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JR東海

2009/06/10 雁の寺-相国寺 瑞春院

名刹相国寺の塔頭、瑞春院。作家・水上勉は、9歳で得度してから13歳で寺を飛び出すまで、このお寺で修行していました。ここを舞台にしベストセラーとなった自伝的小説「雁の寺」。本堂には、小説にも登場する襖絵があります。親の雁が子に餌を与えている襖絵。主人公はこの絵に、親元を離れて寂しい思いをしている自分自身を重ねて見ていたと言います。

小説に登場する雁の襖絵


相国寺瑞春院ホームページ http://www.shokoku-ji.or.jp/shokokuji/tatcyu/zuisyunin.html

ディレクターから一言

風流な音を楽しむ水琴窟がある、このお寺。実は、今回紹介したもの以外にもう一つ、水琴窟があります。そちらは、最近になってから住職のお母様が作られたもので、ご年配の方でも膝を曲げずに靴のままで、筒に耳を傾けて音色を楽しめます。いらした方への細やかな気遣いを感じさせるお寺です。

 




  上京区相国寺門前町 TEL: 075-431-3703 (拝観は予約制)

  曲名:LUIS BACALOV  プレイヤー:Norah Jones
  レーベル: キングレコード  KICP 502

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