これまでの放送

2022年1月16日放送

【ゲスト】ケンドーコバヤシ・生見愛瑠

■愛知・どこまで続いている?長すぎる歩道橋&建物の屋根の上に一部だけ残る鉄道の線路…列車も通っていない場所になぜ?
■静岡・少しでも多くネコを救いたい…保護活動を続ける中学1年生&とある会社の壁一面に“ビスビスビス”の文字
■愛媛・自宅解体中に発見!サクラの切り株から生えた奇妙な物体
■神奈川・植物園の公衆トイレ内に“釣り禁止”の貼り紙
■三重・公園に使われていない郵便ポスト…ただのオブジェではない設置者の意図とは?

■植物園の駐車場トイレに「釣り禁止」マーク 神奈川県箱根町
投稿:荻間清子さん
★珍百景登録★ 箱根湿生花園の駐車場にあるトイレの中に「釣り禁止」のマークが貼られている光景。
トイレの中には他にも、タバコ禁止、ゴミ捨て禁止、便座に乗っかり禁止、トイレットペーパー持ち帰り禁止など、ちゃんとした禁止のマークが取り付けられている。
植物園のスタッフに聞いてみたところ、禁止事項ばかりならべる中でユーモアを入れたかったため、便器に釣り糸を垂らす釣り禁止のマークを入れてみたとのことだった。
※箱根湿生花園は2022年3月まで冬期休園中です

■「ビスビスビス」と大量に書かれた会社 静岡県浜松市
投稿:廣富健真さん
★珍百景登録★ 浜松市の住宅街に「ビス」とだけ書かれた看板を大量に掲げている会社がある光景。
地元の方々も看板の意味を知らないようだった。
建物を訪ねて聞いてみたところ、そこはビルや戸建て・マンションアパート、駐車場などを清掃する会社で、社名が「株式会社ビス」なのだという。
鈴木社長によると、「ビルメンテナンス」の頭と最後の文字をとって「ビス」と略したのと、「ビス」はポルトガル語で「アンコール」の意味があり、「ビス」をたくさん書き連ねたのは「仕事が再びたくさん入ってくれますように」という願いなのだという。

■港に現れた真っ白な砂山(工業用の塩) 三重県四日市市
投稿:O.Y.さん
★珍百景登録★ 四日市港に現れる白い砂山の光景。
これはオーストラリアから輸入した工業用の塩で、1〜2週ほど野ざらしにすることで固まり、1~2万トンの塩をまるで雪山のように保管しているという。
工業用の塩は、紙パルプの材料となる木材を溶かす際に使ったり、洋服、石けん、タイヤなどの加工で不純物をとりのぞくのに使ったりするのだとか。
日本ソルトコーディネーター協会の青山志穂さんによると日本で使われる塩のうち食用は1割ほどで、残りの9割は、工業用、氷雪融解、家畜用、医療用などに使われるという。
また世界各国で採れる塩にも色々あり、イラン(ペルシャ)産のブルー岩塩は産出量が少ない貴重な種で、青い結晶はカリウムだという。
ジブチ共和国(アフリカ)産のパール塩は、アッサル湖という塩湖の波により、粒1つ1つが丸い形になるとか。
インドネシア・バリ島のピラミッド型の塩は、中が空洞になったまさにピラミッドのような三角錐の形をしており、日光、湿度、気温などの諸条件がそろうとできる貴重なものだという。

■子どもに教えるためのポスト 三重県四日市市水沢町
投稿:棚瀬嘉彦さん
登録ならず 四日市市の三本松町公民館公園に富士山をモチーフにしたスベリ台やよく見かける遊具に交じって、古いタイプの赤い郵便ポストが立っている光景。
このポストの投函口は閉じられており、実際には使われていないようだった。
投稿してくれた棚瀬さんが自治会長の清水一雄さんに聞いてみたところ、20年ほど前に隣町で郵便ポストを付け替えるという話を聞いて、もらい受けたものだという。
地域の子どもたちに昔の郵便ポストを知ってもらいたいと考えて設置しているとのことだった。

■情報量が少ない旧跡の案内看板 群馬県安中市 旧中山道 登録ならず 峠の釜めしの発祥地とされ、本物の鉄道運転を体験できる碓氷峠鉄道文化むらがある群馬県安中市の山奥に「一つ家跡 ここは老婆がいて旅人を苦しめたといわれている」とだけ書かれた看板がたっている光景。
地元の方々に聞いてみたが江戸時代の旧中山道という街道が通っているのは知られているものの「一つ家」の老婆の伝説のことはあまり知られていなかった。
安中市観光協会の方に聞いてみたところ、かつてその辺りに「一つ家」という休憩所があり、峠を越える旅人が泊まっていたそうだが、旅人が寝ている間に金品を奪ったりして苦しめたという話があるそうで、案内看板を立てたという。
ただ、文献、書物に詳細な記録が残っておらず、おおざっぱなざっくりとした看板にせざるをえなかったとのこと。

■小学校から丘の上まで続く長い歩道橋 愛知県瀬戸市
投稿:藤井貴之さん
★珍百景登録★ 愛知県瀬戸市の小学校から道を隔てた丘の上まで138.8mも続く長い歩道橋の光景。
丘のそばには住宅街があり、そこと小学校をつなぐ通学路として歩道橋が整備されたそうで、どこまでも続くかのように長い歩道橋になったのだという。

■建物の屋根の上にだけ残った線路 愛知県豊田市
投稿:Y.S.さん
★珍百景登録★ 1959年に拳母市から豊田市になった街にある資材置場の倉庫のような建物の屋上にだけ鉄道の線路が残っている光景。
近くを鉄道が通っているわけでもなく、建物の上にだけ取り残されたように短い線路が残っていた。
今は建設資材置き場になっている線路が残る土地は、トヨタ自動車が所有する敷地で、その線路は以前、トヨタ自動車で製造した車を運ぶのに使っていたという。
1984年に廃線となり、線路も撤去されたが、建物の屋根の一部になっていた線路が残ったとのこと。

■民家の縁の下に謎の物体 愛媛県西予市
投稿:上田勉さん
★珍百景登録★ 日本一長い廊下で以前、ぞうきんがけ大会も開かれたことがある宇和米博物館がある愛媛県西予市。
そんな西予市在住の上田さんが築100年の自宅の縁の下で見つけた謎の物体の光景。
自宅の縁の下には桜の木の切り株が埋もれており、そこからでこぼこした謎の物体が上に向かって成長していた。

■発明家の小学生の忘れもの防止ランドセル 初回2021年5月23日放送 千葉県柏市 柏市のヴァイフウィンクル・リアム漸君(小学校6年生)が忘れ物を防止するランドセルを作った光景。
RFIDを使って、時間割と照らし合わせて教科書などを必要な教科と不要な教科で判別して、音声で教えてくれるシステムで、忘れものを防止できるという優れもので小学校4年生の夏休みの自由研究で作ったという。
リアム漸君のお父さんがオランダ人でIT関係の仕事をしていて、元々、科学になじみがあり得意になったそうで、他にも、小学校5年生の時には「ビリビリ金庫」を作っていた。
それは100円ショップで売っていたビリビリおもちゃを使って、金庫の取っ手にふれると電流が流れる仕組みでビリビリ刺激を受けて盗むのをやめるという防犯システムだった。
コロナ感染拡大で消毒用アルコールが不足していた時期には、お酒から消毒用アルコールを抽出する「アルコール製造くん」というマシンも自分で作ったり、小学生ながら天才発明家で、2020年に特許庁長官賞を受賞したという。
将来の夢はパイロット、医師、ITの仕事だとか。

■発明家小学生の新作「絶対に寝坊しない目覚まし時計」 千葉県柏市 ★珍百景登録★ 柏市のヴァイフウィンクル・リアム・漸君(小学校6年生)が発明した「絶対に寝坊しない目覚まし時計」が寝ている人を起こす光景。
漸君が今回、発明した目覚まし時計は、①アラーム音が鳴り振動→②照明が点滅→③風を送る→④鐘の音→⑤ピコピコハンマーとタオルで顔をたたく…という何段階もの機能で寝ている人を起こそうとする仕掛けを施していた。

■ネコの保護活動を続ける中学1年生 静岡県富士市 ★珍百景登録★ 中学1年生がネコの保護団体を作り、保健所にひきとられたネコを保護している光景。
富士市に住む赤石朔(さく)さん(中1)は小学5年生の頃に、保護活動を始め、今では家族全員でネコの保護に協力しているという。
毎朝7時からエサをやり、体調をチェックして登校し、下校した後もネコの世話をするそうで、SNSを通じて情報を発信して、休日には譲渡会を開いてネコを引き取ってくれる方を自宅に招いているという。
条件にあった飼い主さんにだけ譲渡しているそうで、今まで3年間で170匹のネコを保護したとのこと。
どうすれば保護ネコを減らすことができるのか、動物愛護団体のNPO法人みなしご救援隊・犬猫譲渡センターの佐々木さんに聞いてみたところ、コロナのピーク時はペットブームになり、飼い始めた方も増えたが、認知症を患ったり、健康状態が悪化したりして、飼えなくなった高齢者などが飼育放棄をせざるをえなくなったケースが多発したという。
ペットを飼うにあたり、自分自身の健康や寿命とペットの寿命を考えて飼育して欲しい、とのことだった。

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