これまでの放送

2023年4月16日放送

【ゲスト】中山秀征・朝日奈央

■自然が生んだ絶景「和歌山のグランドキャニオン」
■岐阜・不思議!オレンジ色に光る岩山…色の理由は何と〇〇!
■鹿児島県1周世界最長!?580km走る地区対抗駅伝
■「実は○○だった珍百景」
・信号機が「赤黄青」と並んでいるのには理由があった!
・車の給油口の位置は運転席のメーターを見るとわかる?
・マンホールのふたが円い理由

「実は○○だった珍百景」 ●マクドナルドの「M」のマーク、実は…
マクドナルドの「M」のロゴマークは、社名の頭文字の「M」ではなく、アメリカのシカゴ1号店の建物にとりつけられたオブジェのゴールデンアーチを元にデザインしたものだった。

●不動産の物件広告で「徒歩1分」は何m? 
不動産の広告で「徒歩〇分」という記載を見かけるが、「徒歩1分」は距離80mに相当する。
不動産公正取引協議会の方によると、不動産の表示に関する業界ルールの基準で、80mを「徒歩1分」として計算するという。
1963年(昭和38年)に不動産業界が決めた独自のルールで、ハイヒールを履いた女性が1分に歩く道路上の距離を測り、80mだったことから基準になったという。

●車のクラクションの音量
車のクラクションの音量は、強く押しても弱く押しても変わらない。
とっさの危険を伝えるため、押し方で音量の差が出ないように定められている。

●車のガソリン給油口の位置はメーターを見ればわかる?
車のガソリン給油口の位置は車から降りなくても、運転席のメーターのガソリン残量表示のところにある矢印を見ればわかるようになっている。
メーターのところに左向きの矢印があれば車の左後方、右向きなら車の右側のように、ドライバーが車を降りなくてもわかるようになっていることが多い。

●信号機の青黄赤の順番
車用の信号の「青黄赤」は全国どこでも、左から「青黄赤」と決まっているが、赤が一番右の理由があった。
街路樹などが伸びても「止まれ」の赤は見えるようにするためだった。

●マンホールのふたが円い理由 
道路でよく見かけるマンホールのふたが円いのは、ふたをずらしても穴に落ちないようにするため。
マンホール商会の方に聞いてみたところ、正方形や長方形のふただと、穴の対角線が各辺の長さより長くなり、穴に落ちてしまう危険があるという。
マンホールで四角い形状のものは、比較的浅い穴のタイプのものが多いのだそう。

■田舎道に東京の街 鹿児島県日置市 ★珍百景登録★ 鹿児島県日置市の道沿いに東京都庁、渋谷のスクランブル交差点や六本木ヒルズ、歌舞伎町の繁華街など、東京の街のミニチュアがある光景。
そのお宅を訪ねてみたところ、元々自動車整備の仕事をしていた馬渡さん(76歳)が約3年の期間と総額300万円ほどをかけ、ホームセンターで調達した材料を使って1人で手作りしたという。
新型コロナで県外に出られない人たちに、東京観光気分を味わって欲しいと考えて趣味で制作したとのことで、1日に100人以上の人が見に来たこともあるとか。

大自然の珍百景セレクション ●ピンクに染まったお堀 初回2009年5月20日放送 青森県弘前市
弘前城付近の桜が散る頃になると、「花筏」というお堀一面を桜の花びらが埋めつくしてピンクに染まる光景。
今年は4月中旬が見ごろなんだとか。

●太陽が重なると巨大ロウソクになる岩 初回2008年6月11日放送 北海道余市町 ローソク岩
5月上旬と8月上旬、北海道余市町の沖合に海から突き出た細長い岩の先端に太陽がかかると、巨大なロウソクに火が灯ったように見える光景。

●お祭りさわぎの魚?ハクレンのジャンプ 初回2008年7月30日放送 茨城県五霞町 
少し水が濁った利根川で大量のハクレンというコイの仲間の淡水魚が、6月~7月の産卵期の直前だけ水面から飛び跳ねている光景。

■世界でも貴重な「土の柱」 徳島県阿波市 阿波の土柱   
投稿:佐々木さん
★珍百景登録★ 徳島県阿波市の山に、空に向かってたくさんの土の柱が伸びている光景。
これは、アメリカのブライスキャニオンの土柱、イタリア・南チロルの土柱とともに「世界三大土柱」の1つに数えられる「阿波の土柱」。
地元ガイドによると、地層のやわらかい部分が長年の風雨で流されて硬い部分だけが残り、奇跡的に土の柱の「土柱」になったのだという。
今残っている土柱の部分も、いずれ風雨で削られて流されてしまう可能性があり、美しく見られるうちに見に来て欲しいとのことだった。

■和歌山のグランドキャニオン 和歌山県有田川町 あらぎ島   
投稿:中嶋明美さん
★珍百景登録★ 和歌山県有田川町に棚田が川の蛇行に囲まれて「和歌山のグランドキャニオン」と呼ばれる光景。
アメリカのグランドキャニオンによく似た、和歌山のグランドキャニオンは「あらぎ島」という棚田。
春は棚田の水面が鏡のように見え、夏は稲が緑のじゅうたんのようになり、秋は実った稲穂で黄金色に、冬は雪が積もると白に…と四季折々の風景が見事だという。

■オレンジ色に輝く岩のある山 岐阜県中津川市 紅岩  
投稿:石井さん
★珍百景登録★ 岐阜県中津川市の山の一部がオレンジ色に輝いて見える光景。
登山ガイドさんに案内してもらって現地の山を登ってみると、30分程歩いた場所に岩がむき出しになり、その一面がオレンジ色になっていた。
東京農業大学の上原巌教授に聞いてみたところ、オレンジ色に見えたのは岩肌にダイダイゴケが寄生して、偶然繁殖しやすい環境で増えてオレンジ色になっているとのことだった。
上原教授も、ここまで広大な面積にわたって、ダイダイゴケが岩に張り付いているのは珍しいとのことだった。

■鹿児島県内を一周する駅伝大会 鹿児島県下一周駅伝  
投稿:東瀬戸伸子さん
★珍百景登録★ 鹿児島県内を5日間かけて1周する世界一長いと言われる駅伝大会の光景。
毎年2月下旬に開催される「県下一周駅伝」で鹿児島県民なら誰もが知っていて応援に熱狂するという。
走る総距離は583km、53区間を21人の走者がたすきをつないで5日間かけて走る。
鹿児島12地区から選ばれる代表が参加、現役の大学生や消防隊員、中には箱根駅伝に出場した経験のある選手も走る本格的な駅伝大会だった。

その後が気になる珍百景 ■限界集落なのにお客さんが並ぶレストラン 初回2018年12月9日放送 岩手県西和賀町本屋敷 
「縄文の谷 Kitchen開(キッチンかい)」
岩手の山奥に高級レストランがある光景。
このレストランは、西和賀町で生まれ育った鈴木さんが、30年ほど旅館やホテルの料理人を勤めた後に、生まれ故郷に戻ってきて2017年に開いたという。
限界集落に再び活気を取り戻したいと考えていて、地元の野菜や山菜なども使ったこだわりの創作料理を出しており、その日にとれた食材によってメニューも替わるため、同じメニューは出せないという。
2023年4月現在、この集落には高齢者夫婦2世帯の3人しかいないという。
そんな人里離れた山奥にあるレストランなのに味に定評があり、お客さんが続々と訪れていた。
鈴木さんの夢は「隣の家に明かりが灯ること」だそうで、そんな集落の復活のために奮闘する鈴木さんの近所の方々も食材を提供してくれたりして応援しているのだとか。
現在、鈴木シェフは、将来、宿泊者を受け入れられるよう協力者の皆さんと宿泊施設にする計画を立てているとのことだった。
※お店に行かれる場合は、事前にお電話でご確認ください。

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