ジャンルを越えた多彩なキャストが集結!!中村ゆりか、小市慢太郎、平野綾、西村瑞樹（バイきんぐ）、破天荒ヒロインに負けず劣らず強烈キャラが大集結!！

　スープカレー店「VOYAGER（ボイジャー）」のアルバイト店員・ミナレ（小芝風花）は、麻藤によってラジオ業界に進出することになりますが、世知辛い世の中、生活のためにはアルバイトを辞めることはできず、ラジオパーソナリティーの傍ら引き続き「VOYAGER」で働くことに。そんな、ある意味ミナレのホームである「VOYAGER」に突如現れる謎の美女・城華マキエ役に中村ゆりかが決定！　2012年に主演映画『５windows』でデビューし、『家族狩り』（2014年）や連続テレビ小説『まれ』（2015年）で注目を集め、『ギルティ～この恋は罪ですか？～』（2020年）の悪女役や、主演を務めた『部長と社畜の恋はもどかしい』（2022年）での熱演で大きな話題を呼んだ中村。この謎の美女・マキエの出現が、ミナレと、ミナレひと筋だった中原との間に三角関係を巻き起こすことに!?　中村の魅力が存分に発揮されるミステリアスな美女・マキエの動向から目が離せません！

　小市慢太郎が演じるのは、麻藤とは古くからの仲で、MRSの雇われ構成作家として人気ラジオパーソナリティー・茅代まどかの番組『September Blue Moon』を担当する久連木克三。まどかとは複雑な関係である一方、実は本職は官能小説家で、原菜乃華演じる南波瑞穂が憧れを抱く存在という役どころです。名バイプレイヤーとして名高い小市は、『救命病棟24時』（2005年）や、連続テレビ小説『てっぱん』（2011年）や『そして、誰もいなくなった』（2016年）、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』（2017年）をはじめ、これまで出演した作品は数知れず。作品ごとに見事なまでに変幻自在に役を演じる実力派です。そんな小市が演じる官能小説家兼構成作家という個性的な役柄にご注目を。

　ミナレのラジオ業界進出のきっかけとなる、麻藤に泥酔しながら話した失恋トークを流されるMRSの看板番組『September Blue Moon』を担当する人気ラジオパーソナリティー・茅代まどかを演じるのは、“声”のスペシャリスト・平野綾！　女優としてミュージカル『レ・ミゼラブル』（2013、2015年）、『モーツァルト！』（2014、2018年）、『レディ・ベス』（2014、2017年）など主演級の役を務め数々の舞台で活躍する平野は、子役からの経歴を活かしドラマ、映画にも多数出演。声優として絶大な人気を誇るきっかけとなった、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』（2006-2009年）の涼宮ハルヒ役として知られ、その魅力的な声と確かな演技力で魅了し続けています。そんな平野が演じるまどかがラジオを通して放つ美声に、ぜひご注目ください！　さらに、まどかは「リスナーが主役」をモットーに真摯にラジオに取り組む一方、ラジオ業界の新参者・ミナレには敵対心むき出し！　MRSを舞台に度々繰り広げられるミナレVSまどかのラジオパーソナリティーたちによる遠慮なしの“口撃”バトルも必見です。

　『波よ聞いてくれ』にはまだまだ注目すべきキャラクターが。ミナレのバイト先であるスープカレー店「VOYAGER」の店長・宝田嘉樹を演じるのは、なんとバイきんぐ・西村瑞樹！　北海道で食べたスープカレーに感銘を受け、「パンとカレーの夢空間」というこだわりのコンセプトで店を開いたのですが、ミナレにことごとくイメージをぶち壊され、さらに遅刻上等、やりたい放題のミナレを嫌っており、度々バトルに！　最近ではバイきんぐの芸人としての活動の他に、ソロキャンプ芸人としての活躍が目立つ西村ですが、実は『恋より好きじゃ、ダメですか？』（2019年）や『ゆるキャン△２』（2021年）で俳優も経験済み。今作ではミナレと激しいバトルを繰り広げながら、中原には全く別の表情を見せるという落差の激しいキャラクターを西村がどう魅せてくれるのか、ぜひお楽しみに！

　実に多彩な豪華キャストが勢ぞろいした『波よ聞いてくれ』。破天荒ヒロイン・ミナレと、この個性さく裂の濃ゆ～いキャラクターたちがどんな掛け合いを見せてくれるのか、ぜひご期待ください！