｢表千家」
千利休以来四百有余年、格式高い茶の湯の伝統を伝える表千家。茶の湯では、１１月はいわば「正月」にあたる特別の意味をもつ月です。立冬（１１月７日）を過ぎた頃、五月から半年間使ってきた「風炉」をしまい、畳を替え、「炉」を開きます。使う灰も「風炉」と「炉」では区別されています。「炉」で使う灰は「ぬれ灰」。番茶で染めて湿った灰で、表千家家元にある「灰小屋」で保存し、長年にわたり大切に使い続けているものです。炭は二寸五分に揃えた「池田炭」。これから半年の間、この「炉」を使ってお茶が点てられます。
表千家ホームページ
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