これまでの放送

2019年3月3日放送

【ゲスト】
中村雅俊、鈴木杏樹

■普通の会社員が江戸時代の古文書に書かれた場所を90年ぶりに発見!
■まるで軟体動物!体の一部が異様に柔らかい女性!?
■列車の電光掲示板に怪談話のオチみたいな表記!?

【珍百景セレクション&その後】過去放送の珍百景のその後を取材

2015年3月11日放送
期間限定で階段が大変身!(茨城県大子町)
毎年3月3日、100段の階段に沢山のひな飾りが並べられ巨大なひな壇になる。
町おこしのために始めたそうで、毎年多くの人が訪れるのだとか。

2009年3月11日放送
真冬なのに夏のようなお店(秋田県大館市)
真冬の秋田県でかき氷を販売している氷屋さん「河田氷や」。
アイスクリームは冬でも食べるのに、かき氷を冬に食べないのは販売していないからじゃないかと考え、業者などに氷を販売するかたわら真冬でもかき氷を販売するようになったという。しかし冬の売上は1日2~3個程度だった…。
放送から10年、気温-3℃の中 訪ねてみると、この時期でもかき氷を販売していて、店内にはかき氷を食べる学生の姿があった。
休日ともなれば10組以上のお客さんが来ることもあるという。

2012年12月19日放送
おばあちゃん達の意外な活動(秋田県横手市)
平均年齢80歳以上のおばあちゃん達が公園でマイケル・ジャクソンの「スリラー」を軽やかなステップで踊る光景。
同じ町内のお年寄りが集まり、太鼓や民謡を楽しむ「歌おう踊ろう会」の皆さんが、結成30周年を記念し、高齢者でも若い人をビックリさせる踊りを踊れるところを見せようと、町内会のイベントで披露するためのダンスを練習していた。
6年経った今も機会があれば踊っているそう。

2014年1月29日放送
北の大地が生んだ一人芝居(北海道鶴居村)
タンチョウの越冬地で、手作り看板を設置してツルの生態などを1人芝居で紹介する男性。しかし、観光客はタンチョウに夢中で見てくれる人はいなかった…。
男性は87歳になった今年も1人で頑張っているそうで、見てくれる人も増えたそう。

2012年6月6日放送
注目されない毎日のショー(福島県郡山市)
「パソコントラブル 救急レスキュー」では、大通りに面した店の前で従業員たちがほぼ毎日1時間ほどの着ぐるみショーを行っているが、残念ながら立ち止まる人はいなかった…。
放送から7年、現在は違うお店になっていたが、いつでもパフォーマンスができるようにと、ショーが行われていた舞台には今でも着ぐるみが置かれている。

2014年3月5日放送
割烹料理の板前さんがカラフル!!(石川県金沢市)
旬の食材を使った本格的な日本食が楽しめる「割烹たけし」では、7人の板前さんがそれぞれ違う色の割烹着を着用し、割烹着の色でお互いを呼び合っていた。
お客さんに喜んでもらえる料理を作るためには気取らずに恥ずかしさを捨てることが重要という大将の方針で、見習いのピンクから年数と実力で色が変わっていくシステムをとっているという。
放送から5年、色のシステムは当時のままだが、メンバーと色は少し変わっていた。
当時、見習いとして雑用で走り回っていたピンクは、去年結婚して子どもが生まれたためお祝いに贈られた紅白の割烹着を着用。今では3人の後輩を指導する立場になっていた。

2008年11月26日放送
おばあちゃんの日課が珍百景!!(宮城県石巻市田代島)
畠山和子さん(取材当時69歳)が決まった時間に家の壁を叩くと、40匹以上のネコが集まってくる!
漁業が盛んな田代島ではネコは大漁を招く動物として大事にされているそうで、畠山さんは20年以上も朝・夕に壁を叩いてネコを集め、エサを与えているという。
放送から10年、田代島は東日本大震災で大きな被害を受け、震災から8年経った今でも島中で工事が続いている。
畠山さんは現在79歳。高台にあるご自宅には津波被害はなかったそうで、今も変わらず壁を叩いてネコにエサをあげていた。
ネコは半数くらいに減ってきたそうだが、今後もずっとエサをあげ続けるつもりだという。

■島のような住宅街(大阪府大阪市阿倍野区) 登録ならず 投稿:花井さん
住宅街を上から見ると、周りをぐるりと池に囲まれてまるで島のよう。
100年以上前に池だった場所を埋め立てたため、まるで島のような住宅地になったという。
池に囲まれた場所だが、道路もつながっているので特に不便はないとのこと。

■明治から平成まで時代が繋がる場所(愛知県額田郡幸田町) 登録ならず 投稿:宮﨑さん
明治、大正、昭和、平成という地名が並ぶ場所があった!
この場所のもともとの地名が明治・大正・昭和・平成だったわけではなく、元号が変わるたびに後付けで地名を変更していったそう。
現在、平成の隣は大池だが、もうすぐ新しい地名に変わるのかもしれない。

■車内の電光掲示板に一瞬ドキッ!!(埼玉県秩父鉄道) ★珍百景登録★ 投稿:H.F.さん
秩父鉄道の車内の電光掲示板に「次はオマエダ」と表示される光景。
小前田という駅のことだった。

■指の関節が柔らかすぎる人(青森県三沢市) ★珍百景登録★ 投稿:長岡愛梨さん
愛梨さんの母・祐子さんは、関節を逆に曲げて手の甲側で物をつかむことができる。
特に練習や訓練をしたわけでもなく、物心ついたころから関節が柔らかかったという裕子さんは、他にも逆手で果物を絞ったり、ピアノを弾いたり、握手ができる。
医師によると、そもそも関節には一定以上曲がらないようにロックがかかるようになっているが、そのロックが緩い体質の裕子さんのような方もいるのだとか。
ちなみに裕子さんは指以外の関節は意外と硬いという。

■社会問題を解決する小学生(山口県山口市阿知須) ★珍百景登録★ 料理とお風呂が自慢の「てしま旅館」の娘・手島姫萌ちゃん(小学5年生)は、捨てネコや飼育できなくなったネコを保護して新しい飼い主を探す活動をしている。
小学3年生の時に山口県のネコの殺処分数を知り、自分にも何かできないかと家族のアドバイスを受けながら活動を始めたという姫萌ちゃん。インターネット上で寄付を募って旅館の一角に飼育のためのコンテナを設置し、自作グッズの販売で活動費用を賄い、YouTubeやSNSでネコの情報を配信して新しい飼い主を探している。
現在保護しているネコは約30匹。姫萌ちゃんは毎日ネコの世話をしている。
姫萌ちゃんは去年1年で約120匹のネコを譲渡したそうで、その活動もあってか、2016年から山口県のネコの殺処分数は大幅に減り、逆に譲渡数は増えている。
姫萌ちゃんの将来の夢は獣医さんだという。

■子どもがいない島の学校に通う子どもたち(山口県防府市野島) ★珍百景登録★ 島民94人のほとんどが高齢者で、子どもが1人もいない野島の防府市立野島小中学校に本土から通う、小学4年生から中学3年生まで8人の子どもたち。
小学生は4年生と5年生の3人だけなので授業は複式学級で行われ、時には島の学校同士の中継授業が行われることも。また、島の伝統を学ぶ授業や自然の中での課外活動なども体験できる。
通学に使う定期便は1日4本だけなので、朝8時30分の船に乗り遅れると次は12時30分まで船が出ない。また、帰りは夕方4時30分出発の船に乗らなければいけないので放課後の部活もできない。さらに天候不良で船が欠航になり、本土の公民館の一室を借りて授業を行うことも稀にあるという。
ちょっと前までは野島出身の子どもが野島小中学校に通っていたが、その子たちの卒業で野島小中学校は閉校の危機に。学校は一度閉校すると再開は難しいため、学校を存続させるために防府市内の子どもたちを受け入れているのだとか。
子どもたちは島の学校に通うのが楽しいと笑い、島民は子どもたちから元気がもらえると歓迎していた。

■会社員が古文書で90年ぶりの大発見!!(愛知県新城市) ★珍百景登録★ 投稿:竹川友章さん(38歳)
飛鳥時代に開かれて江戸時代には多くの人が訪れたという鳳来寺山の断崖絶壁にひっそりと存在する「隠し水」。今では枯れてしまっているが、古文書によると雨水でも湧水でもない不思議な冷水がある場所で、歴史的にも貴重な史跡だという。
竹川さんは古地図や古文書に記載があるのに、地元の博物館やガイド・案内看板には載っていない「隠し水」の謎を解明したいと、自力で文献や古文書・古地図を調べ、現地調査をして3ヵ月かけてついに「隠し水」を見つけ出したのだとか。
隠し水の石碑には昭和3年建立とあり、90年もの間人々から忘れられていたことがうかがえる。竹川さんの発見を受け、鳳来寺山の案内看板に隠し水が追加されたという。

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