2022年12月11日放送
【ゲスト】見取り図・生見愛瑠
▼広島・食料危機を救いたい!食用コオロギ1万匹育てる農業高校
▼秋田・農業高校3年生が発明!○○の成分でカラス対策!?
▼愛媛・「チェックイン」…石油のタンクの屋根に空へ向けた謎の文字
▼埼玉・意外な人気!賞味期限切れ景品ばかりのクレーンゲーム
▼群馬・ほぼ写真!定年後の趣味がプロ級に!鉛筆で描いた人物画
■賞味期限切れの景品だらけのクレーンゲーム 埼玉県八潮市 エブリデイとってき屋 ★珍百景登録★
埼玉県八潮市にあるクレーンゲーム専門のゲームセンターに、賞味期限切れ間近や切れた景品だらけのクレーンゲームがある光景。
約500台ものクレーンゲームがある「エブリデイとってき屋」には、1回10円で遊べるものなど様々なタイプがあり、野菜や果物、菓子、ご当地グルメなどが景品の多種多様なクレーンゲームがある。
その中の「もったいないキャッチャー」では、賞味期限が切れたものや期限切れが近いものが景品だという。
賞味期限は「美味しく食べられる期間」、消費期限は「その日時を過ぎたら食べない方が良い期限」で、お店では、賞味期限が切れても劣化しにくいものを景品にしており、地球に優しいフードロス削減のゲームだった。
■写真のような鉛筆で描いた人物画 群馬県桐生市
投稿:天野喜久男さん ★珍百景登録★
群馬県桐生市の谷安法さん(78歳)が鉛筆で写真のような人物画を描く光景。
谷さんはプロの画家ではなく、定年退職後に18年間、趣味で鉛筆画を描いていて、500ほどの作品を仕上げたという。
消しゴムを使って、汗の質感を再現したり、モノクロ写真のような精細な絵を描いている。
奥様によると、食事以外は2階の部屋にこもって描いているという。
今までに日本の有名人から、海外の世界的スターも人物画で描いていた。
絵の対象は一般大衆に人気のあるスターだけを描いているとのこと。
珍百景スタジオから描きたいと選んだのは、めるるだった。
■サンドウィッチだけで108種類もあるコンビニ 富山県立山町 立山サンダーバード 富山県立山町にあるコンビニエンスストア「立山サンダーバード」で、108種類ものサンドウィッチを売っていた光景。
はさむ具材は、とんかつ、みそとんかつ、黒毛和牛メンチ、てりやきタルタルソースえびかつ、さば生姜カツ、エビカツタコサラダソース、タンドリーチキン、山賊だれチーズとり唐、…などなど、サンドウィッチだけで108種類もあるという。
ただ108種類もあると、他の業務に支障がでるようになり、最近では50種類ほどに絞っておいているとのこと。
人気のサンドイッチは、みそ味のおでんのサンドウィッチ、チャーハン餃子のサンドウィッチだとか。
中には「みたらし団子とウインナーのサンドイッチ」という変わり種もあった。
■小さいエビ1匹だけ売る鮮魚店 富山県富山市 魚訓(うおとき)
投稿:栗田さん ★珍百景登録★
富山県富山市の鮮魚店で、小さなエビだけをパックにつめて1匹5円で売っている光景。
魚訓(うおとき)では、新鮮な魚介類に交じって、小さな白エビ1匹だけ、パックに詰めて売っている。
白エビといえば「富山湾の宝石」と呼ばれ、刺身でもから揚げでも美味しい名産だが、パックの中にポツンと1匹だけエビを売っている理由は…生で1匹だけ魚介類を見る機会は、ほとんどないので、みんなに知って欲しくて、1匹だけパッキングしているという。
例えば、白エビをまとめて見るとピンク色に見えるが、1匹だけだと本当に白く見えるということを子どもたちにも興味を持って観察して欲しいとのこと。
■高校生が発明したカラス除け 秋田県大仙市 大曲農業高校 ★珍百景登録★
秋田県大仙市にある大曲農業高校の3年生が近くの玉川温泉からもらった湯の花と牛乳パックで作ったカラス除けの装置がある光景。
その装置は実用性や温泉の廃棄成分を有効利用しているエコな点などが評価され、第10回イオン エコワングランプリ内閣総理大臣賞に輝いたという。
生徒が実習で訪れた農家の方が、砕いた硫黄をペットボトルの中につるして、鳥獣除けに使っていたのをヒントに、硫黄温泉独特の臭いを鳥獣が嫌うのではないか、と考え、玉川温泉で処分している湯の花をもらってきて、牛乳パックと混ぜた装置「湯の花キット」を作ったという。
実際につるしてみたところ、カラスの食害が大きく減ったという。
■食用コオロギを育てる農業高校 広島県東広島市 西条農業高校 ★珍百景登録★
広島県東広島市にある西条農業高校で食用コオロギを育て、コオロギの姿のままの素揚げをのせたキーマカレーを作っている光景。
西条農業高校は、2022年5月8日放送の珍百景「牛を育てて競う和牛甲子園」で日本一の最優秀賞に輝いた学校で、敷地面積は東京ドーム約5個分ほどもあるという。
生徒数は750人ほどで、ドローンを使った測量や、牛舎で機械を使った乳しぼりなど最先端の農業技術を学んでいた。
西条農業高校では、食用コオロギを1万匹ほど育てており、予想される食料危機を回避し、食品ロスも解決できる昆虫食の研究もしているという。
キャベツの芯やラーメンの出汁をとった後の煮干しなど、廃棄される食材をエサにしてコオロギを育て、「うまいもん甲子園」にむけ、コオロギの素揚げをのせた「衝撃のキーマ」というメニューを考案したとのこと。
■石油タンクの屋根に書かれた謎の文字「チェックイン」 愛媛県松前町 ★珍百景登録★
愛媛県松前町の海沿いの港湾にある石油タンクの屋根に「ホテルチェックイン」と書かれている光景。
平たい円柱の形をしたタンクに、空へむけて1文字ずつ「ホテルチェックイン」と書いてあり、ヘリ操縦士の橋本さんと一緒に、広島のヘリポートからヘリコプターで飛びたち、上空から見てみた。
地上に降りて、そのタンクの近くに行ってみたが近くにホテルはなかった。
調べてみたところ、系列ホテルチェーン「ホテルチェックイン」を飛行機から見下ろした際の宣伝のため、以前、在籍していた社員が考えたのだとか。
■ホームページで「珍百景」とアピールする謎の宿 愛媛埼玉県鴻巣市 コウノトリの里の宿
投稿:佐藤さん ★珍百景登録★
埼玉県鴻巣市の民泊施設「コウノトリの里の宿」のホームぺージに「珍百景へようこそ」と書かれており、庭にあやしげな鳥や動物のオブジェがたくさん並んでいる光景。
鴻巣市は、市の名前の由来にもなっているコウノトリが有名だが、そんな鴻巣市の閑静な住宅街に、外壁が緑に塗られ「コウノトリの里の宿」という看板をかかげた宿があり、観光客として予約して泊まってみた。
チェックインすると、ホテルの周りに展示したコウノトリの壁画や雛人形とコウノトリのコラボ作品、様々な動物や人の彫刻などを案内してくれた。
宿泊できる部屋は、外壁が緑に塗られた別館(6部屋)と、女将の高木光子さん(80歳)が居住している本館(3部屋)に分かれており、様々な部屋を見せてくれた。
ほとんど全ての部屋を案内してくれて、部屋に入ったのはチェックインから1時間ほどたった後だった。
素泊まり専門で、料金は1泊1人3000円~(食事なし)とのこと。