これまでの放送

2022年4月3日放送

【ゲスト】羽田美智子・SHELLY

■鳥取・田んぼの真ん中になぜ?外観がオシャレすぎる建物
■三重・民家の庭に溶けない雪!?一部だけ溶けずに残る雪の正体を徹底分析!
■石川・会社内に響き渡る悲鳴…印刷会社の会議室がお化け屋敷に!?手作りお化け屋敷のクオリティを狩野英孝が体験リポート!
■岩手・研究施設ならではの展示物!ブラックホールの写真を使った顔出しパネル
■岡山・竹林の中に1本だけ生える黒い竹!緑色ではない黒い竹とは?

■民家の庭に溶けずに残る雪(塩のかたまり) 三重県四日市市
投稿:Hさん
★珍百景登録★ 三重県四日市市の民家に2021年12月末に降った雪の一部だけ1カ月以上たっても残っていた光景。
投稿者のお宅の前の道路から30mぐらい敷地の中へ入ったところに、周りの雪は2~3日で溶けたにも関わらず、ずっと白いかたまりが残っていた。
大阪にある日本分析化学専門学校の石川先生に現物を見て分析してもらったところ、そのかたまりは雪ではなく、食塩が水分を吸収してかたまったものとのことだった。
ただ、自然にここまで大きなかたまりになることは考えにくいという。
誰かが人為的に置いたとしても、目的や意図もわからないままで、投稿してくれたご夫妻も何か知っている人がいたら番組あてに知らせて欲しいとのことだった。

■山の道路わきに1本だけ生えている黒い竹 岡山県総社市
投稿:I.S.さん
★珍百景登録★ 岡山県総社市の山の中の道路沿いに1本だけ黒い竹が生えている光景。
これは、「黒竹(クロチク)」という元々色が黒い竹の種類で、1本3000円ほどするなど高価だという。
東京農業大学の上原教授によると1本だけ大きく育っているのは日当たりが良い場所だからではないか、とのこと。
他にも細かくわけると竹は世界に1200種類以上あり、赤い赤竹(セキチク)もあるという。

■お母さんが自慢する理容店主 広島県広島市
投稿:久冨さん
登録ならず 投稿してくれた久冨さんの自慢の息子さんがリーゼント風の髪型で和風の着物で散髪している光景。
久冨さんは母子家庭で息子に苦労をかけてきたのだが、息子さんが昔から親想いで母を大事にしてくれたので自慢の息子だという。
幹英さんという名前にちなんで店名を「みきてぃー」にしたそうで小さい頃から着物が好きだったという。
ただ髪型はお母さんがいうリーゼントではなく、サイドバックとのこと。

■ブラックホールの顔出しパネル 岩手県奥州市 ★珍百景登録★ 冬になるとシベリア方面などから野生のハクチョウが飛来し3月上旬まで田んぼで冬を越す岩手県奥州市。
そんな奥州市にある天文台に、ブラックホールの中心に自分の顔を出して写真撮影できる観光名所にあるような顔出しパネルがある光景。
ここは国立天文台水沢VLBI観測所に併設されている奥州宇宙科学館の前にある撮影用パネルで、ここの天文台が世界各国に先駆けて、電波望遠鏡で微弱な電波をとらえブラックホールの撮影に成功したことを記念して、所長の本間さんが発案したという。
ブラックホールは、100年ほど前にアインシュタインが発表した「一般相対性理論」で理論上存在すると予測されていたが、以来、実際に観測されたり、撮影されたりしたことはなかった。
撮影したブラックホールは5500万光年(到達するのに光の速度で5500万年かかる距離)ほど離れた宇宙にあるものだとか。

■道路の交差点に謎の出っ張り 埼玉県新座市
投稿:保谷さん
★珍百景登録★ 埼玉県新座市の交差点にそこだけ道路の中央の方へふくらんでポールが立てられて中に入れないような出っ張りがある光景。
その交差点は道路が複雑な形で交わっており、そのうち1本の道の角に出っ張りがある。
市内の道路工事を請け負ったことがある宮下さんに見てもらったところ、この出っ張りがないと、交差点に入ろうとする車がスピードを落とさず、出会いがしらの衝突事故が起きやすい構造なのだとか。
またポールを並べて囲うだけだと、自転車や歩行者がポールの間をすり抜けてしまう可能性もあるため、縁石で囲って周りの路面より高くすることで、交差点に入ろうとする車や自転車はスピードを落とさざるをえず、事故を防ぐ交通安全のための出っ張りなのではとのことだった。

■田んぼの中にオシャレすぎる農作業小屋 鳥取県八頭町
投稿:H.H.さん
★珍百景登録★ 甘いことで人気のある花御所柿が名産の鳥取県八頭町。
そんな八頭町の田んぼの中に、おしゃれな形をした立派な建物がある光景。
そこには、農作業用の手袋が干されており、人がいる形跡があるので訪ねてみた。
建物の持ち主は、5年ほど前に珍百景で紹介した「用水路の橋についた蛇口」を取り付けた山﨑さんで農家を営んでいた。
山﨑さんは、30年ほど前に、喫茶店を開こうと、風呂トイレ付のおしゃれな形のログハウスを建てたという。
その後、バブル崩壊で喫茶店をオープンすることができず、今は、そこを農作業小屋として使っているとのことだった。

■印刷会社の会議室がお化け屋敷 石川県金沢市
ロケ出演:狩野英孝
★珍百景登録★ 「キノコ」のことを「コケ」、道路わきの側溝のことを「ドブス」という方言のある石川県金沢市。
そんな金沢市にある印刷会社に入ると職場のどこからか「キャー」という悲鳴や絶叫が聞こえてくる光景。
広告チラシなどを印刷している株式会社ダイトクコーポレーションでは、2018年から会議室におどろおどろしい「大徳総合病院」という看板をとりつけ、お化け屋敷にしているという。
社長の小畠寛祐さんによると、一般の方々に工場見学してもらう機会が減り、コロナでさらに見学する文化もすたれてしまったので、会社に足を運んでもらう方法を考えていて会議室をお化け屋敷に改装することを思いついたという。
会社の従業員は、お化け役をした後、通常業務に戻っていた。
お化け屋敷「大徳総合病院」では、①手術室の人体模型に肺をセットする ②クマのぬいぐるみにリボンを結ぶ をミッションとしていて、骨伝導のヘッドホンを装着して体験するシステムで、電話が鳴り響く音や女性の悲鳴、扉をたたく音などが聞こえてくるため、狩野英孝もビビリっぱなしだった。
お化け屋敷は、会社の印刷工場見学とあわせて水曜のみ開いていて事前予約制とのこと。

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