたりして、支援の輪が徐々に広がっていったという。
その結果、お店存続のため日本全国から応援でお客さんが来るようになったのだとか。

■激ムズ!わかりづらいご当地かるた 愛知県豊田市石野地区
投稿:早川さん
★珍百景登録★ 愛知県豊田市石野地区のご当地かるたの絵札がどれも似ている光景。
山や川など自然豊かな石野地区を歌にした「石野カルタ」で、例えば「ほたるとぶ ゆうべすずしき みやのかわ」という読み札に対し、絵札は川の写真で、他の絵札も川の似たような写真がいくつもあるという。
このかるたは7年ほど前に、地元の小学校の校長先生が石野地区の文化、歴史、伝統を広く伝えたいと作ったそうで、難度をあげるため、あえて似たような写真の絵札にしたとのこと。
毎年、石野カルタ大会が開かれ、小学生たちが地域のことを学んでいるのだそう。

北関東 群馬vs栃木vs茨城  珍百景対決!   
ロケ出演:U字工事(栃木)・タイムマシーン3号(群馬)・カミナリ(茨城)

●自然珍百景 「龍に見える木」 茨城県稲敷市  
投稿:中澤さん

★珍百景登録★茨城県稲敷市の投稿者の家の庭に生えている木が今年の干支、龍にそっくりな光景。
新年早々、クジで1等が当たったのだそう。

●自然珍百景 「巨大な目玉のように見える岩」 群馬県吾妻郡東吾妻町本宿   
投稿:原田さん
群馬県吾妻郡東吾妻町の山の斜面の岩が、巨大な人の目のように見える光景。
地元では「へそ岩」と呼ばれているという。

●自然珍百景 「夜に光る石」 栃木県さくら市 鬼怒川河川敷  
投稿:小林さん
栃木県さくら市の鬼怒川河川敷にあった怪しく光る石の光景。
投稿者が見つけたという石を、立正大学地球環境科学部の川野良信教授に見てもらい、X線で成分解析した結果、ガラスの破片とのことだった。

●ミステリー珍百景 「道の真ん中に残る一本杉の恐怖伝説」 茨城県日立市   
投稿:前島さん
茨城県日立市の山道を走る道路の真ん中に一本杉が残り、恐ろしい伝説が残っている光景。
切ろうとした人が亡くなったとか、ケガ人が出たという恐ろしい伝説が残っているが管理している方に聞いてみたところ、木を切ろうとして事故が起きたという記録はないという。
昔から、その地域で大切にされてきた一本杉で、道路整備を計画する段階で、地元住民の要望で木を残して道路を整備することになったという。
今も、「日立市指定文化財 天然記念物 本山の一本杉」として大切にされているのだとか。

●ミステリー珍百景 「謎のねずみ会の石碑」 栃木県那須塩原市   
投稿:Tさん

★珍百景登録★栃木県那須塩原市の塩原八幡宮に「昭和ねずみ会」と刻まれた謎の石碑とねずみの石像がぽつんと残っている光景。
その神社は、ねずみとはゆかりがないという。
地元の方々に聞いても「昭和ねずみ会」のことはわからず、神社に聞いて「昭和ねずみ会」の方々に集まってもらい、話を聞いてみた。
その石像や石碑は、昭和生まれ(昭和11年生まれの87歳)のねずみ年の人たちが建てたものだという。
当時は、干支にちなんだ石像を並べて多くの参拝客に来てもらう目的で始めたそうだが、2つめの丑年で寄付が集まらず、ねずみだけで終わってしまったという。

●ミステリー珍百景 「ゴルフ観音像」 群馬県安中市 
投稿:珍百景マニアIさん
群馬県安中市の全性寺に、ゴルフの観音像がある光景。
ゴルフクラブを手に持ち、背後の光輪は、ゴルフクラブのアイアンやパターをかたどったものだった。
お寺の周りにゴルフ場が多く建設されたそうで、ゴルフ場で働く人の安全を願う観音様だという。

●ミステリー珍百景 「車に乗った観音像」 群馬県安中市   
投稿:珍百景マニアIさん
群馬県安中市の龍昌寺の観音像が車に乗っている光景。
先代の住職が車が好きで建てたそうで、「交通安全大観音」と呼んでいるという。
さらに、お寺なのに珍しいミニカー約700台など、たくさん展示した自動車博物館もあるそう。

●今どきの珍百景 「高速道路にふりかけキープ棚」 茨城県東海村 
茨城県の常磐自動車道 東海パーキングエリア下り線に「ふりかけキープ」棚がある光景。
フードコート内の「おふくろ亭」のカウンター脇に、東海PA内のショッピングコーナーで販売しているふりかけを購入した後、常連のドライバーさんたち向けにストックしておけるようにしたのだという。

●今どきの珍百景 「自治体初の自動運転バス」   茨城県境町 
茨城県境町で、路線バスなのに運転席がない自動走行型のバスが走っている光景。
無料のコミュニティバスで、自動運転の定常運行は自治体では茨城県が初めての試みだとか。
プログラミングされたルートを定常運行しており、オペレーターが乗車して安全確認をしているそう。
基本的には自動で、歩行者が飛び出したりしたら自動停止するという。
近い将来、完全な無人走行を目指しているのだとか。

●今どきの珍百景 「自由過ぎる学校」 栃木県宇都宮市 
栃木県宇都宮市にある星の杜中学校・高等学校が自由な光景。
標準服とよばれる制服のようなものはあるが服装も髪型も自由で、校則がないという。
授業中は黒板の方向をむいて一斉に講義するスタイルはほとんどとっておらず、生徒の自主性に任せた自由主義を貫いている。
改革した理事長は、もともとベンチャー企業を30年間ほど経営していた起業家で「これからの人生を切り開く子どもたちを育てたい」「21世紀に活躍できる人材を育てたい」ということで、自由方式を採用したという。
テストもなく学力の伸びが気になるが、実際に学力は伸びているという。
生徒同士で教え合うのも文化になっていて、教えることでさらに学びを深めているのだとか。

●今どきの珍百景 「アリ1万匹を飼って研究する高校生」 群馬県片品村

★珍百景登録★群馬県片品村に、アリが大好きで1万匹飼育して研究している16歳男子高校生の光景。
尾瀬高校・自然環境科の2年生だそうで、いつも地面にはいつくばってアリを観察し、自宅の部屋にたくさんアリ飼育キットをもっていた。
アリに夢中になったきっかけは、小学校6年生の頃、下校途中に女王アリを見つけたことだったとか。
今も、「尾瀬高校周辺のアリ類分布調査」などの研究発表を続けているという。

■石積みの土台に建つ民家 大分県中津市 耶馬渓
投稿:窪田エツ子さん
★珍百景登録★ 大分県中津市の耶馬渓にある民家が石積みの光景。
投稿してくれたのは、地元を明るくしたいという「とにかく明るいエツ子」さんで、景勝地の耶馬渓の近くで「ほのぼの茶屋」という定食店を23年前から営んでいるそう。
お店のすぐわきの自宅は築70年だそうで、床下の基礎を見せてもらうと、石積みだった。九州北部の耶馬渓周辺は、石積みの橋や建造物が多く残る街で、こちらのお宅も頑丈な石積みの上に建っていた。

■国指定の重要無形文化財になりそこねた伝統和紙 島根県江津市 ★珍百景登録★ 島根県江津市、浜田市周辺は室町時代から1300年以上も続く丈夫な和紙づくりで知られ、「石州半紙」は国指定の重要無形文化財として登録され、ユネスコの無形文化遺産にもなっている。
が、江津市の佐々木さんご夫婦が続けている和紙が伝統的な製法にも関わらず、国の重要無形文化財に登録されなかった光景。
佐々木さんご夫婦の工房は、昔ながらの手作業で和紙づくりを続けているが、1969年、先代が役所からの「今、何を作っているのか」という連絡に、「半紙」ではなく、その時作業していた「障子紙をすいとるんよ」と答えたという。
半紙もつくっていた歴史ある和紙工房なのに、うっかりで重要文化財に指定されなかったそう。
そのため、活動の補助金など一切のお金をもらえずにいるという。
現在は「石州勝地半紙」と名付け、和紙のボディタオルを作ったり、和紙を龍の立体作品にしたり、様々なチャレンジを続けているのだとか。

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