(2007/2/7)

「伊達伸明さん」

造形作家の伊達伸明さんは、取り壊されてしまった古い建築物の廃材を利用して、それをウクレレに作り変えるという活動をしています。第一号の三条大橋ウクレレに始まり、今や三十軒を越える建物をウクレレ化してきました。その中の一つ、「法然院ウクレレ」はブルーの銅版を貼り付けた見た目も非常に美しい、芸術品とも言える作品。弦をはじくと雨粒を散らしたような音がするとか…。伊達さん自身が演奏するウクレレの音が、法然院を飛び出して京に街に響きます。