飛鳥川の上流、稲淵にある長い長い名前の神社、飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社(あすかのかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ)。本殿はなく、拝殿は「遥拝造」で後ろにも扉がり、後方の山を拝する形。つまり、御神体は後方の山なのです。ここはまた「雨乞い」の神様として、長く人々の信仰を集めてきました。雨乞い祈願や願いが叶ったときに踊る「ナモデ踊り」の絵馬が奉納されており、独特の雰囲気を醸し出しています。