「林美木子さん」 大和絵は、平安時代に発達した日本的な画法で、源氏物語の絵巻物などによく使われました。この大和絵を受け継ぐ数少ない画家が、林美木子さん。平安当時と変わらぬ岩絵具を使い、極細の線と艶やかな色彩で、作品を仕上げていきます。 最近の作品は、源氏物語全54帖の板絵。平安貴族たちが楽しんだ美しき芸術が、 当時と変わらぬ輝きでよみがえりました 。