これまでの放送

2019年5月12日放送

【ゲスト】
中山秀征、秋元真夏(乃木坂46)、岩本蓮加(乃木坂46)

■石川県の動物園でほぼ毎日見られる光景!温泉気分を楽しむアザラシ!?
■地域の高齢者を往診する新潟県の90歳現役医師!
■和歌山県のみかん農家が実践!県から表彰されるほどのエコ農業!?
■大分県で発見!昭和に大ブームを巻き起こした幻の生き物のミイラ??
■「亡き父の代わりに世界を巡るテディベア」「大量の昆虫でできた観音像」…反響の大きかった珍百景のその後もぞくぞく!

【珍百景セレクション&その後】過去放送の珍百景のその後を取材

2009年8月12日放送
衝撃的な大量の千手観音(群馬県板倉町)
板倉町中央公民館に展示されている、クワガタやカナブンなど大量の昆虫で作られた千手観音。
制作者・稲村米治さん(取材当時89歳)が子どもの頃は戦後の貧しい時代で虫捕りくらいしか楽しみがなかった。しかし捕まえた虫はいずれ死んでしまう。そういった虫の供養のために仏像を作り始めたのだとか。
放送から10年、稲村さんは亡くなってしまったが、あの千手観音は今でも公民館に飾られ、観音像を見るために全国からツアー客がやってくるほどだという。
さらに、稲村さんが生前に作製した昆虫だらけの武将の像「昆虫新田義貞」は、東京ドームシティで開催されている企画展にて5月19日(日)まで展示される予定。

2008年10月8日放送
誕生した物語が珍百景な大盛り(群馬県伊勢崎市)
大松食堂の「特大盛りカツ丼」(取材当時2000円)は、大振りの茶碗にこんもりと盛られた8合分のご飯と別皿のカツ卵とじに、小鉢がついた大盛りメニュー。
40年以上前、当時メニューになかった大盛りを横柄な態度で注文する客に腹を立てた先代が「食えるもんなら食ってみろ!」と出したことで誕生したという。
その後、「特大盛りカツ丼」の完食者が何人も出てしまったため、6年前には一升五合(15合)のご飯にとんかつ3枚とたっぷりのカレーを乗せた重さ約7㎏の「ビッグメガ盛りカツカレー」(取材当時4000円)がメニューに加わった。
それからさらに6年、8合大盛りご飯にモツ1.5㎏がついた新メニュー「特大盛りモツ煮定食」(3000円)が増えていたが、さすがに「ビッグメガ盛りカツカレー」を食べきる猛者はまだ現れてはいないという。

2011年6月15日放送
60年以上も現役の電動木馬(群馬県前橋市)
「前橋市中央児童遊園 るなぱあく」では、日本最古とされる電動木馬が今も現役で動き続けている。
1回10円で1分間楽しむことができるこの電動木馬は1954年(昭和29年)の開園当時から設置されているそうで、2007年には稼働中の遊具では唯一の登録有形文化財に指定されたという。
放送から8年、回転木馬は大きな故障もなく今も子どもたちを楽しませていた。

2008年2月6日放送
超セレブなランドセルを売る店(愛知県稲沢市)
ショッピングモールのカバン屋さん「パルタカヤナギ」では、金箔を全面に貼った純金ランドセル(200万円)やオパール・真珠・ダイヤモンド・ルビーをあしらったオールプラチナランドセル(1000万円)が販売されている。
楽しいランドセルを背負い夢を持って学校に行ってほしいという思いから さまざまな高級ランドセルを作っていた内藤社長は、純金のスルメがアクセントのオールするめランドセル(非売品)や、尾長鶏の羽つきランドセル(50万円)なども制作していた。
あれから11年、個人店舗に移転した「パルタカヤナギ」だが、超高級ランドセルを購入する人はなかなかおらず、以前紹介したランドセルは今も販売中だという。
さらに、クモの巣を全面に貼り付け純金やプラチナでクモを描いたクモの巣ランドセル(約500万円)や、サルの毛皮ランドセル(10万円)、木にタマムシの標本をレイアウトしたランドセル(非売品)など、新作ランドセルが次々生み出されていた。

2013年10月2日放送
父と息子の合わせ技のモノマネ(栃木県大田原市)
熱心すぎる演出で息子のモノマネ珍百景をアピールしていた鈴木俊夫さんと、父の演出に素直に従い得意のモノマネを披露していた太朗くん(当時中学1年生)。
放送から6年が経ち太朗くんも18歳。今年大学に進学したという太朗くんには今のところ反抗期もないそうで、6年前と変わらず今も父子仲良く過ごしていた。

2015年7月15日放送
亡き父の夢を叶えた世界旅行(茨城県鹿嶋市)
多忙のため世界一周の夢を果たせないまま亡くなった春日信照さん。そんな信照さんの夢を叶えたいと中学生の娘さんが考え出したのが、「ガンで亡くなった父の代わりに旅をさせてください」という手紙と使い捨てカメラを持たせたテディベアのマックを外国人にリレーしてもらい、父の代わりに世界一周旅行に出すというアイデア。
4年前の時点でマックはスウェーデン、イタリア、イギリス、ドイツなど8ヵ国を旅して各地で写真を撮影。そのエピソードは中学校の英語の教科書にも掲載された。
放送後は全国から100体近くのテディベアが送られてきたという春日さん。
しかしマックは4年前に東南アジアで行方不明になってしまったという。
現在は海外旅行に出かける人に2代目マックを連れて行ってもらうようになり、2代目マックはこれまで15ヵ国を旅したのだとか。

■カーブミラーの鏡の中に入口が!?(和歌山県和歌山市) ★珍百景登録★ 投稿:平山伸治さん
2枚並んだカーブミラーに「丁(丁字路)」と「◇(横断歩道あり)」の道路標示がそれぞれ映り込み、正面から見ると「入口」という文字に見える光景。

■打たせ湯で気持ちよさそうなアザラシ(石川県能美市) ★珍百景登録★ 投稿:加藤泰広さん
絶滅危惧種のトキが日本で唯一展示されている「いしかわ動物園」のアザラシは、天井から落ちてくる水の真下に落ち着き、リラックスした様子で落ちてくる水の刺激を楽しんでいる。
このアザラシは10年以上前から水に打たれているそうで、よく見ると頭頂部の毛が少し薄くなっていた。

■ハート模様がある木(茨城県小美玉市) ★珍百景登録★ 投稿:長須茂さん(68歳)
長須さんのお宅の庭にある木の幹にはハート形のコブがある。
このコブは孫の野澤莉子ちゃん(小学4年生)・中崎創太郎くん(小学2年生)&誠志郎くん(小学1年生)が発見したそうで、アピールのためにと誠志郎君が木の前で大好きなお友達を発表していた。

■不気味な家(埼玉県川越市) ★珍百景登録★ 投稿:Tさん夫妻
半年ほど前から、白塗りした外装の全面に不気味な模様が描かれるようになったという家。
この家の住人はコンテスト入賞経験もある芸術家で、祖父からもらった家の壁を見ていたらアイデアが湧いたためアート活動の一環として絵を描いたそうで、壁中に描かれた×と直線を組み合わせた図柄は星を表現しているという。
近所に住む投稿者は変貌した家を不気味に思っていたそうだが、今回の取材で謎が解けたので、今後は安心してご近所付き合いをしていくそう。

■不気味な少女像(大分県別府市) 登録ならず 投稿:有長英一さん(69歳)
英一さんが3年前に川原で見つけたというツチノコ?のミイラ。
ツチノコは胴体の中央が膨れた伝説上のヘビで、このミイラが本物なら大発見!…だったが、爬虫類の専門家に鑑定してもらったところ、これはヒバカリ(本州から九州に広く生息する小型のヘビ)のミイラで、食べたものでおなかが膨らんでいたためツチノコに見えたのだろうということだった。

■県から表彰された暮らしをする家族(和歌山県有田川町) ★珍百景登録★ 5年前に隣町から移住して築100年の古民家で徹底したエコ生活を送る 松本祐典さん(34歳)、松本朱里さん、虹音ちゃん(6歳)ご一家は、エコに積極的に取り組む姿勢が認められて県から環境賞が授与されたという。
ミカン農家の松本さんは、環境に配慮した自然任せの農法でミカンを栽培。
自家用車は使用済みの天ぷら油を燃料とするバイオディーゼル車に改造し、味噌・醤油などの調味料はほとんど自分たちで作り、洗い物は洗剤を使わず、野菜くずはコンポスト(生ごみ処理機)でたい肥に変え、お風呂は太陽光で沸かすなど、徹底的にエコにこだわった生活を送っている。
松本さんご夫妻はオーストラリアで出会い、その際 現地で持続可能なエコ生活を送る人々に触れて自分たちもそれを実践しようと古民家に移住したという。

■90歳のご長寿が高齢化の町の救世主!!(新潟県長岡市) ★珍百景登録★ 投稿:N.T.さん
急速な高齢化が進む町で現役医師として働く上原兼一さん(90歳)。
1951年(昭和26年)に上原医院を開業して以来68年間にわたり地元住民の健康を守り続けている兼一さんは、誰もが尊敬する90歳の現役医師。
兼一さんは現在、息子の上原兼宗院長と共に経営する病院での診察のかたわら家から出ることが難しい患者さんの元に往診に行き、さらに400年以上続く寺の僧侶としても活躍している。
そんな兼一さんの健康の秘訣は1日に1万歩を歩くこと、なんでも好き嫌いなく食べること、そして大好きなことをして過ごすことだという。

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