これまでの放送

2021年11月14日放送

【ゲスト】中山秀征・SHELLY

■愛知・どんなことしても破れない!?最強の網戸
■和歌山・個人がつくった最高のおろし金!大根おろしの味の違いをスタジオで実食
■千葉・アルコール消毒器の音がケンシロウ!?
■山形・田んぼに“偶数”“奇数”と書かれた謎看板
■兵庫・田舎町になぜ!?世界トップクラス規模の巨大研究施設
■群馬・群馬だけだった!?独特な数の数え方
■三重・娘3人と父親が大道芸人の珍家族!大道芸で暮らす家族に密着

■東京の川で暮らす野生のタヌキ 東京都江東区
投稿:佐藤さん
★珍百景登録★ 大都会・東京を流れる荒川の河川敷の茂みで野生のタヌキが暮らしている光景。8月ぐらいから見られるようになったそうで、10匹以上いるようだった。人を見ても怖がる様子を見せず、カメラにも興味津々のようだった。
タヌキ・アライグマ・ハクビシンも市街地近郊で見かけられていますが、危険なので近づいたり、エサをあげたりしないでください。被害が出ている場合は、近くの自治体に、ご相談ください。

■離島の港に出現する人になついたウミガメ 鹿児島県与論島
投稿:池田直也さん
★珍百景登録★ 先祖代々、一族が「ヤーナー」という名前を受け継ぐ文化が残り、「東シナ海の真珠」とも呼ばれる美しい海にも囲まれた鹿児島県の与論島。そんな与論島の港に夜になると野生のウミガメが現れる光景。夜釣りの帰りに船が港に近づくと、毎日のようにウミガメが近寄ってくるという。与論島にはギリシャのミコノス島との友好を記念して海底に設置した海中宮殿もあり、インスタ映えスポットとしてダイバーたちにも人気だとか。

【No.1だけが登録!アピール珍百景対決】
■強度日本一!?史上最強の頑丈すぎる網戸 愛知県北名古屋市
愛知県北名古屋市の住宅用サッシの製造販売会社の網戸が丈夫で、火であぶってもナイフや包丁で切り付けても穴が開かず、金属バットでたたいても破れない光景。株式会社長尾木鋼の長尾英二代表取締役によると、一般的な網戸は合成樹脂製だが、防犯のために、ステンレス製ワイヤーを編み込んで熱に強く、さびにくい網戸を開発したのだという。
185cm×122cmのサイズで、一般的には5000円~1万円ほどだそうだが、この丈夫な網戸は13万6000円とのこと。

【No.1だけが登録!アピール珍百景対決】
■素人が作った最高級のおろし金 和歌山県橋本市
投稿:新家崇元さん
和歌山県橋本市の新家崇元さん(57歳)が30年以上続けてきた建築関係の仕事を辞め、最高級のおろし金を作っている光景。以前の仕事とは関係なく、おろし金を独学で研究し、2年ほどかけて、デザインも新しいおろし金を作ったという。京都にあるミシュランガイド3つ星の「菊乃井」のご主人・村田吉弘さんも愛用されているという。
力がない方でも楽にすりおろせるように、目立ても300年ほど伝統的に続いてきた「ちりとり型」のデザインを新しくし、目立ての角度や数も調整したという。
すりおろしても素材がつぶれず、素材本来の味が残っているので食感も違うとのことだった。
価格は小サイズ1万1000円、中サイズ1万2100円で、中には「まぼろし」20万円ほどの商品もあるとのこと。

【No.1だけが登録!アピール珍百景対決】
■キャラクター人形でPRする中野区 東京都中野区
★珍百景登録★ 中野区が「中野大好きナカノさん」という小さなキャラクター人形と中野区内の風景を映してSNSに写真をアップしてPRしている光景。中野区シティプロモーション課の高橋さんによると、中野大好きナカノさん人形を使ったPR活動は2019年から始めたそうで 、2021年9月からはチビナカノさんの一般貸出も始めたという。

【No.1だけが登録!アピール珍百景対決】
■人気アニメのヒーローの声がする消毒器 千葉県鋸南町
投稿:高橋さん
自動でアルコール消毒液が噴射出るタイプの消毒器に手をかざすと人気アニメ「北斗の拳」ケンシロウの「アタアタアタ」いう声が聞こえてくる光景。製造メーカーに聞いてみたところ、自動噴射する際に発動するモーターの音が偶然、ケンシロウの声のように聞こえるだけのようだった。

【No.1だけが登録!アピール珍百景対決】
■靴下のような日焼け跡 大阪府大阪市
投稿:岩本さんご夫婦
サッカーのコーチをしている岩本さんの足に、まるで白い靴下をはいているかのようにくっきりした日焼け跡が残っている光景。同じ丈の靴下をはき続けた結果、日焼け跡が濃くなったという。

■田んぼわきに謎の看板(偶数日と奇数日で田んぼに水分け) 山形県遊佐町
投稿:高橋さん
★珍百景登録★ 山形県遊佐町の広い田園地帯に赤い文字で「偶数」青い文字で「奇数」とだけ書かれた謎の看板が立っている光景。月光川土地改良区の石垣さんに聞いてみたところ、田んぼの水源である月光川の水を全ての田んぼに水が平等に行きわたるように振り分けるための看板だという。
偶数の日に水を入れる田んぼと、奇数の日に水を入れる田んぼを分けることで、水が不足することなく、平等に分けられていきわたるのだとか。特に夏場に雨が少なくなる渇水期は看板で水の流れをコントロールする必要があるとのこと。

■山奥に世界最大級の円形研究施設 兵庫県佐用町
投稿:中田優成さん
★珍百景登録★ 日本で一番大きい口径約2mの光学望遠鏡「なゆた望遠鏡」で100億光年先の宇宙を観測できる西はりま天文台がある兵庫県佐用町。見渡す限り、山に囲まれたところに周囲1.5kmほどもある巨大な円形の研究施設がある光景。その周辺一帯は播磨科学公園都市で、小高い丘を囲う円形の建物は理化学研究所 放射光科学研究センターの大型放射光施設 SPring-8(スプリングエイト)という最先端の研究施設だという。円形の建物内部にある加速器で電子を高速円運動させることで、レントゲン写真に使うX線の1000万倍もの強いX線を出すことができるそうで、それを使って物質の性質を原子・分子レベルで解明して化学反応などの超高速の動きをとらえることができるのだという。超高圧高温状態での金属内部の原子の振動スピードを測定することも可能だとか。
一般企業、大学、JAXA、警察、医療機関などから依頼がくるそうで、捜査・宇宙、新型コロナウィルスの研究まで幅広い分野で利用されているという。最近では、はやぶさが持ち帰ったイトカワ微粒子や、リュウグウの微粒子も、SPring-8に持ち込まれ、内部の微細構造を3次元でCT撮影し解析していたり、違法薬物の構造解析や鑑定など警察から依頼された分析もしているとか。また、この建物周辺は地盤が固く、山崎断層からはずれた場所のため、地震で揺れても大きな影響を受けにくく、巨大な研究施設が建てられたとのことだった。

■群馬県民だけの独特な抑揚の数え方 群馬県
投稿者:永井さん
★珍百景登録★ 群馬県のほとんどの住民が数える時に、11から独特な抑揚で歌うように数える光景。
実際に群馬県の皆さんに数えてもらったところ、11から19まで独特の節で歌うように数えたが、20からは普通に戻っていた。県境をまたいで埼玉県で数えてもらったら、特に抑揚もなく普通に数えていた。ぐんま大使の中山秀征さんによると、子どもの頃、風呂に入る際に親が数えるのをマネして子どもも数えるうちに、伝わっている抑揚なのではないかとのこと。
他にも、学校の授業が始まる際の号令が「起立・礼・着席」ではなく「起立・注目・礼」と「注目」が入るという。また群馬の名所などを歌にした地域限定の「上毛かるた」があり、子どもからお年寄りまで覚えているとのこと。

■3姉妹が頑張る大道芸人一家 三重県鈴鹿市  ★珍百景登録★ 平安時代から続く伝統の伊勢型紙でも知られる三重県鈴鹿市。そんな鈴鹿市で暮らす吉田家の3姉妹がいる5人家族が全国各地で大道芸を披露している光景。吉田さんご家族は、父・貴彦さん(46歳)、母・智美さん(37歳)、長女・百花さん(ももか・高校1年生)、次女・菜々花さん(ななか・中学3年生)、三女・有花さん(ゆうか・33歳)の5人家族で、土日祝日に各地で、家族みんなで大道芸を披露して生計を立てているという。姉妹は、父の姿を見て大道芸を始め、普段からテレビのリモコンやミカンをを投げあげてジャグリングのように回したり、学校や塾から帰った後、大道芸の練習をしたりしていた。娘さんたちが、普段は言えないことを、お父さんへの手紙として書いて読んだところ、お父さんの涙が止まらなかった。

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