■ダンボールの家　栃木県大田原市 ★珍百景登録★ 梱包資材や梱包箱を扱っている会社が作った段ボールでできた家の光景。
タカムラ産業では、木材・金属などの建築資材を使わずに、段ボールの約10倍の対圧縮強度があるという「強化ダンボール」で家の土台から屋根まで作ることに成功し、表面にラミネート加工も施すことで水もはじくそうで、将来的には商品化も目指しているという。
家の中のイスやテーブルなど、家具も段ボール製だとか。
他にもショベルカー、戦車、人力車、地震や豪雨災害などの避難所で使うシステムパーテーションなど、段ボールの可能性を広げたいと、色々なものを作っていた。

■街路樹の中に埋まった信号機　茨城県日立市
投稿：Ｋ.Ｒ.さん ★珍百景登録★ 茨城県日立市の道路沿いの街路樹が信号機と完全に一体化している光景。
丁字路のつきあたりに生えている街路樹のすぐわきに車両用の信号機があり、車から信号機が見えなくなることがないよう、毎年、信号機のまわりの枝葉をせん定しており、隠してしまうことはないとのこと。

■道路案内の裏に現れた伊達政宗　宮城県仙台市
投稿：瀬川厚志さん 登録ならず 宮城県仙台市の歩道橋の上から見える道路案内標識の裏側に伊達政宗の騎馬像のようなリアルなシルエットが浮かび上がっている光景。
青葉区建設部道路課の担当者に聞いてみたところ、看板が西日を反射するのを防ぐため、反射防止塗料を塗る際に、依頼を受けた業者さんが遊び心で、仙台のシンボルとしても有名な伊達政宗公の騎馬像のシルエットを描いたとのことで偶然ではなかった。

■ふるさと納税の返礼品でサウナ付きキャンピングカー1日レンタル　北海道当麻町 ★珍百景登録★ 「でんすけすいか」という高級スイカが町の名産で農業が盛んな北海道当麻町へのふるさと納税でサウナを搭載したキャンピングカーを利用できる光景。
元々、当麻町役場で働いていた村椿哲朗町長（41歳）が立案して、当麻町にある民間企業4社と共同出資で開発したキャンピングサウナバスだという。
当麻町への10万円の寄付の返礼として、当麻町に来て24時間、車をレンタルして自由に使うことができるとのこと。
2021年6月から返礼品として取扱いを始め、取材時点ではまだ申し込みはないという。

■昭和レトロ感たっぷり？「高級アパート」　奈良県大和高田市　
投稿：Ｏさん ★珍百景登録★ 奈良県大和高田市の住宅街に懐かしい雰囲気ながら「高級アパート」の看板を掲げた木造2階建ての集合住宅が建っている光景。
その「めぐみ荘」のオーナーに聞いてみたところ、今から60年ほど前、1962年に建てた当初は2階建ての建物自体、その地域では珍しく、各部屋の設計も部屋ごとに変えていたこともあり、「高級アパート」だったとのこと。
当時は、魚店、精肉店など、１階にお店が入り、居住者でにぎわっていたそうだが、今は居住者はおらず、空室だという。
ただ、今後、公民館や集会所のような地域住民の皆さんが利用する施設として活用して欲しいと考え、壊さずに残しているのだとか。

■密集した住宅街が浮かぶ湖　滋賀県近江八幡市
投稿：牧野広美さん 登録ならず 日本最大の湖・琵琶湖の南にある滋賀県近江八幡市の高いところから見ると琵琶湖の西の湖に密集した住宅街が浮かんでいるように見える光景。
ドローンで上空から撮影してみたところ、投稿者が見た山の上の方の角度から見ると確かに湖に突き出た半島に家が密集しているように見えたが、実際に現地に行ってみると、密集しているわけでもなく普通の住宅街だった。
現地の方々によると、その辺りは別荘地として売り出されたところだという。

■宇宙食を目指す餃子の自販機　岐阜県本巣市 ★珍百景登録★ 岐阜県本巣市にあるラーメン店の自販機で「餃子を宇宙へ　めざせ！スペースフード」という看板を掲げて宇宙食を目指す餃子を自動販売機で売っている光景。
清太麺房（しんたいめんぼー）という年間3万杯超の人気を誇る「最強味噌ラーメン（800円）」が有名なラーメン店の鈴木清倉店長に聞いてみたところ、コロナ拡大で食べに来てくれるお客さんが減ったのをうけ、長持ちする餃子を開発し、スケール大きく宇宙食採用を目指してフリーズドライの食品をお店の前の自動販売機で売っているのだという。
宇宙食を目指す餃子を作るにあたり、鈴木店長は知識も技術も持ち合わせていなかったそうだが、地元の本巣市商工会に相談し、岐阜県食品科学研究所を紹介してもらって、保存可能な餃子のフリーズドライ技術の開発援助をしてもらったとのこと。
賞味期限は現時点で4ヵ月だが、宇宙を目指すには最低でも1年半の賞味期限が必要だという。

品ぞろえ最強！1200種のタバコ店　神奈川県川崎市
投稿：Ⅰ.Ｋ.さん　 ★珍百景登録★ ＪＲ川崎駅のそばに世界各国1200種類以上のタバコを売るタバコ専門店がある光景。
世界中のタバコを取り扱っている三島商店の店主・三島大幸さんに聞いてみたところ、もともとは三島さんのおじいさんが始めたタバコ店を代々継いできた店で、お客さんから「この店にないタバコを買った」と言われるのが悔しくて、海外からも1000種類ほど仕入れて国内のものとあわせて1200種類もの豊富な品揃えに至ったという。タバコの葉がいたまないよう店内は室温１８℃に設定し、全ての商品にナンバリングして管理しているという。ちなみに、最も高いタバコは１箱3000円（「トレジャラーブラック」20本）だそうだが、あまり売れないとのこと。タバコ店の営業にあたっては財務省のたばこ事業法で、互いが競合しないよう、店同士が一定の距離をとらないと営業できないと定められている。

■玄関ドアに外向きのエアコン　愛知県名古屋市　
投稿：Ｈ.Ｊ.さん 登録ならず 愛知県名古屋市の住宅街にある家の玄関ドアに外に向いてエアコンが取り付けられている光景。
こちらの民家に見える建物は、実はエディオン今池東店という電器店で、エアコンを販売していることを通りがかった人たちにわかってもらうために、宣伝としてエアコンを見えるところに取り付けたのだとか。