これまでの放送

2022年2月6日放送

【ゲスト】ミキ昴生・上白石萌歌

■愛知・信号待ちをする車の元へ必ずやってくる鳥
■静岡・伝統校の高校生が代々受け継ぐ優しい風習…スムーズすぎる自転車通学
■長野・今の時代に珍しい…旅行会社のチラシが全て@@
■熊本・番組常連の発明大好き投稿者さん…新作“癒やされるオモチャ”
■福岡・いま大注目のスポーツ競技!BMXで人生が変わった家族
■青森・地元では当たり前…アパートの壁に書かれた電話番号の謎

■信号待ちする車のサイドミラーに止まる鳥 愛知県刈谷市
投稿:S.M.さん
★珍百景登録★ 愛知県刈谷市の交差点で信号待ちしている車のサイドミラーに鳥がとまりに来る光景。
NPO法人の久保田潤一さんによると、この鳥はハクセキレイで、おそらくその交差点の停止線の辺りが自分の縄張りだと考え、サイドミラーに映った自分の姿を見て敵だと認識して攻撃しようとしているのではないか、とのことだった。

■鳥が鳴き続ける発明品 熊本県南阿蘇村 阿蘇カラクリ研究所
投稿:福山裕教さん
登録ならず 11年前から投稿してくれている阿蘇カラクリ研究所の福山さんのリベンジ投稿。
これまでは、おみくじマシーンや、遠くから奥さんを呼ぶためだけの呼び出し用ロボットなどの発明品を紹介。今回の発明品は、鳥のおもちゃが永遠と鳴き続ける全自動おもちゃの光景。
ゆっくり回転するバーで、100円ショップで売っている鳥の首のあたりを後ろにそらし、鳥の頭が反動で戻る時に「ウァー」と鳴く仕掛けで、永遠に鳴き続ける装置だという。
福山さんは、この鳥のおもちゃの鳴き声を聞くと幸せな気分になるため、開発したのだという。価格は1万5000円だとか。

■駄菓子屋さんに手動の自販機 千葉県八千代市
リポート:ニセキン 投稿:成田さん
★珍百景登録★ 以前に番組でも紹介した千葉県八千代市の竹林を開拓して作った駄菓子店で、駄菓子を人の手で動かす自販機で売っている光景。
今回も、息子さんが投稿してきてくれたので、有名ユーチューバーのヒカキンのモノマネ芸人ニセキンさんが「ヒカチン」を名乗り、お店にいるお母さんにドッキリ取材を試みた。
コロナの感染が拡大して以降、駄菓子屋 まぼろし堂では、お店での対面販売を控えるために自販機で売るようになったのだが、例えば、「お父さんの家呑みセット 500円」を買いたい場合、隣りの窓口でトレーにお金を入れて渡すと、お母さんが商品をトレイに入れてくれる。
店内の放送で店番のお母さんの声が聞こえるが、ボイスチェンジャーで声を変えていて店内にアナウンスされるが、ほぼ同時にお母さんの地声も直接、聞こえてくる。

■天井に大量の写真があるラーメン店 兵庫県姫路市
投稿:西山さん
★珍百景登録★ 兵庫県姫路市のラーメン店・喜天華の天井に1万枚もの大量の写真が貼られている光景。
この写真はバイクに乗ったライダーの写真で、お店に来たお客さんの写真なのだという。
バイク専門誌「関西ツーリング」で紹介されたこともあり、お店にバイクが好きな方々が訪れるようになったのだとか。

■アパート外壁に4桁だけの電話番号 青森県
投稿:K.Y.さん
登録ならず 青森県のとある地域のアパートの壁に「かねたけアパート TEL 5800」と大きく書かれている光景。
取材スタッフが「5800」にかけてみたがつながらなかった。
アパートのオーナーさんに聞いてみたところ、電話番号の「市外局番―市内局番―加入者番号」のうち下4桁の加入者番号以外の部分は、その地域では共通なので省略して書いたとのことだった。

■交差点で自転車からスムーズに降りる高校生 静岡県藤枝市
投稿:O.A.さん
★珍百景登録★ サッカー日本代表のゴン中山選手・長谷部誠選手の出身校として知られ、サッカー強豪の伝統校として有名な静岡県立藤枝東高校。
静岡県の高校生の間ではなじみのある「高校生体操」というちょっと変わったオリジナルの体操をしていた。
藤枝東高校では1924年の開校時にサッカーを校技と定め、今も男女を問わず入学する生徒全員、サッカーシューズを買い、体育の授業でもサッカーをすることが多く、校庭には芝生が敷かれていた。
そんな藤枝東高校に自転車で通学する生徒たちが学校のそばの横断歩道で自転車からスムーズに降りて歩いて交差点を渡る光景。
生徒たちに聞いてみたところ、先輩たちが交差点の前で素早く自転車から降りていて、伝統として10年ぐらい前から続いているという。
元々は、近くに小学校や幼稚園があり、毎朝子どもたちも通るスクランブル交差点なので、危なくないように気遣いで始めたのだとか。

■アクロバット自転車競技BMXで人生一変した家族 福岡県八女市 ★珍百景登録★ 広大な茶畑が広がる八女茶の産地で鶏のから揚げに茶葉を混ぜる「八女茶から揚げ」もある福岡県八女市。
そんな八女市で暮らす松本さん一家が、ほんのちょっとした興味から始めた自転車のアクロバット競技・BMXにのめりこみ100万円かけて自宅の庭に造ったBMX専用の練習場の光景。
次男の松本翔海(しょあ・12歳)君はBMX10-12歳の部で日本一に輝いたのだが、興味を持ったきっかけは、5年ほど前、YouTubeでBMXの映像を見たことだという。
サラリーマンのお父さん・直樹さんは翔海君のために、DIYで2カ月かけてBMXの練習場を作ったという。
その後、翔海君の練習ぶりを知った地元の建設会社が松本さんの家のそばに本格的なBMXフリースタイルパーク「YAKATA BMXパーク」を建ててくれた。
そのBMXパークは練習場としては日本最大級だという。
翔海君はさらに練習に精を出し、全日本大会の10-12歳の部で優勝した。
弟の三男・弥隼(みはや・10歳・小学校4年生)君も、全日本大会で5位に輝いた。
BMXは東京2020オリンピックから正式種目になり競技人口も増えているそうで、現在、地元企業12社が松本さん一家のスポンサーになってくれているという。
将来の夢はオリンピックで金メダルをとることだという。

■手書きの細かすぎる旅行チラシ 長野県長野市
投稿:宮下真一さん
★珍百景登録★ 長野市の観光バス会社が、手書きの文字で表と裏に書かれた旅行チラシを配布している光景。
ちょこっTrip裾花観光バスの佐野坂社長によると、20年以上前から、手書きでチラシを発行して近隣の市町村に配布しているそうで、お客さんに興味を持ってもらいたいため、あえて今どき珍しい手書き文字だけの情報にこだわっているという。
また、カラー写真を入れるとなると、広告で使う際に権利者に許可をとる手間もかかる上、発行まで2、3カ月ほどのタイムラグも発生するため、発行まで1カ月ほどの手書きの方が即時性があるという。
マーケティング広告戦略に詳しい東北工業大学の佐藤飛鳥准教授によると、手書きの文字をぎっしり詰めることで宝さがしのような感覚が生まれ、インタラクティブ効果でワクワクしたり、文字情報から頭でイメージを思い描くことで行きたくなるなど、広告効果があると考えられるとのこと。

■丘に「可恐」と刻まれた石碑(水害伝承碑) 茨城県大子町
投稿:鴨志田祐一さん
★珍百景登録★ 日本三名瀑の1つに数えられる袋田の滝で知られる茨城県大子町の郊外の小高い丘の途中に「可恐」(明治ニ十三年)と刻まれた石碑がある光景。
石碑の近くには墓石も点在していて、辺り一帯はおどろおどろしい雰囲気だった。
近所の方に聞いてみたところ、周りの墓石は大子町の墓で「可恐」は漢文で「おそるべし」と読むのだという。
大子町教育委員会の神長さんによると、1890年(明治23年)8月に豪雨で久慈川が氾濫して大子町をはじめ久慈川流域で甚大な洪水被害が発生したという。
後世に水害の危険さを伝えるために、その時に水が達した川より6mほど高いところに石碑を立てているそうで、「可恐」の石碑は、大子町袋田(袋田駅そば)や大子町久野瀬・諏訪神社に残っているという。
ただ、近くに鉄道の線路がしかれた際に場所を移した石碑もあるとか。

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