これまでの放送

2023年4月2日放送

【ゲスト】高畑淳子・川島明(麒麟)
【ロケ出演】なすなかにし・やす子

■京都・八幡市でロケ名人なすなかにしが「冷蔵庫見せてください」
■「実は○○だった珍百景」
・紙パック飲料をこぼさずコップに注ぐ驚きの方法
・耳かきのフワフワは水につけてもぬれない?
・ひらがなの「あ」を高速で書き続けると…
■新潟・元自衛官やす子が現地調査!
スキー場に行くために自衛隊の許可が必要?
■名古屋・行くとポイントが?ド派手に光り輝く最先端の納骨堂
■青森・地元民に35年愛された喫茶店「お店さしあげます」オーナー夫婦に一体何が!?

「実は○○だった珍百景」 ●耳かきの白いフワフワ(梵天)は水にぬれない!? 神奈川県電気工事工業組合理事 鈴木様
耳かきの反対側についている白いふわふわしたものを「梵天(ぼんてん)」と呼ぶが、水につけてもぬれることがない。
梵天の多くは水鳥の羽毛でできているため、水をはじき、水を吸わないという。

●コーヒーカップと受け皿は同じ量!?
セットで売られているコーヒーカップと受け皿は実は同じ容量のものがある。
元々、中世ヨーロッパでは、熱いコーヒーを受け皿に入れて冷ましてから飲んでいたことがあった(※諸説あり)とされ、セットになっているカップと受け皿の容量は同じものがあるそうだ。

●紙パック飲料をこぼさず注ぐ方法
豆乳などの紙パックの飲料は、注ぐ時に注ぎ口が上になるようにするとこぼさず注ぎやすくなる。
パック内の飲料が外に注がれる分だけ、注ぎ口から空気が入ることが関係している。
注ぎ口を下にした場合、入ってくる空気により、中の飲料が大きく波打ってしまい、その影響で注ぎ口から出る飲料を激しく動かしてしまうため、飲料がコップの外に飛び散りやすくなってしまう。
反対に注ぎ口を上にすると、空気と液体が分かれて出入りするため、飛び散りにくいのだという。

●生卵をお酢につけておくと殻だけ溶ける!?
生卵を2日ほど酢につけておくと、殻がなくなり、プニプニした薄い皮で包まれた状態になる。
これは卵の殻のうち白い炭酸カルシウムの層だけが、お酢の酸性で溶けるため。

●絵の具の全ての色を混ぜると何色になる!?
絵の具の全ての色を混ぜると、グレーになる。
白、黄、赤、青、緑、黒など全ての色を混ぜるとグレーになるが、家のほこりがグレーに見えるのと同じ原理だという。

●「お」を高速で書き続けると「あ」を書いてしまう!?
平仮名の「お」の文字を高速で書き続けると、「あ」を書いてしまうことがある。
これは「書字スリップ」という現象だそうで、高速で文字を書いているうちに脳が勘違いして、自分の意志に反して手が「あ」の文字を書いてしまうという。
他にも、平仮名「す」「む」でも書き間違えが起きることがあるのだとか。

■調理から支払いまで全てセルフのうどん店 大阪府豊中市 惑星のウドンド
投稿:K.T.さん
★珍百景登録★ 大阪府豊中市の駅前商店街に、調理から支払いまで全てセルフサービスのうどん店がある光景。
「惑星のウドンド」という店では、商品を取り出す・麺をゆでる・湯切りして丼に盛る・トッピングを自分で選ぶ・食べ終わったら食器を返却棚へ戻すなど店員さんが不在で、全てがセルフサービスという変わったシステムで、24時間365日営業していた。
支払わずに商品を店外に持ち出そうとすると、リモートカメラで店内の映像を見ていた店員さんが来て「お支払い済んでません」と呼び止められる。
店内には死角がないようにカメラが設置されており、店員さんがチェックしていた。
1カ月に2000人ものお客さんが来てくれて、セキュリティ面も特に問題ないが、お客さんから「難しい」と言われることがあるのだとか。

■窓からはみ出した大量のぬいぐるみ 兵庫県神戸市
投稿:小西さん
★珍百景登録★ 兵庫県神戸市の閑静な住宅街に、窓にたくさんのぬいぐるみが敷き詰められている民家がある光景。
開け放たれた窓枠に、動物のぬいぐるみが10以上も敷き詰められており、お宅を訪ねて取材させてもらった。
部屋にいらっしゃったのは池上さん(78歳)。
近くを通る子どもたちに見て喜んでもらいたくて、9年ほど前、2014年ごろから、ぬいぐるみが見えるように窓に置き始めたのだという。

■ハイテクな納骨堂 愛知県名古屋市 万松寺 ★珍百景登録★ 名古屋市の大須商店街アーケードの中にある万松寺の納骨堂が、顔認証で入館し、訪れた人がお参りする納骨場所が光り輝いたり、最先端のハイテクを駆使している光景。
万松寺は500年ほどの歴史があり、織田信長の父・信秀が建てた寺で、信長が父の葬儀で位牌に香を投げつけたというエピソードがある寺だという。
そんな歴史のあるお寺なのだが、納骨堂に入る際は、顔認証で自動扉が開き、賽銭箱もキャッシュレスでデジタル化されていた。
納骨場所は、LED照明をコンピューターでプログラミング制御していて、様々な動きで光り輝かせられるとか。
会員登録すると顔認証で参拝ごとにポイントがたまり、線香やお花に交換が出来るんだとか。
以前は檀家さんが20軒ほどだったが、今では9000軒になったという。
お寺に足を運ぶ若い人が少なくなっていることを懸念して、寺でデジタル化を進め、大勢の人に来てもらいたいとのことだった。

■自衛隊に連絡しないと行けないスキー場 新潟県佐渡市 佐渡島 平スキー場
投稿:猪股みずきさん ロケ出演:やす子
★珍百景登録★ 新潟県佐渡島にある唯一のスキー場へ行くのに自衛隊に連絡しないと行くことができない光景。
佐渡市が運営している平(だいら)スキー場。

そのスキー場へ行く途中の道路にロープが張られていて、横には

「平スキー場にご用件のある方は、BOX内の電話により自衛隊へ連絡し、隊員の指示に従ってください。」

という看板が立っており、黒い電話が置かれていた。
その道路に入るには、電話から自衛隊へ連絡し、車の台数、車種・ナンバー・タイヤの状況を伝え通行許可をもらわなくてはならなかった。
ここは航空自衛隊の佐渡分屯基地が隣接し、スキー場へ続く道路の一部を防衛省が管理しているため、冬場は航空自衛隊の隊員たちが雪かきをして片側通行にしているという。
スキー場のある山の奥には、通称「ガメラレーダー」と呼ばれる高さ40m以上あるFPS-5警戒管制レーダーがあり、航空機や弾道ミサイルなどを24時間、レーダー監視しているという場所だった。
また帰り道も同様に自衛隊への連絡が必要だという。

■喫茶店に謎の貼り紙「お店あげます」 青森県弘前市 ブルーエイト
投稿:N.Y.さん
★珍百景登録★

青森県弘前市にある喫茶店ブルーエイトの店内に

「飲食店をやってみたい方 ブルーエイトさしあげます」

と書かれた貼り紙がある光景。
ブルーエイトは店を始めて35年ほどで、100個以上のイチゴや、5㎏ほどのチョコアイスの「おばけパフェ」1万3000円というメニューでも知られ、地元の中高生たちから大人まで人気の喫茶店だという。
店主の角田さんに聞いてみたところ、店舗は月額家賃11万円の賃貸物件で、本当に冷蔵庫や食器・キッチンの備品など全てそのまま譲りたいという意図で貼りだしているとのことだった。
ご主人は75歳という年齢を迎え、奥様の出身地の伊豆に移住をしようと思い立ち、どなたかに店を譲りたいと考えて店内に「店さしあげます」という案内を貼ったという。
すると全国から問合せや応募があったそうで、角田さんが面接をして、支倉さん(51歳)にお店を譲ることにしたという。
支倉さんは学生時代に、ブルーエイトに通っていたことがあり、マスターの味を継承したいと思い応募したとのことだった。

■「突撃 冷蔵庫の中の珍百景」 京都
ロケ出演:なすなかにし
石清水八幡宮駅前で、道行く人に突撃調査。
なかなか取材させてもらえる方に出会えず。
住宅街を歩いていると、広い敷地の大きな家のお宅で冷蔵庫の中を見せていただけることに。
冷蔵庫の中には、自家製の皮ごとリンゴジャムと、頂きものという高級食材の「カラスミ(ボラの卵)」(1万2000円ほど)が入っており、なすなかにしの2人はお言葉に甘えてカラスミを食べさせていただいた。
他にも、茶葉ではなく茎を使った、「雁ケ音」という煎茶を奥様が入れてくれた。
続いてのお宅で冷蔵庫を見せていただいたところ、九条ネギや手作りの自家製千枚漬けが入っていて、食べさせていただいた。

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