これまでの放送

2021年11月28日放送

【ゲスト】伊集院光・山之内すず

■沖縄
那覇市・自宅に手作り巨大ブランコ&おかしな恰好で登下校する学生
糸満市・ちょっと不気味な手書き看板を掲げる焼き鳥屋さん
■新潟・海辺で大声を出す謎の男性&“つちのこ遭遇場所”と書かれた看板
■山形・毎日山を登って仕事へ!86歳元気おばあちゃん
■兵庫・@@に夢中の中学1年生男の子!趣味で始めたことがいまや全国から依頼が殺到中
■東京・コンクリート箱が積み重なった不思議な建物

■作業部屋にスズメバチの巣 神奈川県二宮町
投稿:原さんご夫婦
★珍百景登録★ 神奈川県二宮町の民家の作業部屋に、スズメバチが巣を作っていた光景。
原さんのお宅でご主人が作業場に使っている部屋に長さ15cmほどのスズメバチの巣のようなものが作られていた。
ハチ駆除業者の荒井謙人さんに聞いてみたところ、この巣はコガタスズメバチの巣で作り始めて3カ月ほどの初期段階だそうで、女王バチがいなくなって放棄されたと考えられるという。そのため、ハチが戻ってくる心配はないのだとか。
ただ、スズメバチは死ぬ直前まで針を出して攻撃してきたり、目に入ると危険な毒液を出しながら飛び回ったりするケースもあるようで、スズメバチの巣を見かけたら駆除業者に相談した方がよいとのこと。

■コンクリートの箱を積みあげたような建物 東京都港区
投稿:後藤奈奈さん
★珍百景登録★ 東京・港区の新一の橋交差点の近くにコンクリートの巨大な箱を積み上げたような謎の建物がある光景。
入り口には「2269」と書かれた看板がとりつけられており、調べてみたところ、2269AZAVUというホテルだった。
デザインにこだわったそうで、一見すると巨大な積み木のように見える。

■民家の前に手作りの巨大ブランコ 沖縄県那覇市
投稿:森山由香子さん
★珍百景登録★ 海に突き出た巨大な岩の上に建つ神社「波上宮(なみのうえぐう)」がある沖縄県那覇市で釣り具店を営む森山さんの家の屋上から手作りのブランコがぶら下がっている光景。
おじいちゃんがお孫さんのために作ったそうで、ワイヤーで屋上から釣りおろして、モーターを使って上げ下げして楽しんでいるという。
周りの通行状況を確認し、安全を確認しながら家族だけが乗るようにしているとのこと。

■制服をハンガーでバックにかけて登下校 沖縄県那覇市
投稿:赤嶺嘉瑛さん
★珍百景登録★ 沖縄県那覇市の中学生や高校生がリュックにハンガーで制服をつるして登下校している光景。
朝や夕方の登下校の時間になると街には、制服を着ずにつるしている子どもたちが歩いていた。
那覇商業高校で聞いてみたところ、運動系の部活動の朝練前、夜練後は汗でベタつくのが嫌で制服を着用しないことが多いそうで、バッグに入れるとしわができてしまうので、ハンガーでつるしているだという。

■怪しい面白看板を掲げる焼き鳥店 沖縄県糸満市
投稿:永山さん
★珍百景登録★ 沖縄県糸満市にある焼き鳥店で、週に1回ほど変わる面白い看板を掲げている光景。
例えば
「おかずディスコイメージガール募集
※20歳―33歳 彼氏なし 独身の方 ※石原さとみ似の方 ※束縛しない方」
「歯が無い方 手羽先無料 ※歯3本につき1本サービス ※20歳以上の方のみ
※10分程度の検診あり ※3日前までに要予約」
「壁ドンはじめました 1回500円 (おじさん選べます)」
「おじさんレンタル始めます (1h3000円)」
「看板ピカイチ! 売上イマイチ!コンパは週イチ!」
「初のオンライン合コン 相手がまさかの嫁 臨時休業中」
などなど、一見して変な看板を出していたが、お店の方はいたって普通の方々だった。
3人で共同経営しているそうで、お客さんが来て欲しいと始めたそうだが、
閉店時に看板を撮影していく方は増えたが、実際の客足はそれほど伸びているわけでもないという。

■風に乗って聞こえてくる謎の声 新潟県長岡市
投稿:T.M.さん
登録ならず 1000年以上の歴史があり、国指定重要無形文化財に指定されている「闘牛」でも知られる新潟県長岡市の田畑が広がるのどかな集落で、どこからともなく人の歌声のような音が聞こえてくる光景。
地元で聞いてみたところ、実際に噂にはなっていて、警察に苦情の通報が入ったこともあったという。
今は集落から離れた海岸から声が聞こえてくるという情報をもとに現地へ行ってみた。
そこにいたのは男性で、昨年病気を患い、リハビリのために発生練習をしているとのことだった。
確かに以前、民家の近くで発生練習をしていたら苦情が来てしまったので、今は海岸で声を出していて、特に苦情は来ていないとのことだった。

■「つちのこ遭遇場所」の看板 新潟県糸魚川市
投稿:T.Y.さん
登録ならず 新潟県糸魚川市にある「えちごトキメキ鉄道・日本海ライン」の筒石駅は雪崩や土砂崩れ対策で地中深くに駅ホームが造られており、改札口から暗い通路を40mほどくだるとホームにたどりつける。
そんな糸魚川市の郊外の山に「つちのこ遭遇場所」と書かれた看板が立っている光景。
ツチノコは1970年代にブームにもなった未確認生物で、頭が大きく胴体が太くて短い蛇のような生き物で、当時から日本各地で目撃情報があった。
糸魚川市のその場所でも、過去に山菜採りをしていた方がツチノコに遭遇したそうで、その場所に看板を立てたという。
実際に「つちのこ探検隊」が発足し、毎年、つちのこ捕獲作戦を実行して探しているそうで、捕獲したら賞金1億円を出すプロジェクトも進行中だという。

■バスが来ないバス停 京都府福知山市三和町 ★珍百景登録★ 京都府福知山市の郊外の集落にある「田ノ谷・岩見」と書かれたバス停看板と時刻表がある場所にバスが全く来ない光景。
以前は走っていたバス路線が廃線になったわけでも、季節限定のバス路線でもないようで、現地で調べてみたところ、近くにある民家のご主人岩見さんが家の表札をバス停っぽくデザインしたということだった。
自宅が周りより高いところにあるので、配達の方々などがわざわざ登って確認しなくても済むよう道沿いに立てたそうで、バス停そっくりだった。
他にも面白い看板を設置していた。

■バスが来ないバス停 愛知県豊橋市神野新田町 ★珍百景登録★ 豊橋カレーうどんが地元グルメとして知られる愛知県豊橋市の住宅街に、バスが止まらない謎のバス停と待合室がある光景。
平日7本、土日祝4本と記された時刻表もあるが、予定の時刻になってもバスが来る気配もなかった。
近くにあるカフェで聞いてみたところ、あえてニセモノのバス停を設置しているのだという。
このバス停を設置したNPO法人ぽかぽかの森の杉野友香さんによると、ドイツの老人ホームで認知症のお年寄りが外出してさまよってしまう対策としてニセモノのバス停を作ったところ、そこにとどまり遠くに行かずに済む効果があったそうで、バス停そっくりの待合室を設置しているのだいう。

■包丁研ぎ名人の中学1年生 兵庫県神戸市 ★珍百景登録★ 兵庫県神戸市在住の中学1年生・河本陽向君が日本中から依頼を受けて包丁を研いでいる光景。
多い日は1日60本研ぐこともあるそうで、お母さんが「包丁研ぎます」とSNSにアップしたら依頼が全国から殺到し、今まで1年半で1500本以上も研いだという。
陽向君が包丁研ぎにのめりこんだきっかけは、小学校5年生の時に行った長野での山村留学で、小刀の研ぎ方を教えてもらったことだという。
神戸に戻ってきた後、コロナで小学校が休校になっていた際、お母さんが「ヒマなら包丁研いでよ」と声をかけて楽しくなり、京都にいる職人の武田昇さんに弟子入りするまでになった。
陽向君は研いでいると、包丁を使っていた人のことが想像できて奥深いので趣味で続けているそうで、お金やお礼は受け取らないという。
将来は世界各国をまわって日本の包丁研ぎの技術を広めるのが夢だとか。

■毎日山を登って仕事へ通う86歳おばあちゃん 山形県鶴岡市羽黒町 羽黒山
投稿:中田京子さん
★珍百景登録★ 国宝・羽黒山五重塔でも知られる山形県の名所・羽黒山の参道の茶店に86歳のおばあちゃんが、シーズン中は毎日、急な坂を登って餅米や食材を持ち運ぶ光景。
髙城静恵さん(86歳)は、急な山道を毎日上り下りして二の坂茶屋へ通い、娘さんと餅をつき名物の「3色餅(力餅)」を訪れる人にふるまっている。
静恵さんは嫁いでから60年ほど、毎日のように全部で2446段あるうちの二の坂茶屋までの1200段ほどを1時間ほどかけて上り下りしているという。
かつては10㎏ほどもある食材を背負っていたそうで、弁慶が奉納する油をこぼしたとか、急な坂で脂汗をこぼしたと伝わる「油こぼし」とよばれる急な坂も難なく登るほどお元気そのもので、静恵さんに会うのを楽しみに全国から来るお客さんもいるとのこと。
※二の坂茶屋は、11月末から4月まで、積雪のため冬季休業

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