これまでの放送

2021年6月20日放送

【ゲスト】高畑淳子、霜降り明星

■北海道・銭湯をリノベーションした無人旅館
■東京・24時間いつでも洋服が買える!無人販売店
■神奈川・道ばたにひっそりと立つ犬のお墓
■三重・トンネルの上に謎の鳥居
■浜松で発見・・・卓球台でヘディング合戦の新スポーツとは!?せいや参戦熱望!?

【NO.1だけが登録!今どきの無人販売のお店で珍百景対決!】
■買い方がわからない店 東京都中野区
投稿:中田千絵さん
★珍百景登録★ 西武新宿線・野方駅のそば、野方本町通り商店街にある24時間営業で店員さん不在の洋服店の光景。
店名も「ムジンノフクヤ」で新品の洋服から子ども服の古着、リメイクした衣装など、1着ごとに色分けされたハンガーにかけられ、その色ごとに500~5000円の決められた代金を店内の券売機でチケットを買って支払うシステムだという。
運営会社代表の平野さんによると、店内の複数個所に防犯カメラを設置し、窓を大きくし店の外から店内が見えるようにしてあるため、ほとんど盗難などはないとのこと。

【NO.1だけが登録!今どきの無人販売のお店で珍百景対決!】
■ホルモンの無人販売 東京都渋谷区
東京・恵比寿のおしゃれな街に冷凍ホルモンを真空パックに入れて売っている無人販売所がある光景。
ホルモンショップnaizoo店主の蒲池さんに聞いてみたところ、都内で飲食店を7店舗ほど経営していたが、コロナの影響で経営が苦しくなり、2021年5月に冷凍ホルモンの無人販売を始めたという。
値段は1500円で、一番人気は牛の大腸「シマチョウ」だとか。

【NO.1だけが登録!今どきの無人販売のお店で珍百景対決!】
■無人ホテルに変身した銭湯 北海道札幌市  
投稿:藤川美由紀さん
北海道札幌市にある銭湯のような雰囲気の無人ホテルがある光景。
山鼻温泉・屯田湯旅館は、元々老舗の銭湯だが、2020年7月に改築してスタッフ不在のホテルとしてリニューアル。
予約はインターネットでのみ受け付けていて、オートロックの暗証番号をもらいチェックインするシステムだった。
内装は銭湯の仕切りがそのまま残り、浴室の痕跡が残っていた。
滞在中は清掃スタッフも入らないため、自分で風呂を入れて掃除するシステムだった。

■サッカーと卓球がまざった新スポーツ(ヘディス) 静岡県浜松市
投稿:平野伸幸さん
★珍百景登録★ 倉庫のような建物の中で卓球台をはさんだ2人がラケットを使わず、ヘディングでボールをラリーしている新しいスポーツの光景。
これはドイツ発祥の「ヘディス(HEADIS)」というスポーツ競技だそうで、ルールはほとんど卓球と同じだけど、頭でボールを打ち返すためなら台の上に乗ってもよいという。
投稿してくれた平野さんはサッカー経験者4年ほど前に、ヘディスの大会に参加してみたところ、80人ほどの選手が出場した東海地区大会で勝ち抜いて優勝、その後に開かれた全国大会も未経験ながら勝ち上がり、日本チャンピオンになったとか。
日本でヘディスをやっている人は、わずか500~600人だそうで霜降り明星せいやさんはサッカー経験者で身軽なこともあり、興味津々で「チャンピオンになれるのでは」と参加意欲満々だった。

■大学の水飲み比べサークル 東京都新宿区 登録ならず 上智大学に通う茂木さんがサークル仲間の大学生たちと新宿・歌舞伎町のバーのようなところに集まって色々な大学の水を飲んだだけで当てる「利き水」をしている光景。
全国の有名大学では、各大学オリジナルのミネラルウォーターを販売しているという。
慶應大学なら富士山周辺で採取した「慶應の水」、早稲田大学なら岩手県の龍泉洞の湧き水「早稲田の水」、同志社大学なら高知・室戸岬沖の海洋深層水の「天海の水・最襄級」、明治大学なら南アルプスの伏流水「明治大学ウォーター」など、オリジナルの水を大学生協やネットで販売している。
利き水サークルでは原則アルコール禁止で、いろいろな大学の650人ほどの会員が在籍しており、コロナで現在は活動休止中だが、月1回の活動で真剣に水の味を追究しているという。

■道路わきに立派な犬の墓 神奈川県川崎市 
投稿:村上さん
登録ならず 道路脇に「秋田犬 ポチ之墓」と刻まれた墓石が立つ立派なお墓がある光景。
投稿してくれた村上さん親子が近所を歩いていて見つけたという。
お墓に刻まれた文字を確認したところ、今から60年以上前の昭和31年にたてられたそうで、施主は矢元大一さんという方だった。
近所で聞いてみたら、矢元大一さんは既に亡くなられており、親戚だという方に会うことができた。
第二次大戦の頃は、食糧難で大型の秋田犬を飼うだけで非難されたという。
そんな中、飼い主の矢元大一さんが飼っていた秋田犬のポチに並々ならぬ深い愛情を注いでいたため、立派なお墓をたてたとのことだった。

■田んぼに「はつこい橋」 千葉県柏市 手賀沼
投稿:平川さん
★珍百景登録★ 千葉県柏市の手賀沼周辺の田園地帯に「はつこいばし」という名前の橋が架かっている光景。
柏市教育委員会の担当者や我孫子市役所・魅力発信室の担当者に聞いてみたところ詳しいことがわからず、手賀沼の対岸・我孫子市の市役所で聞いてもわかる方はいなかった。
その地域の橋に関する本を出版している「たけしま出版」を訪ねてみたら、「はつこい橋」は手賀沼を干拓した際に用水路にかけた橋で、近くに生息していた鯉にちなんで「初鯉橋」と名付けられたのではないかとのことだった。

■住宅街の交差点の上に巨大な鉄塔 埼玉県鴻巣市 ★珍百景登録★ 埼玉県鴻巣市の団地が建ち並ぶ住宅街の交差点の真上に高い鉄塔が立っている光景。
そのすぐそばにも、同じようにいくつも鉄塔が立っていた。
道路をまたいで鉄塔が立つのは珍しいが、近くに住む方に聞いてみたところ、もともと鉄塔が立っているところは田んぼで、50年ほど前に農道に鉄塔が立った後に、住宅街や交差点ができたため、交差点の上に立っているのだという。

■田んぼに「田んぼ発電実験中」看板 千葉県野田市
投稿:成嶋さん
★珍百景登録★ 千葉県野田市郊外の田んぼに「田んぼ発電実験中 東京薬科大学」と書かれた看板が立っている光景。
田んぼの中には淡い緑色の輪のついた棒がいくつも刺さっている。
東京薬科大学が田んぼを借りて実験しているそうで東京薬科大学・生命科学部の渡邉教授に聞いてみたところ、田んぼにいる微生物(発電菌)が稲から出る有機物を吸収して電気を起こす仕組みを利用して実験しているのだとか。
今のところ稲1株で小さなLEDライトを点灯させるぐらいの発電に成功しており、二酸化炭素を発生させない未来の発電システムとして研究しているとのことだった。

■住宅街の駐車場に巨大太陽光発電パネル 神奈川県横浜市戸塚区
投稿:相澤さん
★珍百景登録★ 横浜の住宅街の駐車場に巨大なソーラーパネルが不安定そうな角度で建っている光景。
巨大ソーラーパネルを建造したのは、その土地の地主・綱島さんで環境のことに興味があり、約3000万円かけてエコのために設置したのだという。
太陽光発電のパネルは180枚ほどで、そのサイズは約20m×13mで、離れたところからも目立つほど大きい。
発電効率を上げるため太陽の位置を追尾して向きを変えており、時々、不安定そうな角度になっていることがあるのだという。
1日で一般的な一軒家の1ヵ月分の発電が可能で、すべて売電すると1ヵ月に25万円ほどの収入になるという。

■トンネルの上に謎の鳥居 三重県鳥羽市
投稿:浅井さん
★珍百景登録★ 三重県鳥羽市から伊勢市へ続く第二伊勢道路の白木トンネルの上に謎の鳥居が立っている光景。
山に入って鳥居を目指したが、登山道が整備されているわけでもなく、近くに神社のような建物もなかった。
近くで暮らしている桑島さんに聞いてみたところ、20年ほど前、トンネル工事の頃、地元の有志で、トンネルの山の上の方にある「福岩」と呼ばれる巨大な岩をまつるための鳥居を立てたのだという。
今のところ、福岩への道は整備されておらず、たどり着くのは困難だが、将来的には福岩に行きやすくなるよう道を整備したいとのことだった。

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