これまでの放送

2022年1月30日放送

【ゲスト】カンニング竹山・桜井日奈子

■新潟・酒屋さんでお手伝いをする看板犬
■岐阜・民家の窓を毎朝叩く鳥
■香川・5kmも続く!?道路沿いの和菓子店の看板
■岡山・岡山県だけ?独特な数の数え方
■静岡・誰かの格言?お店の入口に大量の貼り紙
■長野・住宅街に“学者村”と書かれた謎看板
■神奈川・民家の庭を埋め尽くす大量の@@

■写真を見せると同じポーズをとる犬 東京都目黒区 ★珍百景登録★ 大沢さんが飼っている犬にスマホなどで色々なポーズの写真を見せると、そっくりそのまま同じポーズをする光景。
大沢さんが元々ドッグトレーナーをしていて、飼い始めた生後6カ月の頃から、3年ほど毎日トレーニングをしたという。
実は、画像を見せながら言葉を聞かせていて、それに反応しているという。
犬のしつけについて聞いてみたところ、犬が吠えている時に叱ると、犬は「かまってもらえた」と勘違いしがちだそうで、それが「吠えの悪化」にもつながってしまうので放っておくほうが良く、静かになってからほめてあげると良いのだとか。

■酒店を手伝う看板犬 新潟県長岡市 登録ならず 新潟県長岡市の小林酒店の秋田犬が荷物を運んだり、レジ打ちしたり、配達の手伝いをしたり、酒屋さんの仕事をする光景。
犬がお手伝いをしている動画を店主がSNSにアップしたところ、有名になり、日本全国からプレゼントをもらったり、海外から出演オファーをもらったりするという。
ご主人に聞いたところ、撮影では犬が台車を操作しているようにエサでつって誘導していた。
レジ打ちでも、レジの前に犬を連れていって、それっぽい動きを撮影していた。

■毎朝窓をくちばしでたたく鳥 岐阜県羽島市
投稿:長縄さん
★珍百景登録★ 投稿してくれた長縄さんのお宅のキッチンの窓のところに毎朝同じ時間に鳥がやってきて、くちばしで窓をつついて音を出す光景。
鳥に詳しいNPO法人birth久保田潤一さんに聞いてみたところ、鳥はヒヨドリという年中見られる野鳥で、その窓のそばにエサ場があって、ガラス窓に映った自分の姿を見て、同じエサ場でエサを奪う敵と勘違いして追い出そうとつついているのではないかとのことだった。

■道沿い5㎞にわたって続く和菓子店の看板 香川県善通寺市
投稿:Uさん
★珍百景登録★ 石のように硬いパンの名物菓子でも知られる香川県善通寺市の道路沿いに「灸まん」という香川の金毘羅名物の和菓子店の看板が約5㎞にわたって続いている光景。
金毘羅山から高松市方面へ数えてみたら86枚続いていたが、お店に聞いてみたところ広告看板は反対車線も含めて500枚ほど出しているという。
その和菓子はお灸の形をしたまんじゅうで、「こんぴら名物 灸まん」の看板は「成金栄華時代」という百円札に火をつけて足元を灯す成金おじさんの絵を描いた和田邦坊さんという画家が考案したという。
看板は和田邦坊作品を展示している美術館まで案内し、そこから灸まん本店まで続くとか。

■駐車場に謎のメッセージ「864゛6-」 岡山県倉敷市
投稿:Ⅰ.T.さん
登録ならず 魚のすりみに砂糖と卵を加えたカステラを煮込む玉島おでんという地元グルメがある岡山県倉敷市の住宅街にある駐車場に「864゛6-」という謎の数字が書かれた駐車スペースがある光景。
近くのアパートの大家さんが所有している駐車場で、大家さんの名前が「はるじろう」さんなので、数字の語呂合わせで「864゛6-」と書いたのだそう。

■謎のジオラマ庭園ある民家 神奈川県茅ヶ崎市
投稿:K.K.さん
★珍百景登録★ 神奈川県茅ヶ崎市の民家に「ジオラマ庭園」という看板が立っていて、庭にミニチュアの人形や模型が大量に並んでいる光景。
家主の沓澤さん(76歳)を訪ねてみたところ、ご主人1人で庭をつくったそうで物忘れ予防のために、リサイクルショップや100円ショップで買ってきたものや、ご近所さんからもらったもので、あまりお金をかけずにジオラマを作っているのだという。
この庭園の下草などにもこだわっているそうで、4種類の草を植えて、「サバンナ」「恐竜」「南極」のようなコーナーに分けているのだとか。

■無人島に巨大な仏像の頭 香川県直島町 牛ケ首島
投稿:Nさん
★珍百景登録★ 岡山県玉野市にある港から船で10分ほど、香川県直島町に属する牛ヶ首(うしがくび)島という瀬戸内海の島に巨大な涅槃像の頭の部分だけが残っている光景。
この島は無人島で天満堂という神社や立派なみこしが残されていて、過去に人が暮らしていた形跡が残っていた。
かつて島にいたことがある蓮昌寺の前のご住職、八木さんに聞いてみたところ、実際に、かつて100人ほどが住んでいて、当時の建物や港、船などがボロボロの状態で残っていたが1990年頃から人が島を離れ、2014年には無人島になったという。
現在、近くの漁場で養殖を営む人以外、誰も訪れることがないのだとか。
20mほどありそうな巨大な涅槃像の頭は、今から90年ほど前の明治の頃、山陽新聞(当時・山陽新報)の社長・西尾吉太郎さん(1858-1930)が、若くして亡くなられた娘さんをしのんで涅槃像を造ろうと考えたという。
その後、西尾社長ご自身も亡くなり、計画がとん挫しかけたところ、地元の石工・松下与一さんが引き継ぎ、手がけたものだという。
松下与一さんが頭部を彫ったところで亡くなったため、頭だけが残ったのだという。

■岡山での20以降の独特な数え方 岡山県
投稿:小川友之さん
★珍百景登録★ 以前、群馬県では10以降を数える時に歌うような独特の節がつく珍百景を紹介したが、岡山県では20以降の数を数えるときに「にーいち、にーに、にーさん、…にーく、さんじゅう、さんいち、さんに…」のように「じゅう」を省いて数える光景。
100以降は普通の数え方になるという。

■謎の格言?だらけのバー 静岡県伊東市 
投稿:I.S.さん
★珍百景登録★ 静岡県伊東市に謎の格言のようなものが書かれた紙が大量に貼られ、夜にライトアップされている近寄りがたいバーがある光景。
例えば「作家 日本沈没 小松左京 本当か?ちかいぞ してたまるか」「人生屁をこいても へこたれるな」とか「ぺんぺん草が生える前にご来店ください。」などなど、大量な貼り紙が店の外にペタペタと大量に貼られている。
こちらはフリータイムという店名のバーのようで、ご主人に聞いてみたところ、自分の店は外の現実と一線を画して「非現実を売りにした場所」で付加価値をつけているのだそうで、格言のようなものは通行人へのメッセージでそれが積もり積もって今のように大量になったのだという。
最も気に入っているのは「仕方がないこれが人生だ ア~無情 (ジャン・バルジャン)」とのこと。

■山のふもとに「学者村」という看板が立つ住宅街 長野県安曇野市 牧地区
投稿:高森さん
★珍百景登録★ ワサビ生産量日本一(令和2年農林水産省調査 1位 長野県 2位 静岡県 3位 岩手県)の長野県の安曇野市には4万5000㎡の広大な大王わさび農場がある。
観光地として訪れる人も多くワサビ丼、ワサビコロッケ、ワサビソフトクリームなどのワサビグルメも味わえるという。
そんな長野県安曇野市の山のふもとに「猪鹿の牧 学者村」という謎の看板が立っている光景。
そこは山のふもとの牧(まき)という地区で、50年ほど前の1970年頃、「猪鹿(いが)の牧」という地区一帯が、自然を大切にした土地として、大学教授など学者さんや文化人に限定して売られたという。
そのため「学者村」と呼ばれる別荘地になったのだとか。
「猪鹿の牧」以外に、「忍ケ丘学者村」「つつじヶ丘学者村」「天満沢学者村」など5つの「学者村」という別荘地があるが、今では学者限定ではなく誰でも買えるようになったそうで、実際にそこに住んで暮らす人もいるのだとか。
現地の不動産会社・黒崎不動産によると、1600万円で販売している物件もあるとのこと。

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