これまでの放送

2022年10月2日放送

【ゲスト】広瀬アリス・石塚英彦

■宮城・道なき山に!宮戸島の断崖絶壁に彫られた謎の女性像を調査
■徳島・なぜここに?船でしか行けない島の病院…
■千葉・なぜ電線にワラ人形??住宅街の電線につるされている理由とは?
■東京・道路の鉄格子のふたから出続ける冷気…地下50mの巨大施設に潜入!
■石川・専門家に徹底調査!!洗濯したバッグから毛だらけの謎の生命体!?
■石川・不思議なモノクロ空間で錯覚!?内装が白黒だけの喫茶店

■東京の地下に通信網の巨大施設 東京都大田区
投稿:藤牧君ご兄弟
★珍百景登録★ 東京都大田区の歩道にある金網から、暑い日もずっと冷気が出ている光景。
サーモグラフィーで調べたところ、外気温より10度も低かった。
そこの地下には、NTT東日本の通信ケーブルが張り巡らされているとのことで、特別に取材させていただいた。
地下13階まであり、最深部は地下50mもある広大な地下空間に、ケーブルがたくさんひかれており、そのケーブル1本で数万回線分を担っているという。
地下の方が、地震の影響が小さく、地下通路に防火・水密扉を設置することで、災害にも強いという。
東京の地下には総延長290㎞ほどにもなる通信ケーブル網があり、それらの地下空間の換気のため、地上の通気口を通じて空気をやりとりしているため、炎天下の夏の日にも涼しい地下の冷気が出ていたのだった。

  •  NTT東日本に特別のご許可をいただいて取材しました。通常、立入禁止です。
  • ■バッグの中から謎の生物?(魚のエラ) 石川県白山市
    投稿:平間さん
    ★珍百景登録★ 投稿してくれた平間さんご家族のご主人が使っているバッグの中から出てきた、毛虫のような謎の生き物の光景。
    ただ動くことがなく正体不明なので、触らずに保管していた。
    大きさは5cmほどでご主人は海で船釣りをした時に、そのバッグを背負っていたという。
    番組で多くの専門家の皆さんに見てもらった。
    東京農業大学の上原教授は「植物ではない」、水生生物に詳しいNPO法人birthの久保田さんは「ウミケムシに似ている」、獣医師・佐藤院長は「体の大きな生物の一部」、福井県立大学・海洋生物資源学部の佐藤教授は「魚が呼吸で使うエラの一部がとれて乾燥したもの」とのことだった。

    ■マンガの世界にいるかのように錯覚するカフェ 石川県金沢市 モノクロCHAYA
    ★珍百景登録★ 石川県金沢市に、マンガ本の世界にまぎれこんだような不思議な感覚になる白黒だけの喫茶店の光景。
    モノクロCHAYAでは、店内の壁を白と黒だけのリアルタッチなイラストでデザインしており、内装すべてが白と黒だけのモノクロなので、目の錯覚で、マンガ本のような2次元の平面に見え、不思議な感覚になる。

    ■印刷会社の窓に謎のイラスト 山形県米沢市 羽陽印刷
    投稿:S.H.さん
    山形県米沢市にある印刷会社の窓に、パンツ一丁の2人の子どもが自分のパンツの中をのぞきこんでいる謎のイラストが描かれている光景。
    羽陽印刷の石田社長によると、活版印刷とは凹凸の組み合わせで印刷する技術で、男の子と女の子で印刷の凹凸を表現しているのだとか。

    ■アパートに巨大な作業員の壁画 福岡県北九州市門司区
    投稿:S.K.さん
    ★珍百景登録★ 福岡県北九州市門司区の中心街から少し離れた住宅街の外壁に巨大な作業員の絵が描かれたアパートがある光景。
    アパートのオーナーに聞いてみたところ、解体予定だった物件を買い取り、北九州に人が集まるように何かできないか考えていて、美術学生に頼んで、工場の街・北九州をイメージして、工場作業員の絵を描いてもらったとのことだった。
    月の家賃は4LDK 5万7000円~(駐車場付き)だそうで、巨大壁画を描いてから人気があがり続々と入居者が決まったという。

    ■電線につるされたワラ人形?魔除けの風習 千葉県木更津市
    投稿:Mさん
    ★珍百景登録★ 千葉県木更津市の住宅街の電線に不気味なワラ人形がつるされている光景。
    ワラ人形のようなものは、お盆の時期などに限らず、年中つるされていて、その近くに4カ所ほどつるされていた。
    地域の方々に聞いてみたところ、これは「ツナハリ」という300年ほど前から続いている伝統的な魔除けの風習で、地域の入り口と出口にあたる場所に立つ電信柱に棒をとりつけ、そこから道の上空を横切るようにひもで結び、そこにワラ人形をつるしているという。
    地域の住民でも何のためのワラ人形か知らない人もいたが、年に一度新しい飾りと取り替えているという。
    電線ではなくヒモを張りつるしていて、電柱がない所では2本の竹を道の両脇に立て、そこから「ツナハリ」をしていた。

    ■島の断崖絶壁に女性像 宮城県東松島市 宮戸島
    投稿:鈴木さん
    ★珍百景登録★ 日本三景の松島にある宮戸島の断崖絶壁に等身大の女性が彫られている光景。
    宮戸島は周囲約26㎞で500人ほどが暮らしているが、その絶壁までは木々や下草が生い茂り、道なき道を2時間半ほどかけて進んだ。
    垂直に近い切り立った崖の中腹に、女性の姿が彫られており、島民の間でも人それぞれ、違う話が伝わっていた。
    宮戸コミュニティ推進協議会の新沼さんに聞いてみたところ、諸説あるが、戦後間もない頃、その断崖絶壁は石切り場で、そこで働いていた青年がお母さんを亡くした際、母親を思って彫ったものだと伝わっているという。
    その後、石が切り出され断崖絶壁となり、人が行けない場所になったんだとか。

    ■船でしか行けない島の病院 徳島県鳴門市 鳴門シーガル病院
    投稿:澤田さん
    ★珍百景登録★ 徳島県鳴門市沖の島田島に船でしか行けない病院がある光景。
    鳴門シーガル病院は、島田島の南部にあり、島内の一般の車道もつながっていないため、病院に通う人たちは鳴門市の堂浦港から定期船に乗らないと行くことができない。
     投稿してくれたのは、鳴門シーガル病院の医局長の澤田先生。
    病院の近くの山には、阿波井神社があり、嵯峨天皇の娘がそこで病を治したと伝わっているとか。 
    1927年(昭和2年)に開院した歴史ある病院で、船で約5分で行くことができ、不便なことはなく療養環境が良いとのことだった。

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