これまでの放送

2023年2月12日放送

【ゲスト】阿部サダヲ

■京都・歴史ある寺で住職がお経を唱えると飛んでくる仏像!?
■滋賀・漬物を作ったら悲劇が襲う!?先祖代々「漬物禁止」の一族?
■香川・日本全国の高校生が5分間で花をデザインして競う大会
■新企画!「実は○○だった珍百景」
・果汁ジュースパッケージの意外なルール
・道路わきのガードレールが…
・「T字路」実は…

■子どもがお金を拾い集めて使う風習 長野県岡谷市 厄投げ
投稿:高林さん
★珍百景登録★ 長野県岡谷市周辺で毎年小正月(1月15日)になると住宅街の広場で、大人たちが子どもたちにお菓子や小銭をばらまいている光景。
これは「厄投げ」と呼ばれる伝統行事。
その年に厄年をむかえる大人たちが夜6時ごろになると、集まった近所の子どもたちに年の数にちなんだお金やお菓子を投げ、子どもたちは大喜びで拾っていた。
参加できるのは小学生だけで、諏訪地域では100カ所以上のところで続いているとか。
また、お金に厄がついていると見立てそれを投げることで厄払いし、拾った子どもたちも翌日にはお菓子やお金を使い切るのが決まりだという。

■高校生が花をいけて競う全国大会 香川県 レクザムホール 全国高校生花いけバトル
★珍百景登録★ 高校生が「花いけ」日本一を競う全国大会の光景。
「花いけ」というのは、華道・フラワーアレンジメントの垣根を越えた新しいジャンルで、北海道から沖縄まで、13地域での地区予選を勝ち抜いた13校が、6回目の全国高校生花いけバトルに参加した。
5分間で花を即興でいけて、花の扱い方や彩などの「作品点」、所作や花いけの取り組み方などの「表現点」の評価を競うそうで、フラワーデザイナー、大学教授、染物作家、いけばな作家の皆さんが審査員として採点していた。
予選ブロックは先鋒・次鋒がそれぞれ個人作品1点と、2人で作る共同作品1点の3作品の総合得点で競い、上位6チームが決勝トーナメントに進出。
今回、日本一に輝いたのは大阪の相愛高等学校だった。

■高校女子バレー部のジャージになぞなぞ 山口県 私立野田学園高等学校
★珍百景登録★ 山口県にある高校の女子バレー部員のジャージになぞなぞが刺繍されている光景。
「言え!の否定」「屋根をふと思い出した時の一言」など、一見何かわからないのだが、これは女子バレー部の顧問の先生が卒業してからもジャージを着用した時にコミュニケーションのきっかけになればと思い、子どもたちの名前を刺繍する代わりに名前が答えになるような「なぞなぞ」を一人一人に考えて刺繍しているのだそう。
「言え!の否定」→「ゆうな」、「屋根をふと思い出した時の一言」→「あやね」、「食堂」→「いのうえ」など。

新企画 「実は○○だった珍百景」 ●果汁ジュースのパッケージの絵 実は… 
果物の切り口の絵をパッケージにデザインしてよいジュースは、実は100%果汁のジュースだけ。
日本果汁協会の内山さんによると、果汁飲料の業界ルールで果実の断面をパッケージにデザインできるのは果汁100%ジュースだけと定めているという。
アルコール飲料や紅茶などには適用されないとか。

●ミカンの房の数 実は…
ミカンの房の数、実は皮をむかなくても知る方法があり、ミカンのヘタをとると見える白い筋の数と房の数が同じだという。
また房の数が多いほど糖度が高くなる傾向があるという。

●道路のT字路 実は…
アルファベットの「T」字の形に交わる道路のことを、実は「丁字路(ていじろ)」という。
明治時代に、「町」を意味する「丁」の形に似ている道路のことを「丁字路」と言うようになったそうで、辞書にも「丁字路」で載っており、テレビ局のアナウンサーが「丁字路(ていじろ)」と発音することが多い。

●実は担架にもなるガードレールがある
自治体の中には、ネジを外せば、担架の代わりに使えるガードレールを設置しているところがある。
他にも、災害時にはトイレになるマンホールや、かまどにも使えるベンチ、避難用テントの骨組みにもなるブランコ遊具など緊急時に使えるものがあるという。

●住民票の本籍 実は…
住民票などで目にする「本籍」、実はどこでもよい。
正式な地番があるところであれば、本籍として自由に選ぶことができる。
東京タワーや国会議事堂、好きな観光名所の住所でも良いという。
戸籍を管理するためのもので、本籍の場所はどこでも良いのだとか。

■先祖代々「漬物禁止」の一族 滋賀県大津市
投稿:井内さん
★珍百景登録★ 滋賀県大津市の井内さんの一族では先祖代々、漬物を作ることができないしきたりが残っている光景。
人からもらった漬物や買った漬物を食べることは特に問題ないそうだが、自宅で糠床で漬物を作ろうとして重石を置くと一族の女性に不幸なことが起きるという言い伝えがあるという。
80年ほど前に、一族のご主人が「そんな言い伝え、本当に起こるわけないだろう」と自宅で糠床に漬物石を置いて作ろうとしたら、娘さんが原因不明の突然死に見舞われたという。
それから数十年後、子孫が漬けたら奥様が亡くなったそうで、女性はこの一族に嫁いだ時に「漬物を作ってはいけない」と言われるのだとか。

■お堂の中で仏像が宙を飛ぶ寺 京都府京都市 龍岸寺
★珍百景登録★ 江戸時代に徳川家康に仕えていたというお坊さん、安井算哲が開いた京都市の龍岸寺で、ご住職がお経を唱えていると仏像が飛んでくる光景。
ご住職に聞いてみたところ、実際の仏像職人さんが作った仏像を職人さんたちがドローンを操縦して飛ばしているという。
最近はお寺に行く機会も減ってきたので、お寺に関心を持ってもらおうと、人が亡くなった時に迎えにくる仏様をドローン仏で表現して、興味を持ってもらおうとしているとのことだった。
他にも、仏具の御鈴をならべてそれを打ち鳴らして音楽を演奏したり、YouTubeチャンネルを開設して激辛料理にチャレンジしたりしていた。

■看板が上下逆さまの居酒屋さん 大阪府大阪市 都スタンド 
投稿:R.M.さん
★珍百景登録★ 大阪市の繁華街の一角に「都スタンド」という文字が上下逆さまになっている看板が立っている光景。
その看板のあるお店を訪ねて店主に聞いてみたところ、上下逆さまになっている理由は2018年9月に関西地方を襲った台風21号の暴風雨で看板が外れて落ち、そのままロープで固定しているためだという。
修理したいとは考えているものの、コロナの影響もあってまだ修理できずにいるのだとか。

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