これまでの放送

2022年5月15日放送

【ゲスト】伊集院光・井上咲楽

■鳥取の山の広場に妖精の帽子のような謎の建物が!何のための建物?地元の方々や役所に徹底調査
■福岡・小学3年生が投稿!繁華街の店に読めない看板
絵文字?記号?の謎を現地調査
■埼玉・伊集院光の投稿の珍百景がついに採用!?金属のサビやコゲ汚れも落とせるレーザー洗浄機
■長野の山奥に70m×40m長方形の山林が3ヵ所も!!偶然か?人口か?現地調査で謎を解明
■神奈川・横浜の中華街で3時のヒロインが調査!何のため?中華料理店のメニューに「人気なし」と書かれた料理…
■三重・女子高生が地域活性化で考えたSNS映えする観光客も喜ぶ珍アイデア「名所にピアノ型○○」とは!?
■神奈川・民家の風呂場で成長した中華料理の食材

■防犯カメラに映った怪奇映像(笑う子どもの顔) 長野県長野市
投稿:田中さん
★珍百景登録★ 投稿してくれた田中さんが家の玄関先に設置した防犯カメラに笑う子どもの顔が宙に浮いて映っていた光景。
田中さんによると、半年ほど前に防犯カメラを設置し、人が来るとセンサーで感知して自動的に録画を始める機能があるという。
世界中から最先端の技術や機材をそろえ、科捜研のような解析力を持つという法科学鑑定研究所で見てもらったところ、逆光で撮影すると円いリング状のものが映ることがあり、今回は、風で揺れた木の動きをカメラ内蔵の動体センサーが感知して撮影機能が始動して映したものではないか、とのことだった。
タイミングや明かりの方向などの偶然が重なってカメラの中で3方向からの光が反射し、帽子をかぶった子どもの顔のようなものが映りこんだとか。

■どんな汚れも落とす最新技術 埼玉県 中日クラフト川島工場
投稿:伊集院光さん
★珍百景登録★ 伊集院光さんが投稿してくれた、どんな汚れでもレーザー光線を照射して落としてしまうマシンの光景。
中日クラフト川島工場の石川昌宏工場長によると、例えば食器用洗剤やクレンザーでこすっても落ちないフライパンにこびりついたコゲやサビでも、レーザーを照射して、そのプラズマの衝撃で下地から浮かせてはがす仕組みなのだという。
伊集院さんは、愛用バイクのエンジンがサビだらけになっているのを直したいと考え、この町工場に行きついたそうで、汚れたマフラーがレーザー照射できれいになるのを見て驚き、珍百景に投稿したとのこと。

■家の風呂場で成長したキクラゲ 神奈川県小田原市
投稿:岩沢さん
★珍百景登録★ 投稿してくれた岩沢さんの家の浴室にキクラゲのようなものが生えてきた光景。
詳しい神奈川県立生命の星・地球博物館の折原貴道博士に見てもらったところ、これはアラゲキクラゲという中華料理などの食材のキクラゲの一種だそうで、窓から浴室に入った胞子が風呂場の壁のすき間に入り込み、岩沢さんが掃除の際にかけていたシャワーの水で成長したと考えられるという。
食べられる食材とのことで、ミシュランガイドに掲載されたことがあるという中華料理店「氷花餃子(ひょうかぎょうざ)」小田原店に持ち込み、料理長の劉紅岩さんに何か料理を作っていただけないか、お願いしてみた。
劉さんは「豚肉と玉子とキクラゲの塩炒め」を作ってくれた。コリコリした食感もあり、とても美味しいとのことだった。

■狭すぎる玄関&読み方がわからない看板 福岡県福岡市中央区
投稿:因琥太朗くん(読み方がわからない看板)
★珍百景登録★ 福岡市中央区にあるお宅の玄関扉の幅が狭すぎる光景。
1人が通るのがやっとの幅なのだが、訪ねてみたところ、その扉はガレージへと続いており、その先に家の玄関があった。
その玄関は普通のサイズなので、大きなものを家の中に運び入れる際は、ガレージのシャッターを開ければ運び入れることができるという。
同じ福岡市中央区の繁華街の店に「2(グラスの絵) 3(スプーン・フォーク) 5(料理皿)」と数字と絵文字で書かれた読めない看板がある光景。
こちらの店は、「ARINOSU(亜利の巣)」というカジュアルバルで、気軽に食事しながらお酒を飲む店だという。
店主の横田さんに聞いてみたところ、看板の左から「ワイン 200円」「一品料理 300円」「ランチ 500円」という意味をこめていて、お客さんに興味を持ってもらえるようなデザインにしたとのこと。

■女子高校生発案!観光名所にピアノ型駐輪スタンド 三重県菰野町 御在所ロープウエイ ★珍百景登録★ 三重県菰野町の観光名所・御在所岳にピアノのような形をした謎の装置が置かれている光景。
これはレンタル自転車で移動する観光客のための駐輪場で、自転車をスタンドに立てるとピアノのように「ド・レ・ミ・ファ」と音がなる仕組みになっていた。
これは、地元の四日市商業高校の女子生徒のグループが、課題研究授業「菰野学」の一環で、コロナで観光客が減った町を活性化させるためのプランとして昨年、考えて作ったものだという。
菰野町観光協会では、電動自転車を観光客に貸し出して御在所岳や湯の山温泉など町内の名所を周遊する「菰ビリティ」事業を進めているものの、観光名所に駐輪場が少なく、レンタサイクル自体もあまり広まっていないと感じ、発案したという。
制服が茶色なことから「ちゃいろがーるず」として活動し、クラウドファンディングで50万円ほど集めて、自転車の前輪をスタンドに入れるとレバーがあがり、鉄琴を鳴らして音がでるピアノ型の駐輪スタンドを作り、御在所ロープウエイ入り口ロータリーに設置した。
高校卒業後も、メンバーのほとんどが地元に残り、1300年ほど前から続く湯の山温泉や標高1180mの御在所岳の山上公園など観光名所を盛り上げて地域のためになろうとしているとのこと。

■山の広場に謎の建造物(水をくむ装置) 鳥取県若桜町 わかさ氷ノ山キャンプ場
投稿:Hさん
★珍百景登録★ 鳥取県若桜町の氷ノ山(ひょうのせん)のキャンプ広場に古めかしい謎の建造物がある光景。
高さ5mほどの建物の上には妖精の帽子のようなものがついているが何のための建物かわからず、地元の観光案内所や観光地で聞いてみたがわからなかった。
設置関係者に聞いてみたところ、その周辺は水が少ない地域で、その建造物の場所は地下水の水脈があるとのことで、ポンプで水をくみ上げて減菌してキャンプ場や観光施設に水を供給する施設だという。
その建造物の中には、地下水をくみ上げる装置やホースが入っていた。
また妖精の帽子のようなものは、海外アニメのキャラクターで、森の妖精ノームくんにちなんでいるとのことだった。

■山奥に巨大な長方形 長野県松川村 馬羅尾(ばろう)高原付近
投稿:Uさん
★珍百景登録★ 長野県松川村の山深い山林を上空から見ると長方形が3つ浮かびあがっているエリアがある光景。
地元の猟友会の皆さんにも来ていただいて、クマよけ鈴とクマ対策スプレーを持参して現地へいってみたところ、そこには「馬羅尾国有林 中信森林管理署」という看板がある実験林の一角で、70m×40mの巨大な長方形が3つあった。
森林総合研究所の田村さんに聞いてみたところ、そこは「次代検定林」といって、70年ほど前に始まった樹木の品種改良をする国家的プロジェクトの一環で、成長速度が速く、花粉が少ない優れた品種の「エリートツリー」の開発を進めているという。
今後、さらにエリートツリー同士を交配し、さらに優れた材木を開発しようと研究を続けているのだとか。
このような次代検定林は日本全国に約2000カ所あり、定期的に調査が行われているという。

■地味なテーマパーク?古民家の周りに動物園 茨城県阿見町 ふれあい動物園ANIMA
投稿:N.A.さん
★珍百景登録★ 日本第2位の広さをほこる霞ヶ浦に近く、あみプレミアム・アウトレットなどの商業施設もある茨城県阿見町郊外に目立たない地味なテーマパークがある光景。
阿見町の方々にもあまり知られていなかったが、訪ねてみると、そこには改造された古民家の周りに珍しい動物たちがいる小さな動物園だった。
園長によると、2021年6月に65種類、120頭ほどの動物たちとオープンした動物園だという。
規模は小さいが、動物たちとふれあうことができたり、ペットショップではあまり見ない珍しい動物を買うこともできるという。
カピパラ、レッドホールテーク、クラウドラット、コールダックなどを見ることができる。
ヤギ 10万円~/ミミズク 35万円~/ワラビー 50万円/ハリネズミ 9800円/アカハナグマ 58万円/プレーリードッグ40~50万円/チンチラ 1.5~3万円/ルリコンゴウインコ 50~70万円/メンフクロウ 15万円/クラウドラット(ペア) 250万円 など、街のペットショップでは見かけない動物の販売もしていた。

■メニューに「人気なし」と表示する中華料理店 神奈川県横浜市 龍興(ロンシン)飯店
投稿:秋山さん ロケ出演:3時のヒロイン(福田麻貴・かなで)
★珍百景登録★ 横浜中華街にある中華料理店で、料理メニューにわざわざ「人気なし」と表示している光景。
龍興飯店では、2475円で130種類の料理食べ放題が人気なのだが、メニューの写真のわきに料理のアピールポイントの説明とともに、「人気なし」「オリジナル」「大人気」「癖あり」と書かれている。
3時のヒロイン福田・かなでに調査してもらい、実際に料理を食べてもらった。
人気ナンバー1のエビチリはさすがに美味しいとのことだった。
「人気なし」の「高菜入り豆腐煮込み」は、2人とっては美味しいと好評だった。
「人気なし」「癖あり」の「牛肉の海鮮ソース炒め」も、美味しくて決してまずくないとのことだった。
「人気なし」「癖あり」の「仙草ゼリー」は、独特の匂いがあり、甘みもないので苦手な人は多そうだという。
店長の謝さん(中国・広東省出身)によると、食べ放題ゆえ、頼むだけ頼んで残してしまうお客さんもいて、もったいないので、食べ残しを減らすために「人気なし」「癖あり」と表示しているという。

一覧に戻る