これまでの放送

2022年10月9日放送

【ゲスト】鈴木砂羽・ぺこぱ(シュウペイ・松陰寺太勇)

■岐阜・遠足はフルマラソン42.195㎞!?中学3年生の過酷な伝統行事に密着!
■東京・100歳!!週6日バリバリ働く現役の自転車職人
■熊本・本堂はワゴン車内に?移動する寺で住職が出張法要
■宮城・バイクのサイドカーが棺桶!?サイドカー霊柩車の誕生秘話
■栃木・壁も家の中も…緑!緑!緑!緑だらけの民家…そこには夫婦の絆が
■新企画!!「突撃!冷蔵庫の中の珍百景」

■フルマラソンのように過酷な中学3年生の伝統行事 岐阜県高山市 市立国府中学校 ★珍百景登録★ 岐阜県高山市の中学校の3年生がフルマラソンと同じ42.195kmを歩く「ウルトラ遠足」の光景。
全校生徒229名の高山市立国府(こくふ)中学校では、130年ほど前に当時の中学3年生が始めた過酷な遠足を伝統行事として続けているという。
遠足当日の朝6:30に、3年生88人がリュックを背負って高山市丹生川町を一斉にスタートし、高山市内をめぐって、夕方5時までにゴールの国府中学校までの完歩を目指した。
多くの生徒は、走れるところまで走り、苦しくなっても歩き続けてゴールするという。
ところどころに学校の先生方や保護者の皆さんが飲み物を準備して待っていてくれる休憩所があり、そこで応援してもらって、また歩き出していた。 
先にゴールした生徒も、夕方5時までにゴールしようと頑張っている仲間を応援するために残り、声援を送っていた。
元々は、高校受験へ向けて心と体を強化しようということで始まった行事だそうで、生徒たちも先輩たちがやり遂げたことを自分たちも続けていこうと、今年は途中であきらめる生徒も出ずに、全員が完歩したという。

■緑色の家に緑一色の住人 栃木県芳賀町
投稿:H.M.さん
★珍百景登録★ 栃木県芳賀町に家の壁や屋根の一部が緑に塗られた民家がある光景。
訪ねてみると、家主の小林さん(87歳)は帽子から衣類まで全身が緑色の衣装に身を包んでいた。
家の中にあるカーテン、冷蔵庫、テレビ、トイレ、トイレットペーパーなど、ありとあらゆるものが緑色だった。
小林さんに、なぜ緑色なのかうかがったところ、今は寝たきりの奥さんが緑色が好きで、緑色のものを見ると喜ぶので、家の壁を緑色のペンキで塗ったという。
そのうち、ご主人も緑色が好きになったそうで、ご夫婦なかむつまじく、緑色のものに囲まれて暮らしていた。

■100歳で現役の自転車職人 東京都墨田区
投稿:渡辺さん
★珍百景登録★ 東京都墨田区の住宅街で100歳のおじいちゃんが自転車店で修理を続けている光景。
石井サイクルの石井誠一さん(100歳)は1956年(昭和31年)から自転車店を始め、今年で66年目になるそうで、今も週に6日、店で修理を続けている。
奥様は30年ほど前に他界されたが、現在、孫が4人、ひ孫が3人。
魚より肉が好きで、お酒も毎日飲むという。
近所に住む女性がお手伝いに来てくれて、身の回りの世話をしてくれていた。
好きなテレビ番組は「徹子の部屋」と高田純次さんが街を歩く「じゅん散歩」とのことだった。

■新企画「突撃 冷蔵庫の中の珍百景」 静岡県

●静岡市葵区の白鳥さんの冷蔵庫 静岡県静岡市葵区

静岡県静岡市葵区で農家を営む白鳥さんに冷蔵庫を見せていただいた。
白鳥さんの家は「ワサビ栽培発祥の地」の石碑も立つ「有東木(うとうぎ)」地区にあり、伝統のワサビづくりを続けており、冷蔵庫の中に、すりおろすワサビが入っており、すりおろして、ご飯にのせ、イワシの削り節としょうゆをかけて食べるワサビ丼が絶品だと教えてくれた。
さらに、「S救セット」という筒状の容器が冷蔵庫に入っていた。
これは、自宅に救急隊員がかけつけてくれた際に、すぐ医療情報を把握できるよう、緊急連絡カードが入っており、冷蔵庫の中に入れておけば慌てて探さなくてもよい…とのことだった。


●浜松市北区の藤原さんの冷蔵庫 静岡県浜松市北区三ケ日町

静岡県浜松市のマリンスポーツのお店を営む藤原さんに倉庫の中にある冷蔵庫を見せていただいた。
藤原さんのお父さんが漁師だそうで、冷凍庫には浜名湖で釣ったマダコやクロダイ、アナゴ、など海産物やうなぎの肝が入っており、冷蔵庫にはワタリガニの仲間のどうまん蟹という1匹1万円以上することもある浜名湖ならではのものが入っていた。



■日本初!?移動する寺 熊本県熊本市 延壽院 ★珍百景登録★ 熊本市で日本で初めてかもしれない、お寺が道路を走り移動、出張先でお経を唱えている光景。
400年以上の歴史があるお寺「延壽院」では、ワゴン車にお寺の住職さんが乗り、檀家さんの家など、色々な所へ出張し、車内に檀家さんたちを招いて、お経を唱えていた。
副住職の濵田義孝さんに聞いてみたところ、2016年に起きた熊本地震でお寺も熊本も、被災したことをきっかけに何かできることはないか、と考えていてワゴン車を買い、仏壇がないお宅やお寺に行けない方々のもとへ出向いて読経するようになったという。
ちなみに車には「なむワゴン」と名づけたという。

■サイドカーの霊柩車 宮城県富谷市 ★珍百景登録★ 宮城県富谷市の道路をサイドカーのように大きな箱を取り付けてバイクが走っている光景。
バイクを運転していた方に聞いてみたところ、葬儀会社の佐藤さんという方で、元々バイクが趣味だったこともあり、サイドカーを何台か所有しており、その一台をサイドカー霊柩車に改造したという。
時代に合わせて個性あるオリジナル葬儀があってもいいのではないかと思い、考案したんだそう。

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