「興聖寺」
栄西禅師、明恵上人、千利休の3人の茶祖と茶業功労者の功績をたたえ、宇治茶の振興を図るため、毎年10月に行われている「宇治茶まつり」。「名水くみ上げの儀」は、豊臣秀吉が宇治川の水をくんで茶会を開いたことにちなみ、宇治橋三の間からしゅろ縄につるした釣瓶でくみ上げます。この水は五本の竹筒に移し、曹洞宗の大本山、興聖寺に運ばれます。興聖寺では、半年間茶壷の中で寝かせた今年の茶をあける「茶壷口切りの儀」や、宇治川の水を使っての、表千家の堀内宗心(ほりのうち・そうしん)宗匠による献茶などが、とり行われます
。
|