これまでの放送

2019年6月2日放送

【ゲスト】
鈴木杏樹、伊集院光

■茨城の山間部に完璧なカムフラージュで自然と一体化する通信アンテナ !?
■味は絶品だけど入店には勇気が必要!?神戸のレトロすぎるうどん屋さん
■何かといえば〇〇をまく!!和歌山県民が大興奮する珍風習!
■最先端の学校・迫力満点の漁・人気の乗り物テーラー…珍百景だらけの離島
■「日本一狭い!?2坪の宅地」「狭い隙間から伸びるド根性ツツジ」…反響の大きかった珍百景のその後もぞくぞく!

【珍百景セレクション&その後】過去放送の珍百景のその後を取材

2009年5月20日放送
歩道の花壇から偶然の花束(東京都町田市)
ワイヤーを覆う黄色いカバーの穴から花束のように咲くツツジ。
道路沿いの歩道に植えられたツツジの一部が誰にも気づかれることなくカバーの中で成長し、地上2mの場所から顔を出して花を咲かせていた。
あれから10年、ツツジは毎年カバーから花束のように咲いているそうで、カバーには「東京電力の支線です。ど根性ツツジを大切にしましょう」というメッセージも。

2010年10月13日放送
日本一狭い!?住宅用の土地(千葉県旭市)
「日本最小(2坪)の宅地」と書かれたタタミ4畳分ほどの三角形の土地。
約40坪の土地の大半を道路拡張のために売却したところ、2坪分の三角形の土地が残ったのでそこに柱を立てて貸し広告として活用しているという。
9年経った今でも土地も柱もそのまま残っていた。

2008年7月30日放送
囲まれてしまった民家(愛知県清須市)
名古屋本線、犬山線、引き込み線(電車を待機させておくための線路)の3線に囲まれ、引き込み線を横断する通路からしか出入りできない土地に建つ家。
引き込み線ができる時に立ち退きの話が出たそうだが、家を建てたばかりだったので拒否したところ、このような状態になったという。
11年前の放送後に鉄道会社に売ったそうで、民家はもうなくなっていた。

2016年1月27日放送
中古車販売店に車以外の商品(千葉県市原市)
中古車販売店「エス・ケイ自動車」の広大な敷地に中古車と一緒に並んで店頭販売されていた本物のセスナ機。
6人乗り(操縦士を含む)のセスナは1968年製で販売価格は200万円(税別)。
3年経った今もまだ売れておらず、しかも鍵を紛失してしまったという…。

2014年9月24日放送
埋め立て地にまさかの野生動物(兵庫県姫路市)
ゴミ処理場や役場の施設などが建つ海の上に作られた無人の人工島「網干浜」のいたる所で野生のタヌキやキツネの群れが生活している光景。
茂みが多く人のいない人工島は住みやすく、近くの山から移り住んだよう。
放送から5年が経った今、人工島にはタヌキもキツネもいなくなっていた…。
木が伐採され茂みが減ったせいか3年ほど前から姿を見かけなくなったそうで、おそらく元の住処である近隣の山に戻っていったのではないかとのこと。

2015年9月30日放送
コンビニに集まるマニア集団(茨城県大子町)
店主の趣味のミリタリーグッズコーナーがあるコンビニエンスストア「小西屋」。
あれから4年、町を盛り上げようと大子町の小学校が登場する劇場版アニメ「ガールズ&パンツァー」のグッズを展示するようになり、その展示品が増えすぎてミリタリーグッズコーナーの規模は縮小せざるを得なくなっていた。
さらに、もともとラーメン店で働いていた奥様のスキルをいかし店内にラーメン屋さんを作ったり、エアガンシューティングコーナー(ハンドガン12発300円、ライフル30発500円)を作るなど、今でもご主人の趣味が経営に影響していた。

■不思議なカーブミラー(栃木県真岡市) 登録ならず 投稿:横山さんご夫婦
道路に背を向け、歩道や空き地を映すように立つカーブミラー。
おそらく工事用に一時的に設置したものを撤去し忘れたと考えられる。

■芸術的な形の巻き込み現象(埼玉県蕨市) ★珍百景登録★ 投稿:松山さんご家族
木の倒壊を防ぐために設置されている鉄パイプを長い歳月かけて巻き込み、まるで木から手が生えたようになった木。

■景色と同化した謎の通信アンテナ(茨城県日立市) ★珍百景登録★ 投稿:U.S.さん
自然に生えた松のようにカムフラージュされた携帯電話の通信アンテナ。
枝や葉っぱはもちろんハチの巣まで再現されたこのアンテナは、土地の所有者や地域住民の要望を受けて景観を損なわないように作られたという。

■細いドアが4つ並んだアパート(埼玉県久喜市) ★珍百景登録★ 投稿:S.T.さん
4世帯分のドアが狭い間隔で並んでいる2階建てのアパート。
その1室は部屋に入ってすぐにキッチンのある廊下があり、その突き当りにはユニットバス、廊下を左に曲がると居室という間取りになっている。
このアパートはドアの位置通りに4列に区切られているわけではなく、1階と2階で2部屋ずつに分かれ、それぞれ手前と奥で区切られた普通の間取りの部屋だった。
駅から近く外観もおしゃれという事で人気の物件なのだとか。

■集会所の電話機&飛び出すトイレットペーパー(栃木県宇都宮市) 登録ならず 投稿:渡邉則彦さん(44歳)
【ショーケースに古い電話機】
ショーケースに展示されている3台の家庭用電話機。
こちらは商店を改装した地域の集会所で、ショーケースは集会所で開催したカルチャースクールなどで作った作品を展示するためものだが、まだ飾る作品が少ないため改装の際に出てきた昔の電話機を置いているそう。

【世界初!?のトイレットペーパー】
ズラリと並んだトイレットペーパーホルダーに「手作り“紙がとび出す”トイレットペーパーホルダー 特許取得済」という張り紙。
このトイレットペーパーホルダーは、押さえて紙を切ると手を離した時にトイレットペーパーの余白がビヨンと飛び出る仕組みになっていて、1500円から8000円ほどのものが販売されている。

■営業中!?廃墟のような飲食店(兵庫県神戸市兵庫区) ★珍百景登録★ 投稿:乾勝統さん
今にも崩れそうな年季の入った建物で営業している飲食店「伊勢屋」。
創業から約60年間、建物は当時のままでほぼ改修していないそうで、店内には阪神・淡路大震災の傷跡もそのまま残っている。
うどん(330円)、そば(330円)、中華そば(370円)、玉子丼(450円)など、メニューも値段も昔からほぼ変えていないそうで、心配した常連さんから逆に「値段を上げた方がいい」と勧められているという。
常連さんのおすすめは甘く煮た揚げをトッピングしたうどん「しのだ」(350円)。
他にも片栗粉でとろみをつけたダシに溶き卵を流しいれた「けいらん」(500円)、ご飯に油揚げをのせた「きつね丼」(500円)など、昔ながらのメニューも多い。

■1年中とにかくモチをまく地域の風習(和歌山県全域) ★珍百景登録★ 和歌山県には何かといえばモチをまく風習があるそうで、お祭りやイベントはもちろん、山開き、地域活性化のために道の駅で、さらには何でもない日の住宅街や港のちょっとした広場でも、年中どこかでモチまきが行われているという。
なぜ日常的にモチをまくのか詳細は不明だが、和歌山県でモチまきは当たり前で年間1000回以上はモチまきが行われているという。
一般のご家庭でも年間10回以上はモチまきに参加するそうで、多くの家庭の冷蔵庫には年中大量のおモチが保管されているそう。
また最近ではおモチと一緒にカップ麺などをまくこともあるよう。


■世界遺産の島に離島ならではの生活(長崎県佐世保市黒島) ★珍百景登録★ 世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つでもある黒島は、島民約400人のうち8割ほどがキリスト教徒。
そのため日曜日に教会で行われる礼拝には多くの方々が参加し、カトリック共同墓地には十字架のついた墓石が並んでいる。
島の公立学校は長崎県初の義務教育学校「黒島小中学校」で全校生徒児童16名。義務教育学校には小中の区別がないので、卒業式や入学式の代わりに6年生の終わりに修了式、7年生の初めに後期課程の進級式が行われる。また校門の文字は佐世保出身で書道八段の腕前を持つEXILEのTAKAHIROに書いてもらったもの。
島で盛んなヒジキ漁は漁の時間が12時~16時の4時間に限定されているため、ヒジキ漁の時期になると旗の合図をきっかけにたくさんの船が一斉にとび出すレースのような大迫力の光景が見られる。
島民の多くがテーラーと呼ばれる耕運機に荷台をつけた乗り物を愛用していて、教会に行くためにスーツを着用してもテーラーに乗って移動している。

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