これまでの放送

2022年3月13日放送

【ゲスト】ニューヨーク(嶋佐和也・屋敷裕政)・山之内すず

■鳥取・スリル満点!列車が通過する神社
■山口・ちょっと怖いかも…バスの待合所に置かれた不思議な人形
■大分・時間の言い方が独特?大分県民調査
■静岡・静岡では“舌”の呼び方がほかと違う?!静岡県民調査
■大阪・地元民が利用する橋なのに誰がかけたか不明!?現地で調査

■高速列車が横切る神社の参道 鳥取県米子市 日吉神社
投稿:N.F.さん
登録ならず 鳥取県米子市の住宅街にある日吉神社の参道を列車が高速で横切る光景。
1000年以上の歴史がある日吉神社は今から120年前の1902年(明治35年)に旧国鉄に、境内の土地を鉄道路線として使うことを無償で許可したため、今も山陰本線が通っているという。

■70歳のスゴい駐車テクニック 大阪府東大阪市
投稿:稲田さん
★珍百景登録★ 住宅街にある民家の狭いガレージにギリギリの大きさのトラックをこすることなく、車庫入れして停めている光景。
運転しているのは稲田尚央さん(70歳)で、その車庫は自営の店の車庫だという。
その店を間もなくたたんでしまう予定だそうで、見事な駐車をもう見られなくなると思った息子さんが珍百景に投稿してくれた。

■田舎のバス停に並ぶ不気味すぎる人形 山口県岩国市美和町 バス停「六呂谷」
投稿:黒田美鈴さん
★珍百景登録★ 岩国市街地から車で30分ほど、山の方へ入った美和町北中山の程野地区にあるバス停に、ゾンビのように不気味すぎる人形がいくつも並んでいる光景。
ここは岩国市が管理するバス路線のバス停「六呂谷」で、近くに住んでいる人が10年ほど前に、バス停が寂しいからと思って人形を置いたとのことだった。
ただ10年もの年月がたち、人形がボロボロになってしまったため、不気味な雰囲気を漂わせていた。

■田舎のバス停に現れるヒーロー「クニサキオコスンジャー」 大分県国東市
投稿:Oさん
★珍百景登録★ 大分県国東市のバス停に黄色いコスチュームのヒーローが現れる光景。
ここは国東観光のバス停「上成仏」で2021年3月まで走っていた路線バスが廃止になり、今は地域のコミュニティバスが走っているという。
ヒーローはバスの乗客を「ようこそ成仏くださいました!」と明るく送り出していた。
「姫椿」や「おしり岩」などの観光名所もある国東半島は「鬼が仏になった里」というキャッチコピーで紹介され、歴史情緒ある場所だった。
そのヒーローに直接取材させてもらったところ、コミュニティバスが走るようになったころ、東京からご主人の実家のある大分県に引っ越してきた熊田さん(45歳)が町おこしのため「クニサキオコスンジャー」として国東地区を盛り上げようとしているという。
ゴレンジャーのキレンジャーのようなクニサキオコスンジャーは、本数の少ないバスが来るタイミングで週に1回ほどバス停に現れ、一緒に記念撮影したり、記念乗車券を配ったり、1分ほどの停車時間に、様々なサービスをしているのだとか。

■銭湯のような理容店ののれん 神奈川県葉山町
投稿:岸野誠士くん
★珍百景登録★ 神奈川県葉山町に見た目が銭湯のような「女け男」と書かれたのれんが下がっている理容店の光景。
10歳の岸野誠士君が、まぎらわしいと思って投稿してくれた。
こちらの山口理容店は1920年(大正9年)創業の老舗理容店で、3代目主人の山口昌男さん(74歳)によると、1990年頃まで男性専門の理容店だったが、原宿で学んで美容師の免許を取得し、女性のカットやヘアスタイリングもできるようにしたという。
4代目の太郎さん(29歳)もムキムキで力強いシャンプーが売りとのことだった。

■青がない「黄黄赤」信号機 鳥取県日野町 舟場橋交差点 
投稿:植永真奈美さん
★珍百景登録★ 鳥取県日野町郊外にある交差点の信号機に「青」がない光景。
舟場橋交差点は、信号機のすぐ先に鉄道の踏切があり、青信号だと踏切に気を取られ、一旦停止して左右確認することがおろそかになってしまうと危ないので、注意喚起の意味で、あえて青をなくしているのだという。

■「5分前」の言い方が独特な大分県 大分県
投稿:K.Y.さん
★珍百景登録★ 大分県の人が「7時5分前」のことを「7時前5分」と言う光景。
大分市で取材してみたところ、ほとんどの人が6時55分を指す時計を見て「7時前5分」と言っていた。若い人の中には「7時5分前」と言う人もいたが、特に高齢者は「7時前5分」といっており、昔からの習慣だという。

■「舌ベロ」「舌ベラ」という静岡県 静岡県
投稿:H.K.さん
★珍百景登録★ 黒はんぺんなどを黒い色のだしで煮込んだ「静岡おでん」を駄菓子屋さんで食べられる静岡県。
また、お墓参りの際に、来た証として卒塔婆を置く地域があり、そうした地区にあるスーパーやコンビニで卒塔婆が売られている。
そんな静岡県の人が舌を「舌ベラ」「舌ベロ」と言う光景。
静岡県は東西に長いので熱海市、三島市、伊豆市、沼津市、富士市、静岡市、島田市、川根本町、浜松市などで取材してみたところ、静岡県のほぼ全域で「舌ベラ」「舌ベロ」と言っていた。
愛知県東部でも調べてみたら、豊橋市、田原市、新城市、豊川市、岡崎市までは、「舌ベラ」「舌ベロ」と言う人もいたが西に行くにつれ、数は減り、豊田市では、ほぼいなかった。
また長野県飯田市、山梨県富士吉田市でも調査したが、舌ベラ、舌ベロと言わなかった。
神奈川県西部で調査すると、湯河原町、真鶴町では「舌ベロ」「舌ベラ」と言う人がおり、小田原市に入ると真鶴町よりの地域では「舌ベラ」「舌ベロ」と言う人もいたが、中心街では言う人はいなかった。

■遠く離れるほど大きなる不思議な岩 神奈川県茅ケ崎市 烏帽子岩 ラチエン通り 
投稿:徐さん
サザンオールスターズゆかりの神奈川県茅ケ崎市。
茅ケ崎市の沖1.4㎞ほどのところに、かつて神官や公家がかぶった烏帽子の形によく似ていることから名づけられた海面から高さ15mほどの烏帽子岩が突き出ている。
烏帽子岩からまっすぐ内陸の方へ延びているラチエン通りという道から烏帽子岩を見ると岩から離れれば離れるほど大きく見えてくる光景。
茅ケ崎市経済部産業振興課の渡部晃史さんによると、これは例えば太陽が空の高いところにあるときより、地平線、水平線の近くにある時に大きく見えるのと同じで、周りに何もない海の上にある烏帽子岩より、住宅街や防風林に挟まれて奥に見える烏帽子岩の方が目の錯覚で大きく見える現象なのだとか。

■地元民が利用しているのに誰がかけたか不明な橋 大阪府堺市
投稿:Uさん
登録ならず 大阪府堺市の川にかかっている橋が人も通れるちゃんとした橋なのに誰が設置したのか不明なままになっている光景。
近くの橋を比べると、幅が狭く、車は通行できないが、近所の方々に聞いてみたところ、40年ほど前からあって地元の人たちも利用しているという。
ただ、地元の行政がかけたわけではなく、誰が設置したのか不明なため「勝手橋」と呼ばれていた。
日本全国に誰がかけたかわからない橋があり、修理や管理をめぐって問題になることがあるという。
この橋も、今後、どこが管理して補修していくか議論になっているとのこと。

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